荷物の梱包方法の基本
大切な荷物を安全にお届けするために、荷物の性質、重量、容積などに応じて、運送に適した梱包をお願いしています。荷物を送る前にご確認ください。
用意するもの
梱包資材(ダンボールなど)
大切なお荷物の破損などを防ぐため、ダンボールなどの資材で梱包していただく必要があります。
ダンボール以外の資材(紙袋等)も外装材としてご利用いただけますが、輸送時の状況により外装材に汚れ・傷がつく場合がございます。
外装材に対してもより万全のご状態を望まれる場合は、ダンボールのご利用を推奨しております。
粘着テープ(ガムテープなど)
ダンボールを組み立てる際や、閉じる際に使います。ダンボールの強度を高めることにも役立ちます。
緩衝材(新聞紙など)
お荷物の傷を防いだり、ダンボールの中の隙間を埋めて破損を防いだりするために使います。
梱包資材は集荷の際にお持ちすることもできます
段ボールの組み立て方
ダンボールを組み立てる際は、底抜けを防止するために、適切にガムテープを貼ってください。
十字貼り
箱の縦横にガムテープなどを貼ることで、効果的に強度を高める方法です。もっとも圧力のかかる中心部が補強され、大抵の荷物に耐えられます。
H貼り
箱の左右と中央にガムテープなどを貼る方法です。箱の強度が増し、破損防止に役立ちます。
縦貼り
軽いものを送る際には、この方法でも問題ありません。
詰め込み時のポイント
重いものは小さい箱に
一人で運べない重さの荷物は、お預かりできない場合があります。ダンボールが壊れる可能性もありますので、無理をせず小さな箱を使って小分けにしてください。
重いものは下、軽いものは上
ひとつのダンボールの中にいろいろなものを詰める場合は、重いものから順に詰めていくことで破損を防ぎます。
ダンボールの中に隙間を作らない
ダンボールの中に隙間があると、運送時に荷物同士がぶつかり合う可能性があります。中のものが動かないよう新聞紙やエアキャップ、タオルなどで埋めてください。
荷物の送り方を調べる
食器類
お皿・グラスなど
新聞紙やエアーキャップなどの緩衝材でひとつずつ包みます。
- ※ふたがあるものは、本体とふたを別々に包みます。
ダンボールに詰める際は、ダンボールの底面にも緩衝材を敷き詰めたうえで、寝かせず立てて入れていきます。
詰め終わったら、動かないように緩衝材で固定します。
ビン類
一升瓶やワインボトルなど
しっかりと栓を閉め、液漏れの心配があるものはポリ袋などに入れてから、新聞紙やエアーキャップなどの緩衝材で十分に包みます。
ダンボールに詰める際は、立てて隙間ができないように入れていきます。詰め終わったら、動かないように緩衝材で固定します。
食品類
漬物などの汁気が多いもの
汁がこぼれる恐れのあるものは、液漏れを防ぐため密閉容器などに入れたうえでビニール袋などで包みます。
ダンボールに詰める際、立てた状態で入ると安全です。
魚介類
鮮魚など
魚介類は水気が多いので、ビニール袋などに入れて発泡スチロールやダンボールに入れます。発泡スチロールをご使用の際は、十分なドライアイスを詰めます。
- ※ドライアイスの量は60サイズ(5L相当)の発泡スチロール容器に対し2kgが目安です。
発送時には必ず予冷をしてください。
精密機器
パソコンやプリンターなど
購入時の箱があれば、その箱に入れ、購入時と同様の状態にします。
もしなければ、ヤマト運輸の専用資材をご利用いただけます。梱包は集荷時にセールスドライバーが行うので簡単・安心です。
ポスター・カレンダーなど
ポスター用の筒を使用するか、ダンボールを図のように三角形の筒状に加工し、その中に丸めて入れます。筒状のものに梱包する場合は、中心部分に「芯」になるものを入れます。平面の状態で梱包する場合は、厚紙などで挟みます。
あらかじめ三角形になっているケースもご用意しています。
絵画・美術品
サイズが10号以下の絵画でしたら、専用包装資材「アートボックス」に入れて送ることができます。
その他の美術品は、ヤマトグローバルロジスティクスジャパンにて専用車や資材を用いて、集荷・梱包・発送まで責任をもってお引き受けいたします。
車のタイヤ
ホイール付きタイヤを送る時には、ホイールに傷が付かないようにダンボール等で補強します。詳しい梱包の仕方は「FAQ」をご確認ください。
その他の特殊な荷物
家具、家電、自転車、バイク、車、ピアノ、ペットなど
大型車両への積載や複数のスタッフによる持ち運びが必要な大きなお荷物、梱包や搬出が必要なお荷物、その他特殊なお荷物は、ヤマトホームコンビニエンスにてお取り扱いしています。