米ブログメディア「deadspin」では、小さい頃から肥満に悩まされてきた筆者が、自身のダイエット経験を、以下のようにまとめています。ケーキやパイ、スナック菓子があると、食欲をコントロールできなくなるほど、食べることが大好きだった彼は、ひどい背中の痛みを感じるようになり、減量することになったのだとか。

 彼が実践したのは、以下の12のこと。

1: 体重計を買う

自分の体重を知るのがイヤなので、自宅に体重計を持っていなかったが、まずは現実と向き合うためにも、体重計を購入した。

2: 毎日体重を測る

毎朝、トイレを済ましたあと、パンツ一枚で体重を測った。また、朝との違いを見るために、夜も測ることにした。だいたい3~6ポンド(1.4kg~2.7kg)くらい、朝のほうが軽い。(体重測定を習慣化するコツは「体重計測を習慣化する3つのコツとは」も参照のこと)

3: ツイッターに自分の体重を毎日投稿

手段は、ツイッターに限らず、Facebookやブログでもいいだろう(Twitter 風ツール「NENGO」もどうぞ)。毎日、自分の体重を公にさらすことで、目標達成に取り組むインセンティブになり、周りの人々のサポートも得られるようになった。

4: 夕食後は食べない

これまでは、夕食を終えたら、デザートを食べ、デザートのデザートを食べ...といった具合に、夕食は食事の「スタート」にすぎなかった。しかし、やむをえない外食を除き、毎日午後6時に子どもと一緒に夕飯をとり、それ以降は食べないことにした。

5: 間食は果物オンリー

日中小腹が空いたら、バナナ・オレンジ・リンゴといった果物だけをとるようにした。

6: 「おかわり」はNG

これまでは必ず夕飯で「おかわり」をし、ときには妻の分まで食べていたが、これをやめるようにした。

7: 砂糖の摂取を控える

ときどきクッキーやアイスクリームを食べることはあったが、以前のように、お得用パックを一気に食べるなどということは、なくなった。また炭酸飲料など、甘味料の入った飲み物もとらなくなった。砂糖の摂取を控えれば、減量につながる。

8: 炭水化物を控える

これまでは、シリアル、パン、パスタ、米などの炭水化物を山のように食べていたが、適量に抑えるようになった。

9: 食後にお茶を飲む

食後にお茶を飲むようになった。こうすると、自分に「もう食事は終わりだよ」と、改めて念押しする効果がある。

10: 飲酒量を減らす

夕飯の後にビール6缶を飲むと、900カロリーも摂取してしまうそうだ。そこで、これを1缶づつに分け、1週間で消費するようにした。

11: 美味しく食べられるように工夫する

グラノーラ1杯食べるよりも、ベーコン2枚の目玉焼きのほうが、カロリーが低いうえに美味しく食べられる。豚を蒸し煮にして、チリソースで食べるのもよい。このように工夫をして、食べることを楽しむのも大切。

12: エクセサイズする

Cardioを週5日、45分間やり、腕立て伏せ(リンク先英語)もはじめた(Cardioについては、以下の動画も参照ください)。

この筆者によると、とくに「自分の体重を投稿し続ける」という方法は、自分へのプレッシャーにもなり、効果的だったそうです。ちなみに、自分の体重をデータ化してくれ、twitterと連動させれば、測った瞬間に体重を自動投稿するという、お節介な(?)機能までついている「Wi-Fi Body Scale」といったハイテク系の体重計を活用してもいいかも!

皆さんも、ダイエットにまつわる成功秘話や失敗談がありましたら、ぜひコメントで共有してください!

The Public Humiliation Diet: A How-To [deadspin]

Drew Magary(原文/訳:松岡由希子)