みなさんの、ウェブを使っていてイライラすることはなんですか?
インターネットは現代人にとって、もはや不可欠なツール。仕事にプライベートに、手放せないものだからこそ、便利さにはとことんこだわりたいですね。たとえば、しつこいオンライン広告や無駄に重たいFlashコンテンツなど、まだ改善すべきところは多々あります。
さて、『Google Chrome』では、スピード改善など、ユーザのイライラを解消する工夫が施されていますが、『Firefox』と比べると、拡張性にはまだ水をあけられている感が...。とはいえ、公式ギャラリーにある拡張機能を駆使すれば、インターネットをぐっと快適に使うことができます。そこで、こちらでは、よくあるイライラ7点をとりあげ、これを解消するための、オススメな拡張機能をご紹介しましょう。
1: 広告をブロックするFirefoxでは、拡張機能「AdBlock Plus」をつかえば、ポップアップしたり、チカチカする広告をブロックできる。同様の仕組みを持つChrome用拡張機能としてオススメなのは「AdThwart」。上のデモ動画でわかるように、「有効化」すると、表示されているウェブページの広告を非表示にすることができる。このほか「AdSweep」やユーザからの評価がよい「AdBlock」も試す価値あり。
2: FlashとSilverlightを選択的にブロックするウェブページのFlash機能をOFFにするツールとしては、Firefox用拡張機能でもリリースされている「FlashBlock」(Chrome版)がベスト。アドレスバーにインストールされると、ウェブサイトのFlashコンテンツや、MicrosoftのSilverlightコンテンツについて、選択してブロックすることができる。
3: リンクをクリッカブル(Click-able)にする クリックしても開かないリンクをクリッカブルにするツールとしては、「Clickable Links」が便利。ただし、現バージョンでは、デフォルトで新しいタブでのリンクオープンができないので(近々修正されることを望む)、新しいタブでそのページを開きたいときは、「Ctrl+クリック」しよう。ちなみに、検索や自動読み込みなどをマルチにサポートする「FastestChrome」にも同様の機能あり。
4: 別々のページをページスクロールする検索結果など、ページごとに分けられているものは、ページ間を行ったり来たりするのが面倒。これを解消するには「AutoPager Chrome」がよい。また「FastestFox」にも、エンドレススクロール機能がある。
5: 長いウェブページをフルでゲットする モニターによっては、サイト全体がうまく収まりきらないことがある。そこで、サイトの長さ・幅を完全なかたちでゲットするには、「WebPage Screenshot」が便利。ツールボタンをクリックし、サイズを選択することが可能。新しいタブで画像を保存することもできる。
6: ダウンロードウィンドウを開く Chromeのダウンロードには「Ctrl+J」というキーボードショートカットがあるが、ボタン操作がお好みの場合は、「Downloads」という拡張機能を使うのも手。
7: 書式を反映させずにテキストコピーする 「Copy Without Formatting」は、書式を反映させずにテキストコピーできる拡張機能。従来のように、コピーしたテキストを、いったんメモ帳などに貼りつけてからコピペするといった、手間を省くことができる(このテーマについては、「Google Chromeで書式を反映させないコピーが可能になる『Copy Without Formatting』」でもどうぞ)。
おまけ: ユーザスクリプトを使ってアナタだけのChromeに Chrome版の「Greasemonkey」のユーザスクリプトは、いまも日々開発中。「UserScripts.org」で公開されているものはインストールしやすく、その中には、Chromeでも動作するものもある。「ここが、こうなってくれると便利なのに...」と感じているイライラを解消してくれる、知られざるスクリプトが眠っているかも。
いかがでしたか?
このほか、Chrome拡張機能のまとめとしては、「米Lifehackerオススメ、GoogleChrome拡張機能18選」もご参考まで。
皆さんも、これぞオススメのChrome用拡張機能がありましたら、どしどしコメントでお寄せください!
[Fix the Web's Biggest Annoyances with Google Chrome]
Kevin Purdy(原文/訳:松岡由希子)