採用面接を受けるのは本当に神経が疲れますよね。それに「自分を木にたとえると、どんな木だと思いますか。」のような変な質問をされることもあります。
でも、こういうタイプの質問をする面接官の意図がわかれば、狼狽したり悪印象を与えることなく、面接官が知りたいことをうまく答えられるかもしれません。
マネージャーやコンサルタントとしての豊かな経験を活かして求職者にアドバイスを提供するサイトAsk a Managerを運営するAlison Greenさんに、なぜ会社はこの種の変な質問をするのか聞いてみました。
面接官が答えにくい質問をするときは、候補者が最終的に何と回答するかはあまり気にしていません。むしろ、どのように問題にアプローチして解決するのか知りたいと思っています。ですから、こういうときは、自分の考えをはっきり説明することが大切です。
しかし、正直言って面接官が面接の仕方がわからなくて、単に変な質問をする場合もあります。どこかでその質問を耳にして面白いと思ったか、候補者の創造性を試すのに良い質問だと誤解しているのかもしれません。大体の場合は、候補者を効率的にふるいにかける方法をしっかり考えたことが無いからで、ダメな面接官の特徴です。
Google社やApple社のような企業は候補者に変わった質問をすることで有名でしたが、最近はそういうことは止めるようにしているようです。
それでも、就活中には、たまにすごい変化球を投げられたり、劣悪な質問に遭遇するかもしれません。難問に遭遇したら、問題へのアプローチの仕方を試されていると思って、何とか答えを考えてはっきりと回答することをAlisonさんは勧めています。
変な質問をされたときは、最善を尽くして短い回答を投げ返したら、話題を変えて、その仕事に関係のあるスキルや経験を自分が持ち合わせている話にもっていくようにしましょう。