筆者はこの前、友だちから電話で「iPadにPDFファイルを送るにはどうすればいいの?」と聞かれ、正直ちょっとイラッとしたそうです。こんなことは、やり方を知っているかいないかだけの、本当に簡単なことなのですが、新しいiOSのユーザー(特にiPadユーザー)には多いような気がします。

そこで今回は、iOSデバイスにファイルを移行する一番簡単な方法を、知らない人向けに解説したいと思います。

 

  1. iPhone/iPod touch/iPadをパソコンに接続して、iTunesに繋ぎます(同期したい場合はしてもいいですが、今回はその必要はありません)。
  2. iTunesの左のリストにあるデバイスをクリックします(「デバイス」という項目の下にあります)。
  3. iTunesのメイン画面の上部にある「App」をクリックします。
  4. 「ファイル共有」が表示されるまで下にスクロールして、Appのリストからファイルを移行したいアプリを選択します。
  5. Appのリストの右側の(おそらく空いている)スペースに、移行したいファイルをドラッグ&ドロップします。もしくは下の「追加...」ボタンをクリックしてファイルを選択してもOKです。ファイルを選んだら、すぐにそのファイルはデバイスへ移行されます。移行の途中経過はiTunesウィンドウの上部で確認できます。移行が完了したら、デバイスはパソコンから外しても大丈夫です。


アプリによっては、他の方法でファイル移行できるものもあるかもしれませんが、これが一番正統派な方法で、どんなアプリのファイル移行にも対応しています。Wi-Fi経由でファイル移行をしたい場合や、他の接続方法でファイルを移行したい場合は、そのアプリに他の方法があるのか確認してみてください。

アプリからアプリへのファイル移行には色々な方法がありますが、どんなファイル移行の方法が使えるのか勉強することが一番の近道です。パソコンにiOSデバイスを毎回接続せずにファイル移行したいのであれば、自分で調べるだけの価値はあると思いますよ。自分で一生懸命調べたことは忘れませんから、がんばってください!

Adam Dachis(原文/訳:的野裕子)