内容説明
初版が出版されてから9年半、筆者はわかりやすいプレゼンをずっと追求してきた。発表内容の練り方(本書第2部にまとめられているもの)に関しても思考を続けてきた。そして、この9年半に得たものをすべて注ぎ込み、新たなる本として生まれ変わったのが本書である。各章の冒頭に要点をおき、重要なことがすぐにわかるようになった。ポスター・スライドの良い例と悪い例が対で出てくるので、良い点と悪い点が明確になった。説明の仕方も大きく変わり、わかりやすさという点でも大きく進歩した。
目次
第1部 学会発表の前に知っておきたいこと(学会とは何か
学会に行く目的
学会発表とは何か
学会発表するかどうかの判断
聴衆としての心がまえ
学会が終わった後にすべきこと)
第2部 発表内容の練り方(ポスター・スライドの構成要素
取り組む問題と結論を決める
序論で説明すべきこと
演題の付け方
研究方法の説明
研究結果・考察・結論の示し方
講演要旨の書き方)
第3部 学会発表のプレゼン技術(何のために学会発表をするのか
わかりやすい発表をするために心がけること
すっきりとしていてわかりやすい話にするコツ
ポスター・スライドに共通するプレゼン技術
図表の提示の仕方
ポスターの作り方
ポスター発表の仕方
スライドの作り方
口頭発表の仕方
質疑応答の仕方)