思わずお灸がしたくなる、情報量です。

お灸を据えられるのは、あまり嬉しくないことだと思っていたのですが、齢を重ねるうちに「ぜひ据えてくれ」と思うようになりつつある、三十路街道まっしぐらの私も含めて、セルフメンテナンス道に日々精進していると「鍼灸」が目に入ってくるのは、至極当然の道理であります。

その端緒としてお薦めしたいコンテンツをご紹介。せんねん灸ホームページで無料にて公開されている「オンラインツボブック」です。

 『せんねん灸ツボブック』は、Amazonや公式オンラインショップにて販売されている、ツボの位置とそのツボがどこに効果があるかを解説したハンドブックで、「オンラインツボブック」はそのオンライン版。

「無料だと一部公開」なんていう切ない事態は、我々はもう慣れっこですが、このオンライン版はほとんどのページが公開されています。私の自宅にある『せんねん灸ツボブック』と比較すると、冒頭と末尾にある解説文以外のツボの図は、全部無料で閲覧可能です。

ちょっと出先でツボの位置を見ながらセルフ指圧で押すもよし。自宅でお灸を据えるもよし、パートナーに押してもらうもよし、中山式快癒器のような器具を使ってグリグリ刺激するもよし。しかもうれしいことに、PDF版も無料でダウンロードできます。Flash非対応のiPhoneにPDF版を入れて持ち歩くのもいいですね。ちょっと最近コリが...なんてときに、気軽にお試しあれ。

せんねん灸

(常山剛)