速読のやり方に「3番目の言葉の法則」というのがあります。

すべての行の最初と最後の2つの言葉を飛ばして読む(3番目の言葉から読み始め、後ろから3番目の言葉までしか読まない)と、必要な情報はきちんとくみ取りつつ、文章により早く目を通すことができるのだそうです。

Photo by Katerha.

 「Stepcase Lifehack」の記事には、

人間は文章を「かたまり」でとらえているので、実際には最初と最後の2つの言葉を読んでいなくても、周辺視野がそれらの言葉もキャッチしているため、文章が理解できる。

とあります。この目で読む方法は、文章の基本的な概要をつかむのに本当に有効です。英語だけでなく、他の言語でも応用はできます。

この法則のすばらしいところは、長い文章でも短い文章でも同じように機能するところ。パソコンの分厚いトリセツからちょっとしたコラムまで、すべての行の言葉を4つ飛ばすだけで、全体ではかなりの量を端折ることになり、読む時間を節約できます。

当然ながら、一字一句飛ばさずに熟読したいという場合はこの法則は必要ないでしょうが、文章の概要や全体像を短時間でザックリとつかみたいという場合に使ってください。

他にも、文章を素早く読むために心がけていることなどあれば、ぜひともコメントに記入お願いします。

7 Speed Reading Tricks by a Former Book-Hater

| Stepcase Lifehack

Shep McAllister(原文/訳:的野裕子)