内容説明
本書第2版では、説明の内容と説明の仕方を大幅に練り直した。たとえば、ほとんどの章の冒頭に要点をまとめたボックスを置き、大切な部分がすぐに理解できるようにした。例の説明では、良い例・悪い例・良い例をわざと改悪した例・悪い例を改善した例を示し、どこに問題があるのかを明確にしている。また、初版はどちらかというと卒論寄りだったが、第2版ではレポートに関する説明を充実させ、【大学で書くであろうあらゆるレポートに役立つ】ものとなった。
目次
第1部 レポート・卒論を書く前に(レポート・卒論とは何か
なぜ、レポート・卒論を書くのか ほか)
第2部 研究の進め方(取り組む問題の決め方
研究の進め方 ほか)
第3部 レポート・卒論の書き方(レポート・卒論の構成
構想の練り方 ほか)
第4部 日本語の文章技術(わかりやすい文章とは
文章全体としてわかりやすくする技術 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルーツ・リー
4
卒論に置いて、「人類にとってまだ未発見の何事か」を見つける事が必須であるとの事。 普段私は純文学を読み書きしているのだが、純文学に置いても、これは同じではないかと思った。 卒論と違って、決まった形式などない純文学の世界で、それも私語りのような私小説を書いていたとしても、最終的に表明されるべき事柄は、世界について、未発見の何事かを記する行為に他ならないと思った。「私」を通じて、人間の何事かを発見する、あわよくばそこから、世界をより良くする作業が始まる。 文学に置いても、真摯に世界に何事かを訴えたいと思った。2020/01/24
言いたい放題
0
斜め読み2023/04/27