先日の3行ライフハックでピックアップした、「オフィシャルtwitter、もしくはDaichiのオフィシャルtwitterをフォローしている」人だけが参加できる、限定ライブを行ったSweetVacation。
ハッシュタグのタイムラインや、参加者の写真でうかがう現場の様子からライブの告知・集客以外にも、スクリーンに投影したり、DJの選曲をPOSTしたりとライブ中もTwitterを活用していた模様です。
ご存知の通り、編集委員の早川さんがメンバーでもありサウンドプロデューサーをつとめているグループですので、今回仕掛けたライブの裏側をちょっと教えてもらって、Twitter活用事例として参考にしようと思います。
気になるTwiiterライブの裏側は、以下にて。
ライフハッカー編集部(以下 LH):follower限定ライブ、Twitterとライブを結びつけた試みは、スイバケ or 早川さんとしては初めてだったんですか? 早川さん(以下 早):そうですね。まあ、もともと僕がTwitterにはまっていたのがきっかけだったんですが(笑。アーティストの試みとしても日本ではかなり珍しいんじゃないでしょうか。 LH:Twitpicにアップされていたライブ中の写真を見たら(「ライブに参加してない人が、Twitpicsでライブ写真を見る」という点も狙い通りなのかもしれませんが)、ライブ中もPOSTがアップされてましたよね。早川さんもライブ中にPOSTを? 早:ええ、リハ中からずっと(笑、さすがに演奏中は無理ですけど、他の人のDJ、ライブ時なんかは僕も感想をアップしたりとか。またSweet Vacationではトヨタというアンドロイドがいるんですけど、彼女が各DJのプレイ中の曲のタイトルをアップしたりと。 LH:ライブ前に思い描いていたイメージと、ライブを終えたあとの実際の会場の雰囲気やTLの反応と、ギャップはありましたか? 意外な反応などがあれば知りたいですね。 早:うーん正直やるまでは、どうなるかまったくわからなかったんですが、意外なくらい盛り上がりました。イベントが始まる前から、終わった後まで、ずっとPOSTがあって、それぞれ、余韻を分かち合ってたりとか。それに、知らないお客さん同士の交流が生まれていたのが、面白かったですね。あと、誰かが、会場のカレーがうまいらしいと言い出したら、みんなが言い出して、あっという間に売り切れになったりとか(笑。 LH:今回のライブを通じて得られた、Twitterをライブで活用するTipsがあったら教えてください。 早:個人的に一番興味深かったのが、会場外の方も参加してくれたことですね。ライブには都合がつかなかったけど、仕事場のPCの前でみてるとか。そんな人も、リクエストや、質問を送ってくれたり。やっぱりTwitterの魅力って、その即時性と敷居の低さなんでしょうね。
どうやら、ライブみたいな脈動感のあるイベントと、Twitterの即時性とは、とても相性が良いようです。
企業がPRツールとして使うケースもかなり増えてきていますが、せっかくTwitterを使うんですから、その特徴を活かした使い方をしてもらえると、Twitterユーザーの一人としてうれしい限りです。「Twitterと絡めた企画を考えている」なんていう話を聞いたことのある方は、参考事例として情報共有ネタにどうぞ。
Sweet Vacationがtwitterフォロワーのためだけにライブ[ナタリー via akira28_jp]
(常山剛)