今や、インターネットを通じてメディアやデータを簡単にシェアすることができるようになりましたが、だからといってCDやDVDにデータを焼かなくなったわけではありませんよね。
ブランクCDやDVDはかなり安くなっていますし、ほぼどんな環境でも標準で使えます。あなたが過去5年以内にコンピュータを購入していたら、CD・DVD書き込み対応のドライブがついたものを持っているのではないでしょうか。だとしたらあとは、便利な書き込みソフトがあれば完璧ですね。米lifehackerでは読者のみなさんに、オススメのCD・DVD書き込みソフトについてのアンケートを取りました。その結果が出たので、ベスト5を紹介します。
InfraRecorder (Windows)「InfraRecorder」は、フリーのオープンソースCD・DVD書き込みアプリケーションで、Windows用です。あなたがディスクを使いたいと思ったときに考えつくことは、たいてい何でもできるんですよ。イメージを書き込んだり、ディスクをコピーしたり、オーディオCDやビデオDVDを作ったり、ディスクのデータを削除したり。「InfraRecorder」は軽くて、たくさんのメモリスペースを必要としません。ポータブルバージョンもあるので、フラッシュメモリーに入れて持ち運ぶことができます。
ImgBurn (Windows/Linux)「ImgBurn」もフリーのCD・DVDバーナーとしては万能品で、WindowsでもWine環境のLinuxでも使えます。オーディオCD、ISO、ビデオDVD、普通のDVD、HD DVD、ブルーレイDVDなど、さまざまなフォーマットに対応しています。さらに、ボーナス機能として、ハードドライブの中のイメージを読み取ったり、コンピュータの中のファイルからディスクイメージを作ったりすることもできます。「ImgBurn」は動作が速く、簡単に使え、しかもフリーという三拍子揃っています。ちなみに、このアプリケーションは「DVD Decrypter」のディペロッパーによるものです。
K3b (Linux)「K3b(KDE Burn Baby Burn)」は、オープンソースのアプリケーションでLinux用です。オーディオCD、データディスク、ディスクイメージの書き込みや、ディスクのコピーができます。映画ファンにお勧めの「K3b」の機能は、あなたが持っているDVDをハードドライブへコピーできる、というものです。フォーマットは、DivXでもXvidでも可能です。あなたがLinuxユーザーなら、ディスク書き込みのオプションとして「K3b」をお勧めします。
CDBurnerXP (Windows)「CDBurnerXP」はフリーのオーサリングソフトで、Windows用、「.NET 3.5」が必要です。名前にはXPとついていますが、Windows Vista、2000、2003 Server、XP環境で動きます。CD、DVD、HD、ブルーレイの書き込みがとてもスムーズです。
Nero (Windows/Linux)「Nero 9」はWindows用のシェアウェアで、使いやすいCD・DVD書き込みソフトとして長い間知られてきました。ただ、「Nero 9」は動作が遅く、重いと言う人もいます。実際、ダウンロードは370MBで、2GBの空き容量が必要となり、インストールには長い時間がかかってしまいます。その対策としては、必要なものだけインストールしてみてください。容量スペースも時間も節約できますよ。「Nero 9」は80ドルのシェアウェアで(トライアルはこちら)、Windowsのみ、「.NET 3.0. 」が必要です。Linuxユーザーのためには、25ドルの「Nero Linux」があります。
以上が、米lifehacker読者が選んだディスク書き込みソフトベスト5です。日本の読者から見た人気度はどうなんでしょうか? こちらのアンケートで教えてください。
上記以外の書き込みツールがあったらコメント欄で教えてくださいね。
Adam Pash (原文/訳:山内純子)
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