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福澤研究センター講座2024年度「西洋文明の受容と日本の近代」(全5回)

2024年10月04日

福澤諭吉の下で学び、慶應義塾をはじめとした彼の諸事業を支え続けた小幡篤次郎は、明治8年12月7日付『郵便報知新聞』に寄せた論説で、今日の日本は「絶前絶後の大変革」に遭い、「精神、道徳、政治、風俗、文学、技芸」全てが変わろうとしているが、彼の地の文明開化をただ「移転」すればよいという訳ではないと述べています。"風土の異なる土地で長い年月や努力を経て「千磨百練」した結果の種を、やみくもに植えたところで育ちはしない。" 明治維新において西洋文明をいかに受容していくかは、福澤諭吉や門下生たちにとって、大きな課題でした。今回の講座では、翻訳や教育、法律などさまざまな観点から、近代日本における西洋文明の受容について考えます。

◇開催時間

14:00~16:00

◇開催方法

オンライン(Zoomウェビナー)および慶應大阪シティキャンパス会場(会場定員50名程度)

  • 会場参加者は一般的な感染対策にご協力ください。
  • 状況によってはオンライン開催のみに変更する場合があります。
  • 講演当日は、講演者がご参加者様のご質問にお答えします。
  • 受講登録者向けに、見逃し配信(期間限定)を予定しています。

◇申込方法

web申込、Web申込はこちら

◇申込締切

各回開催日直前の火曜日まで

◇受講料

1講演 各1,500円(税込み)

◇講演者・開催日・題目   フライヤー

 第1回

2024年11月16日(土) Millán Martín, Alberto (ミヤンマルティン,アルベルト) 慶應義塾大学経済学部准教授
『文明開化の倫理・道徳教育 ~ウェーランドの教科書と阿部泰蔵の翻訳~』

 第2回

2024年12月14日(土) 姜 兌ユン(かん てゆん) 慶應義塾大学非常勤講師
『日本政治思想史における「洋学」と福澤諭吉』

 第3回

2025年1月18日(土) 加藤 学陽 慶應義塾福澤研究センター調査員
『西洋法文化の受容と福澤諭吉』

 第4回

2025年2月15日(土) 太田 昭子 慶應義塾大学名誉教授
『明治の初等教育と福澤諭吉 ―世界地理教育を中心に―』

 第5回

2025年3月15日(土) 西澤 直子 慶應義塾福澤研究センター教授
『小幡篤次郎の翻訳活動と「西洋」の受容』


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