やるべきことがいろいろあると、途方に暮れてしまいがち。
返事をしなければならない人はたくさんいるし(返事はたいてい、「遅くなり申し訳ありません」という悲しい謝罪で始まります)、あれもこれも書かなくてはいけない。
おそらく仕事には取りかかったけれど、目の前にそびえる山の大きさに体がすくみ、前に進めなくなってしまっているでしょう。
そんなときは、あきらめないで自分にこう言うのです。「あと5つだけ」と。
集中力を持続させる「あと5つルール」
The Guardian紙は、現代人の集中力がなくなっていることを取り上げた記事の中で、「five more rule(あと5つルール)」について説明しています。
これは、集中力を高めるための簡単な方法です。
もうやめたいと思ったときに、あと5分続ける、あと5回エクササイズをやる、あと5ページ読むなど、「あと5つ」だけやってみるのです。そうすることで、あなたの集中力を引き延ばすことができます。
このルールによって、フラストレーションが高まるポイントを乗り越え、精神を集中させることができます。これは何かを成し遂げるための方法であると同時に、一種のトレーニングでもあります。
筆者はこの方法を、「five to thrive(勝つための5つ)」と名付けて、自分なりのやり方で実践しています。
陳腐なネーミングですが心に残ります。
5というのは、どういうわけか、何とかなると思える数字なのです。ヨガをやる気が起こらないですか。そんなときは、「下を向いた犬のポーズ」を5回だけやりましょう。冷蔵庫の大掃除をする気力が湧きませんか。
では、中のものを5つだけ整理しましょう。ベッドの横に未読のまま置いてある分厚い小説がうっとうしいですか。では、5ページだけ読みましょう。気乗りしなくても、とにかく始めてみるのです。
そしていったん始めれば、おそらく最後まで続けられるでしょう(でも、それを自分に言わないこと。たったの5つですよ。簡単ですよね)。
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Image: GaudiLab/Shutterstock.com
Source: The Guardian
Michelle Woo - Lifehacker US[原文]