出版社内容情報
大工技能士をめざす方々を応援!伝統の技を徹底図解。
建築大工実技試験[1級][2級]問題と解説を掲載した新課題対応版
規矩術は、さしがねを使って複雑に組み合う木造建築の接合部分を巧みに作り上げていく洗練された技術です。
本書は大工技術者向けに、規矩術の基本から応用までを図版を多用して説き起こした一冊です。
このたび、巻末の付録「建築大工技能検定(1級/2級)実技試験課題」が、2022年末(令和4年度)、それぞれ新課題になりました。
本書は、1級/2級の実技試験問題(作成:中央職業能力開発協会)およびその解説を新課題に対応し、「第2版」として発行するものです。
大工技能士養成のテキストとして最適です。
[付録]技能検定受検者向け「建築大工 技能検定[1級/2級]実技試験問題」および「幾何算術法」による画期的な解説を掲載。
内容説明
伝統の技「規矩術」を、初歩からわかりやすく解説。あらゆる取合い部の墨付けの実際を徹底的に図解。「幾何算術法」による画期的な解説。1級・2級建築大工実技試験新課題(令和4年度)問題および解説掲載!!
目次
第1章 規矩術とさしがね
第2章 勾配について
第3章 小屋組の構造
第4章 棒隅屋根部材の墨付け
第5章 船〓造りの工法
第6章 起り屋根と反り屋根
第7章 振れ隅屋根
第8章 多角形屋根
第9章 扇垂木の工法
著者等紹介
富樫新三[トガシシンゾウ]
1929~2021。1929年新潟県に生まれる。1980年山形県職業訓練功労賞受賞。1988年山形県産業教育振興功労賞受賞。1989年山形県教育振興功労賞受賞。1990年労働大臣認定職業訓練功労賞受賞。1991年山形技術専門学校非常勤講師(廃校により1993年退職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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