『Expression Encoder』には、無料の「スタンダードバージョン」と、有償の「プロバージョン」があり、外見上はマイクロソフトのSilverlight形式(Netflixストリーミングで使用)へのエンコーディングを行なうツールです。しかし、Expression Encoderには別途、とても使い勝手の良いスクリーンキャプチャーツールが含まれています

ウィンドウを一つ、またはエリア、またはカスタムピクセルサイズのウィンドウを設定し、特定の動画のターゲットを記録、などといったことも可能です。カーソル、オーディオ、ボイスオーバー、編集などのオプションもビルトインされているので、他のツールなしでかなり色々なことができます

 Expression Encoderを使って、約2分で作成したのが、下記の動画です。

このようなものであれば、本当にツルッと出来てしまいます(大した動画ではないですが、このくらいで説明が事足りることも十分あるかと)。

このツールのことを知るきっかけとなった「Digital Inspiration」ブログの中の人たちは、もう少し手のこんだというか、長い動画を作成しています。

無料の「スタンダードバージョン」では、作成出来るスクリーンキャストは10分までとなっていて、出力可能な形式が、Windows Media形式のみという制限は付きますが、1080pのHD動画が作成でき、YouTubeにも簡単にアップロード可能です。また、このアプリは最近の他のマイクロソフトアプリと同様、Microsoftの.NET 4.0以降のプラットフォームのインストールが必須となっています。

Microsoft Expression Encoderは、Windowsシステムのみのフリーダウンロード。

Microsoft Expression Encoder 4 [Microsoft via Digital Inspiration]

Kevin Purdy (原文/訳:まいるす・ゑびす)