出版社内容情報
ソフトウェアで新たな価値を生み出そうとする企業と、そうでない企業との差は、さらに開きつつあります。今こそソフトウェアを武器に真のDXに取り組む時です。
ソフトウェアの進化スピードと柔軟性を武器にして(手の内化して)、事業価値や顧客体験を向上させるプロダクト(製品やサービス)を生み出す方法を解説します。
世界的IT企業で働き、現在は製造業をはじめとする日本企業の変革にも携わる著者による、今どきの、そしてこれからの「ソフトウェアファーストなプロダクト開発論」。プロダクト開発を率いる経営層はもちろん、実践に携わるマネジャーとエンジニアに向けて初版から内容を大幅改訂。
内容説明
ソフトウェアファーストは単なる技術的な選択ではなく企業戦略の根幹に据えるべき考え方だ。なんちゃってDXはもうやめよう!5年ぶりに大改訂。DXが失敗する原因とその対策。日本がデジタルで戦って勝つ術。組織と各人に求められる変革。生成AI時代に必要なスキル。
目次
1章 ソフトウェアファーストとは何か
2章 DX失敗の原因と製造業信仰からの脱却
3章 ソフトウェアファーストを実現する手段
4章 「手の内化」に必要な今どきの開発技法
5章 組織に求められる変革
6章 各人材に求められる変革
7章 日本企業への提言
補章 DXの定義と前提を確認する
著者等紹介
及川卓也[オイカワタクヤ]
大学卒業後、DEC(ディジタルイクイップメントコーポレーション)でソフトウェアエンジニアとしてキャリアをスタートした後、マイクロソフトでウィンドウズの開発を、グーグルでプロダクトマネジャーやエンジニアリングマネジャーとしてさまざまなプロダクト開発を指揮。その後、スタートアップを経て独立。2019年1月、テクノロジーにより企業や社会の変革を支援するTably(テーブリー)株式会社を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。