アニメーションに挑戦したいけど、何から手を付けたらいいかわからない。
2Dアニメーションの制作に最適な、オススメの教材は無いだろうか?
そんなアナタに、オンライン講座のColosoにて販売中の「ステップごとにしっかり学ぶ自主制作アニメーション」を紹介する。
2DアニメーターのHAVTZAさんが講師となる本講座は、自主制作アニメーションに関する知識やノウハウを9つの例題で学ぶことが出来るようになっており、まさにアニメーションに挑戦したい人にうってつけ!
人の動かし方やカメラの動きを理解し、素敵なアニメーションを作ってみたいのであれば、間違いのない講座になっています。
そんなColoso「ステップごとにしっかり学ぶ自主制作アニメーション」を提供していただきましたので、体験してみた感想を口コミにまとめました。
一言で感想をまとめるなら、これからアニメーションを始めてみようと思っている方、ステップアップしたい方に最適な講座です。
iPadアプリを軸にアニメーションを組み立てていくこともあり、iPadを持っているのであれば、金額的なハードルが低いところも魅力と言えるかもしれません。
目次
Coloso「ステップごとにしっかり学ぶ自主制作アニメーション」の価格
最初に価格から紹介しておくと、定価は35,000円。
今日現在の価格は18,500円(47%割引)となっていますが、徐々に価格が上がっていくシステムを採用していますので、気になった方はお早めにご購入ください。
記事の冒頭でも紹介した通り、最大10,000円OFFの新規会員登録クーポンや、LINEの友達追加で2,000円クーポンなんてものもありますから、併用を検討してみはいかがでしょうか?
HAVTZAさんとは?
HAVTZAさんは、フォロワー数20万人の人気フリーランスのアニメーターです。
どのような作品を作られているか?については、SNS等をチェックしてもらうとわかると思いますが、とても魅力的な映像を作られています。
私はColosoさんの講座を通じて、その存在を知ったのですが・・・完全に虜ですw
Coloso「ステップごとにしっかり学ぶ自主制作アニメーション」を体験した感想
早速ですが、体験した感想をまとめます。
最初に重要な事をお伝えしておくと、Colosoのオンライン講座は基本的には無期限視聴。
気になったポイントを何度でも復習することが出来ますので、「いつでも再学習」が可能です。
今回は時間の兼ね合いで全てを閲覧出来ていませんが、自分が感じたものを正直に伝えたいと思います。
講座の基本情報
講座の基本的な情報は下記の通り。
- 動画の本数:21本の映像
- 難易度:中級
- 無期限視聴
- 使用プログラム:FlipaClip / Procreate
- 動画情報 オンラインVOD
- オーディオ:英語
- 字幕:日本語
- 講座特典:Coming Soon
講座で学べる内容
2Dアニメーションの基本をしっかり学ぶことが、本講座の目的となります。
9つの例題でアニメーションの制作技法を学び、実践をしていく流れになりますから、見て終わり・・・という講座にはなっていません。
とはいえ、初心者でも問題なし。
動画を閲覧させてもらった感じとして、一から丁寧に解説を入れてくれている印象なので、行き詰ってしまう事は少ないと思います、
- キャラクターデザイン
- 背景デザイン
- 動きの基礎
- 動きの応用
- オブジェクト
- 透視図法の適用
- 絵コンテからラフアニメーションまで
- アニメーションの仕上げ
- アニメーション完成
私自身は、少しだけ自主制作アニメーションを作ってみようと試みたことがある人なのですが、本講座の内容はスルスルっと入ってきました。
魅力的な動きとカメラの構図を実現する方法、この感覚を手に入れることが出来たら、アニメーションはもちろんのこと、イラスト制作にも役に立つと思います。
→Coloso「ステップごとにしっかり学ぶ自主制作アニメーション」
レビュー内容と、使用するプログラムについて
というわけで、ここからは本講座を体験してみた感想をまとめていきましょう!
見た内容をそのまま書いてしまうとネタバレにしかなりませんので、私が感じたことを中心に簡潔にお伝えします。
使用するプログラムに関しては、アニメーションとして「FlipaClip」、イラストとして「Procreate」を使用。
どちらもiPadで使用することが出来るプログラムですので、ご自身の環境を整えておくことをオススメします。
序盤のオリエンテーションについて
最初はオリエンテーションとして、講師及び講座の紹介からスタート。
HAVTZAさんの自己紹介から始まり、なぜHAVTZAさんがアニメーションにはまったのか?といった話を聞くことが出来ます。
これからアニメーションに情熱を注いでいくうえで面白い話でしたし、モチベーションが上がります。
その後、講座の紹介として「キャラクターを本物のように動かして共感を得る方法」であったり、「アニメーションを作っていく上でのテクニック」を、どのように講座にまとめていったのかを解説。
アイデアの出し方、効率の上げ方、作品のレベルを上げる方法等・・・、全てをこの講座にまとめてくれたという事で、アニメーターを目指している方には理想的な内容と言えます。
なお、実際にアニメーションを作っていく工程と連携させ、例題が多数クリアしていきながらアニメーションを最後まで制作していくということですから、当然のことながら「見て終わり」という講座ではありません。
見る、実践する・・・を繰り返す。
アニメーターとしての体力を上げていく「お手伝い」をしたいという、HAVTZAさんの考えが詰まっているのかもしれません。
アニメーション制作ソフト FlipaClipの使い方を学ぶ講座もあり!
続いてのセクションでは、FlipaClipの使用方法などを解説。
FlipaClipはiOS・Google Playのアプリとしてダウンロードとして使えるアニメーション制作アプリです。
無料で使う事も出来ますが、オーディオを追加したり、動画の制限時間を解除したいするのに料金が発生しますので、一度試してみることをオススメします。
なお、プレミアム機能パックという全ての機能がセットになったものでも、記事執筆時点で1,600円という価格なので非常に安価です。
私もこれを機に、プレミアム機能パックを買ってみました!買い切りだなんて・・・嬉しすぎるw
FlipaClipの画面例です。※サンプルファイル
私もFlipaClipは少しだけ使ったことがあるんですが、少しだけ「とっつきにくい」アプリだったので、プロに最初から教えてもらえるのは嬉しいですね。
操作方法はもちろん、各ツールの使い方、ショートカット機能なども解説。
個人的にはキャンパスのサイズは1920×1080を選ぶところや、普段は2mmのペンを使っている、前のフレームは赤、次のフレームは緑・・・など、基準のレールを引いてくれるため、スムーズに入っていけると感じました。
イラスト制作ソフト Procreateについても解説!
イラスト制作アプリ「Procreate」についても丁寧に解説!※上の写真は私の動画です
私はProcreateに関しては慣れているので、復習のような形にはなりましたが、アニメーション機能中心の話なので、興味深く講座を受講。
ドット密度(解像度)を示す単位であるDPIは500以上にするなど、あまり気にしていなかった部分についてのレールを敷いてくれたのはありがたい。
透視図法、対象ガイド、パターン、キャンバスの反転、光り方を調整する機能など・・・使っていなかった機能の説明もしてくださったので、単純にアプリの知識も高まりました。
FlipaClipもProcreateも、初めて触る方が多いと思いますが、序盤の講座をしっかりとみることで操作に迷う事はなさそうです。
制作準備の概要では、作業の進め方を学ぶ
短い時間で多くの作業が出来るようになるのがポイントと言われるHAVTZAさんが、
- どうやって作業をしているのか?
- どこでインスピレーションを受けているのか?
等を語ってくれるのが、制作準備の講座。
何を描くのかで悩むよりも、身に着けるスキルの為に作品を作る・・・といった発想は斬新でした。
燃え尽き症候群になりがちな自分ですけど、上記のような考え方であれば続けられそうです。
練習したいアイデアを仕事につなげる方法を模索するのは大変そうですが・・・意識することが大切ですね。
ディテールを加えた場合のスピードと線のクオリティへの理解。
モノを3Dでどれだけ描けるか?背景は?自然や人工物は?キャラクターは?といった細かなところの自分のスキルを知っておくことで、実際にこなせる業務量を知り、受けられる仕事やスケジューリングも出来るといった考え方は、まさにプロ。
ただし、練習をしなければマラソンが走れない様に、最初から12時間を絵を描けるようなことはないと理解することも大切で、合理的に実現性の高いスケジュールを組むことが出来るようになるまで、そんな練習の積み重ねで続けていこうと思わせてくれました。
また、結果よりも過程の重要性を理解することでストレスなく生産性を高められるといった発想もありがたい。
完璧にこだわってストレスを受けるのは良くないと自分自身に何度も言い聞かせてしまいましたね。
アニメーション12の原則は勉強になりすぎた!
動きを理解しないと、良いアニメーションを作ることが出来ない。
そんな事を思わせてくれたのが、アニメーション12の原則をベースに解説してくださった本セクション。
潰しと伸ばし、予備動作、演出、ストレートアヘッドとポーズトゥポーズ、フォロースルーとオーバーラッピングアクション、両端詰め、運動曲線、副次アクション、タイミング、誇張、実質感のある絵、アピール・・・といったアニメーション12の原則。
インディアニメーターを目指すために必要なことがまとめられているので、ここは何度も見返した方が良いかもしれません。
この「見返し」が出来るのがColosoの良いところですね。
加速度の法則としてフレーム間でどれだけ動いたのか?を計算したり、両端詰めするような考え方は、今後作っていく様々なタイプのアニメーションのベースになるような法則ですから、私自身、実際に何度も体験しながら身に着けたいと思います。
その先の講座
その先の講座については、デザインの基礎をたたきこんだり、アニメーションの基本理論のオンパレード。
最初は簡単なイラストを動かすところからはじまりますが、直ぐに人の動きに変わっていく。
明確性、重心といった考えに基づいて、人が動いている様子を作っている様子は・・・まさに神動画。
人が歩いている所をアニメーションで作ったことがありますが、違和感があった理由も、こちらの講座で理解出来ました。
そこから先は、エフェクトを加えたり、カメラの動きを理化したり、動く背景を作ったり、編集技術を学んだりと・・・濃厚すぎる内容に。
個人的には手前に人がいて、背景が動いているアニメーションの作り方を学べたのは大きかったですね。
よくテレビアニメで見かけてるようなシーンを自分でも作っていけるだなんて・・・わくわくしませんか?
全体を通して言える事としては、ラフのアニメーションが最後まで仕上がっていく様子を、実際のプロが語りながら動画になっている講座なんて中々ないと思いますので、お世辞抜きで大変オススメの講座だと思います。
また、アニメーションを始めたいけど、ハイグレードなパソコンなんてない・・・と悩んでいる人にとっても、本講座は基本的にFlipaClipもProcreateがベースになるので、取り組みやすい。
もちろんiPadがないと始まりませんが、ソフト代だけでみれば合計で5千円以下です。
FlipaClipもProcreateで、どんなクオリティのものが作れるか心配・・・と私自身も感じたことがありますが、本講座を見れば、そんな心配すらも吹っ飛んでいくと思います。
講座を見終わって、習ったことをしっかりと実践すれば・・・自分だけのアニメーションを作ることが出来る。
そんな未来が見える素晴らしいオンライン講座でした。
まとめ
Coloso「ステップごとにしっかり学ぶ自主制作アニメーション」は、アニメーションを作りたい、全ての方にオススメしたくなる内容の講座になっていました。
2Dアニメーションの基本を「最初」から学びたい、「学び直したい方」にぴったりです。
HAVTZAさんが、「自主制作アニメーターとして知っておくべき全体的なプロセス、決められた予算と変わりやすいシステムの中で効率よく、プロらしく働く方法をお伝えする」・・・と言われていますが、まさにその言葉の通り!
アニメーションを製作するための動画講座もたくさんあると思いますが、iPadを持っていて、iPadでアニメーションを作りたい・・・と思われているなら、間違いのないオンライン講座だと思います。
そんなColoso「ステップごとにしっかり学ぶ自主制作アニメーション」の詳細は、以下の講師k試合とよりお確かめください。