武道家の甲野善紀さんがX(旧ツイッター)で投稿されていた中に、こんな文があった。
幕末に来日した欧米人が、当時の日本人は「飯と漬物程度の食事であったにも拘わらず、驚異的な体力があった」という記録が残っている
欧米では、当時から栄養学的に、動物性タンパク質の必要性が常識だったのだと思う。
また、『トーチェ氏の心の法則』という本には、1959年頃の話であるが、メキシコの僻地やエスキモー達が非常に単純な食生活をしていて、栄養学の専門家達は、彼らの健康状態は非常に悪いはずだと考えるだろうが、そうではなく、それら「原始的な」人々が完璧な健康をエンジョイしているが、彼らにビタミンやミネラルといった栄養学を教えると、彼らが病気にかかりはじめたといった話が紹介されている。
確かに、これらの話が、どれほど正確で正当なものであるかは分からない。
ただ、私は十数年ほど前(2010年くらい)、超少食を試していた時、極めて少しの種類のものしか食べず、栄養学的には極めて栄養が偏っているように見える人々が、普通の現代人よりはるかに健康であるという話に数多く接したものだった。
世界には、特定の種類の芋しか食べないとか、曳いたトウモロコシしか食べないが、極めて健康で長寿な民族がいることも知られている。
私自身、当時は、少しの種類のものをわずかな量食べていたが、それまで、健康診断を受けたら相当な病人のように診断されたのに、オールAの完全な健康体になり、また、それまではよく風邪をひいていたが、全く風邪をひかなくなった。
芸人扱いされることも多いが知識人としても知られる西村博之氏(ひろゆきの通称の方が有名)が、ヴィーガン(完全な菜食主義者)について、
「人間には必須タンパク質というものがあり、それは肉を食べないと摂れない。ヴィーガンが、自分が髪が抜けて肌がボロボロになってきたなくなるのは勝手だが、それを他人や自分の子供に押し付けるな」
といったことを言うYouTube動画は、若い人達を中心に大きな影響力を与えているのかもしれない。
自分の主義を人に強要してはならないということは、私も大いに賛成である。
しかし、この発言の影響によって、それまでごく健康であったヴィーガンが健康を損ねるようなことになることもあるかもしれない。
参政党という政党の人が、小麦製品のパンやケーキを食べると健康を深刻に害すので決して食べてはいけないとよく主張していた(今もかもしれないが私は知らない)が、考えてみれば、パンやケーキが大好きでよく食べながら長寿で健康な人は沢山いるし、私もそんな90歳過ぎの人を知っている。
上の西村氏(ひろゆき氏)も、そんなことを言う参政党の代表の神谷氏を攻撃していた動画を見た覚えがあるが、このことに関しては、私も西村氏に同調したような気がする。
私は、菜食主義者であるかとか肉食者であるかより、良識があることが大切だと思う。
菜食主義者と肉食者が、お互いを、偏った事例を取り上げて攻撃し合っているのを見るのは悲しいものである。
菜食主義者にも肉食者にも、良識的な人もいれば非常識な人もいる。まずは、そこ(自分が良識に欠けること)から改めなければならず、もし、競い合いみたいなものがあるとしても、良識によって自分達が立派であることを示せば良いと思う。
自分が、少食であったり、少しの種類のものしか食べなくても満足しているならそれで良いし、多少はそれを人に勧めるのも良いが、押しつけがましいのは、どんな人であっても決して良くない。
たとえ聖人のように言われる人であっても、そんな押し付けをする者は程度の低い人間であると私は思う。
肉食でも全く構わないと思うが、過度の美食、飽食はやはり良くないと思う。
食べるために痛みを感じる生物を殺す際には、瞬間で殺さないといけないという法律がある国があるが、それは良いことであると思う。
食のことに限らず、人間は当たり前の感覚が大切であると思う。
AIアート779
「チューリップとフェアリー」
Kay
あくまで個人的な話であるが、少し前、上でも取り上げた参政党という新しい政党が、今の日本保守党のように大人気で勢いがあったが、その参政党の人達が、食について極端なことを主張するのを聞いて私は、この党はいずれ駄目になるだろうと思った。
すると、最近、参政党は、あまりにひどい状況になっていて、それは参政党潰しの陰謀であるように言う人もいて、そうなのかもしれないが、やはり私は、極端は良くないと思うのだ。
私も以前、食などに関し、極端であったことの反省もある。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)トーチェ氏の心の法則
(2)信念の魔術(C・M・ブリストル)
(3)かもめのジョナサン【完成版】
幕末に来日した欧米人が、当時の日本人は「飯と漬物程度の食事であったにも拘わらず、驚異的な体力があった」という記録が残っている
欧米では、当時から栄養学的に、動物性タンパク質の必要性が常識だったのだと思う。
また、『トーチェ氏の心の法則』という本には、1959年頃の話であるが、メキシコの僻地やエスキモー達が非常に単純な食生活をしていて、栄養学の専門家達は、彼らの健康状態は非常に悪いはずだと考えるだろうが、そうではなく、それら「原始的な」人々が完璧な健康をエンジョイしているが、彼らにビタミンやミネラルといった栄養学を教えると、彼らが病気にかかりはじめたといった話が紹介されている。
確かに、これらの話が、どれほど正確で正当なものであるかは分からない。
ただ、私は十数年ほど前(2010年くらい)、超少食を試していた時、極めて少しの種類のものしか食べず、栄養学的には極めて栄養が偏っているように見える人々が、普通の現代人よりはるかに健康であるという話に数多く接したものだった。
世界には、特定の種類の芋しか食べないとか、曳いたトウモロコシしか食べないが、極めて健康で長寿な民族がいることも知られている。
私自身、当時は、少しの種類のものをわずかな量食べていたが、それまで、健康診断を受けたら相当な病人のように診断されたのに、オールAの完全な健康体になり、また、それまではよく風邪をひいていたが、全く風邪をひかなくなった。
芸人扱いされることも多いが知識人としても知られる西村博之氏(ひろゆきの通称の方が有名)が、ヴィーガン(完全な菜食主義者)について、
「人間には必須タンパク質というものがあり、それは肉を食べないと摂れない。ヴィーガンが、自分が髪が抜けて肌がボロボロになってきたなくなるのは勝手だが、それを他人や自分の子供に押し付けるな」
といったことを言うYouTube動画は、若い人達を中心に大きな影響力を与えているのかもしれない。
自分の主義を人に強要してはならないということは、私も大いに賛成である。
しかし、この発言の影響によって、それまでごく健康であったヴィーガンが健康を損ねるようなことになることもあるかもしれない。
参政党という政党の人が、小麦製品のパンやケーキを食べると健康を深刻に害すので決して食べてはいけないとよく主張していた(今もかもしれないが私は知らない)が、考えてみれば、パンやケーキが大好きでよく食べながら長寿で健康な人は沢山いるし、私もそんな90歳過ぎの人を知っている。
上の西村氏(ひろゆき氏)も、そんなことを言う参政党の代表の神谷氏を攻撃していた動画を見た覚えがあるが、このことに関しては、私も西村氏に同調したような気がする。
私は、菜食主義者であるかとか肉食者であるかより、良識があることが大切だと思う。
菜食主義者と肉食者が、お互いを、偏った事例を取り上げて攻撃し合っているのを見るのは悲しいものである。
菜食主義者にも肉食者にも、良識的な人もいれば非常識な人もいる。まずは、そこ(自分が良識に欠けること)から改めなければならず、もし、競い合いみたいなものがあるとしても、良識によって自分達が立派であることを示せば良いと思う。
自分が、少食であったり、少しの種類のものしか食べなくても満足しているならそれで良いし、多少はそれを人に勧めるのも良いが、押しつけがましいのは、どんな人であっても決して良くない。
たとえ聖人のように言われる人であっても、そんな押し付けをする者は程度の低い人間であると私は思う。
肉食でも全く構わないと思うが、過度の美食、飽食はやはり良くないと思う。
食べるために痛みを感じる生物を殺す際には、瞬間で殺さないといけないという法律がある国があるが、それは良いことであると思う。
食のことに限らず、人間は当たり前の感覚が大切であると思う。
AIアート779
「チューリップとフェアリー」
Kay
あくまで個人的な話であるが、少し前、上でも取り上げた参政党という新しい政党が、今の日本保守党のように大人気で勢いがあったが、その参政党の人達が、食について極端なことを主張するのを聞いて私は、この党はいずれ駄目になるだろうと思った。
すると、最近、参政党は、あまりにひどい状況になっていて、それは参政党潰しの陰謀であるように言う人もいて、そうなのかもしれないが、やはり私は、極端は良くないと思うのだ。
私も以前、食などに関し、極端であったことの反省もある。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)トーチェ氏の心の法則
(2)信念の魔術(C・M・ブリストル)
(3)かもめのジョナサン【完成版】