出版社内容情報
最新の診療報酬改定のポイントがわかる必携の書
診療報酬改定は基本的に2年ごとに実施され、看護必要度の係る施設基準等も見直しがなされます。令和6年度の改定は、医療のみならず介護・障害福祉サービスを含めた6年に一度のトリプル改定となり、その施行は4/1ではなく6/1となりました。
3/5に診療報酬改定に関する通知が出され、基本的な考え方は出揃い、一部必要度の基準から外れたものや評価項目から除外されたものもありますが、評価方法自体の変更はなく、対象病棟が増えたケース等もあります。
本書は、これらの内容を精査・網羅し、指導者研修のQAに関する内容をも取り込み、新たに第6版として発行するものです。
内容説明
令和6年度診療報酬改定がわかる、評価方法がわかる。院内研修に必携の書!
目次
1 令和6年度診療報酬改定内容について教えてください
2 看護必要度の概要を教えてください
3 看護必要度の評価方法を教えてください
4 A、B、C項目の基本的な考え方について教えてください
5 日常生活機能評価票の基本的な考え方について教えてください
6 A項目の個別評価は?
7 B項目の個別評価は?
8 C項目の個別評価は?
9 日常生活機能評価票の個別評価は?
10 看護必要度の評価を臨床現場で実際に使う方法を教えてください
11 看護必要度を活用したステップアップ方法について教えてください
付録
著者等紹介
田中彰子[タナカアキコ]
慶應義塾大学厚生女子学院卒業、佛教大学教育学研究科修士課程修了、教育学修士。2019年4月横浜創英大学大学院看護学研究科長(2023年3月迄)。「看護必要度」に関する研究では、1998年厚生省診療報酬検討会作業部会「看護必要度ワーキンググループ」メンバー。1999年「看護必要度に関する基礎調査研究」(厚生省保険局医療課による委託研究)に従事。2005年厚生労働省委託研究事業「看護必要度の普及に関する実態調査」(主任研究者)。2012年「入院患者への看護の必要性を判定するためのアセスメント項目の妥当性に関する研究」(厚生労働科学特別研究事業)(分担研究者)。2014年厚生労働科学特別研究事業、分担研究「看護必要度を用いた適正な傾斜配置の実態とそ管理上の課題の解決に関する検討」(主任研究者:筒井孝子)に参加
筒井孝子[ツツイタカコ]
兵庫県立大学大学院経営研究科教授。医学博士、工学博士、教育学修士、社会学修士。1988年4月厚生省国立身体障害者リハビリテーション研究所(1989年3月迄)。2021年4月兵庫県立大学大学院社会化学研究科教授。研究領域は、医療・保健・福祉領域のサービス評価、マネジメント等。介護保険制度の要介護認定システムにおけるコンピュータによる一次判定システムや診療報酬に活用されている看護必要度の開発に関する研究、地域包括ケアシステム、地域医療構想を支える理論及び実践に関する研究を進めている。内閣官房「医療・介護情報の活用による改革の推進に関する専門調査会」、経済産業省「日本工業標準調査会」、厚生労働省「地域包括ケア研究会」委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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