食べたくなるなる、ケンタッキー。
美味しそうなフライドチキンのCMを観ると、つい食べたくなるのが「ケンタッキーフライドチキン(KFC)」ですね。辛党向けの「レッドホットチキン」など定期的に斬新なフレイバーも発売されていますが、やはり定番フライドチキンはバツグン。こちらでは、自宅でKFCばりの本格フライドチキンが食べられるレシピのご紹介です。
『America's Most Wanted Recipes: Delicious Recipes from Your Family's Favorite Restaurants』の著者であるロン・ダグラスさんは、KFCのフライドチキンを"解読"し、本物と区別がつかないようなフライドチキンのレシピを作りました。ポイントは、香辛料の配合だけでなく、鶏を揚げる前に牛乳に漬け込んで煮ること。衣を二度付けするのもコツです。
ダグラスさんによると、KFCっぽくフライドチキンを味付けするには、11種類の香辛料を以下の分量で混ぜることだそう。
- オレガノ 小さじ1
- チリパウダー 小さじ1
- セージ 小さじ1
- ドライバジル 小さじ1
- マヨラナ 小さじ1
- コショウ 小さじ1
- 塩 小さじ2
- パプリカ 小さじ1
- オニオンソルト 小さじ1
- ガーリックパウダー 小さじ2
- 化学調味料(味の素など) 大さじ2
作り方については、詳しくは英紙「ガーディアン」の動画をご参照いただくとして、大まかには以下の9ステップ。
- ステップ1: 鶏を牛乳に漬け込む(一日程度)
- ステップ2: 香辛料を電動ミルで混ぜる
- ステップ3: ステップ2の香辛料と小麦粉を混ぜる
- ステップ4: 鶏を牛乳に漬けたまま、20分程度煮る
- ステップ5: 鶏を牛乳から取り出し、ステップ3の衣を付ける
- ステップ6: 衣がついた鶏をもう一度牛乳に浸す
- ステップ7: 鶏を牛乳から取り出し、ステップ3の衣をもう一度付ける(衣を二度付けする)
- ステップ8: 油で揚げる(2分くらい。キツネ色になればOK)
- ステップ9: ペーパータオルで油を切る
自宅でフライドチキンを揚げると、外はカリカリなのに中まで火が通っていない、なんて失敗もありがち。揚げる前に煮るというのは目からウロコですね。
ちなみに、鶏を漬け込んだ牛乳にはいい鶏のだしが出ているそうなので、スープなどに活用するとグーですよ。
フライドチキンにはフライドポテトがつき物ということで、ライフハッカー過去記事「フライドポテトをカリっと揚げるとっておきレシピ」も参考にしてみてください。
The Word of Mouth KFC challenge [Guardian UK via Serious Eats]
Kevin Purdy(原文/松岡由希子)