先日、Amazonが新型Kindle Paperwhiteの予約開始を発表しました。
2週間ほど前にKindleを買ったばかりの私にとって、まさに寝耳に水。しかも、マイナーチェンジではなく、大幅な変更がなされています。
結論から言えば、「買い」でしょう。
では、どんな点が変更したのか? ご紹介していきたいと思います。
Kindle Paperwhiteとは?
電子書籍に特化したKindleデバイスは、Kindle、Kindle Paperwhite、Kindle Oasisの3種類が用意されています。それぞれ価格やスペックがまったく異なるのですが、Kindle Paperwhiteはその中でも中級モデル。解像度や価格、容量の面からも、非常に使いやすいタイプでした。
Kindle Paperwhiteがついに防水に
今回の新型Kindle Paperwhiteでもっとも大きな変更点が、防水に対応したということ。今までは、Kindle Oasisのみが防水に対応していましたが、29,980円〜という結構お高めな価格帯で、なかなか手の出しづらいアイテムではありました。
でも、新型Kindle Paperwhiteが待ちに待った防水対応に。13,980円〜という納得できる価格帯で、ついにですよ!
今までのKindle Paperwhiteは、水に対する耐久性の面から言えば、紙の本と変わりません。落としたら、終わりです。
Amazonは、そんな弱点をついに埋めてくれたんですよね。これはとっても大きい変更。やっぱり、お風呂でゆっくりと本を読みたい…が叶います。さらに、IPX8を採用し、水の中に落としても大丈夫というレベル。これは、長風呂を覚悟しないといけないかな。
しかも、Oasisより数グラムほどですが軽く、Wi-Fiモデルで182g、Wi-Fi + 無料4Gモデルで191g。読書中ずっと手で持ち続けることを考えると、少しでも軽くなってくれたのは嬉しいことですね。
解像度や画面サイズの違いはなし
iPhoneやAndroidデバイスは、毎年のように解像度や画面サイズが変わりますが、新型Kindle Paperwhiteは旧型から変更はありませんでした。私も旧型を使って2週間使っていますが、正直解像度はあまり気にするところではないですね。
ただ、内蔵LEDライトが4つから5つに変更に。その分明るさが増しているので、より見やすくなっていることを期待しています。
デザイン面は変更あり
画面サイズも変更はありませんでしたが、ベゼルとスクリーン部分に段差がなくなりました。今まではあったんですよね、段差が。段差がなくなった理由として考えられるのは、防水に対応したということでしょう。段差あったら水が入ってしまう可能性もありますしね。
通信方式4G対応
これはめちゃくちゃ大きい。今までのKindle Paperwhiteは無料で3G回線が使えたのですが、新型は4Gに対応。これは上位機種のKindle Oasisにも搭載されていない、Kindle初の機能です。
スマホでも3Gと4Gの通信速度に大きな違いがあるように、Kindleの3G回線もやっぱり遅いです。本は割と容量が大きいので、やっぱり時間がかかってしまうんですよね。Wi-Fiがある環境でダウンロードしておけばいいんですが、だいたい本を読みたくなるシチュエーションって移動中だったり。
つまり、電車や新幹線、バスといったWi-Fiがない環境だったりするんですよね。だから、4Gは心強いし、やっとこれで本当に使えるKindleになったという感じがします。
容量は8GBと32GBに
Kindleは常に容量との戦いです。特に漫画をよく読むという人は、32G以上ないとすぐに容量をオーバーしてしまうはず。旧Kindle Paperwhiteは、通常の4GBモデルと漫画モデルの32GBの2つでした。
新型は、8GBと32GBの2種類になっており、8GBモデルならマンガが約130冊、32GBモデルなら約650冊、書籍なら数千冊保管することができます。
4GBのモデルはなくなってしまいましたが、長く使うことを考えるとやっぱり32GBの方が安心?
結局、買いなのか?
新型Kindle、やっと多くの人が望んでいた機能が搭載され、完璧とも言えるデバイスになりました。防水対応と4G対応は、待ち望んだ機能ですからね。
もうこれで新型Kindleを買わない理由はなくなったのではないでしょうか? 2週間前に旧モデルを購入してしまったことが本当に悔やまれる…。
新型Kindle Paperwhiteは、現在、Amazonにて予約ができるので、購入を考えている人はのぞいてみるといいですよ。
なお、以下の表示価格は執筆現在のもの。変更の可能性もありますので販売ページをご確認ください。また、モデルにより発売開始日が異なりますので、販売ページをよくチェックしてみてください。
※一部加筆修正しました(2018.11.12)
Image: Amazon.co.jp
Source: Amazon.co.jp