ネット上には、沢山のIQ(知能指数)テストがあり、Googleで「IQテスト」とかで検索すれば、見つけられるだろう。
また、スマートフォン用アプリのIQテストも、Android、iOSのそれぞれに、いくつか(沢山?)ある。
なかなか立派な感じのものが多いが、それらのIQテストに信憑性があるだろうか?
私は十分にあると思う。
その根拠はというと、以下のようなものだ。
心理学者の村上宣寛(むらかみよしひろ)さんの『IQってホントは何なんだ?』という本がある。いかにも学者が書いたというお堅い本なのだが、その中にあるIQテストが興味深かった。
多くの人は、それを見たら、「これがIQテスト?」と疑問に思うことだろう。
テレビのクイズ番組で出題しても面白くないような、お堅い8つの問いに答えるだけである。
例えば、「イギリスの首都はどこですか」とか、「世界で一番長い川はなんですか」といった感じである。
それで、IQ62から140までが判定出来る。
高得点が取れなかったIQマニアみたいな人達の、「こんなものでIQが分かるもんか」という文句が聴こえてきそうな気がする。
だが、村上さんの、「テストって、こんなものなのだ」という記述に、大いに納得してしまった。
問題の作り方は、簡単にいえば、それなりに常識的な知識を問う問題を沢山作って、多くの人に答えてもらい、不適切な問題を除き8問を選ぶ。
それぞれの問題の正答率から、問題全部での得点分布みたいなものが出来るから、そこから、得点とIQとの関係を推測するのである。
あまりに大雑把であるが、それなりのテストにはなる。
それに、一般知識とIQとの相関関係は、かなりあると見て良いだろう。
頭の良い人は、やはり物知りだ。
これは、知識を詰め込めば頭が良くなるというのではなく、頭の良い人は好奇心が強いので、自然に知識量が増えると言えば、納得してもらえると思う。
もちろん、問題内容にもよる。頭が良いからといって、アイドルの名前やサッカーのルールに必ずしも詳しいとは限らない。
いずれにしろ、肝心なことは、沢山の人がテストを受け、それなりの統計からIQを推定するようなものなら、そのテストは、まずます信頼性があると考えて良い。
そして、ネット上のIQテストの多くが、そんなふうにIQを算出しているので、そこそこに正確である。
その証拠に、人気のあるIQテストは、同じ人がやってみると、どれでも似たような成績になる。
私が知っているある人は、ネットのIQテストをいろいろやってみたら、大抵、全問正解してしまうので、
「あなたは、このテストで計測出来ないほど頭が良い。IQは129以上」
「IQ150。このテストでの最高値です」
「IQ140(ただし、全問正解なので、そのテストの最高値が140であると思われる)」
「IQ160と推定。人類の上位0.1%に入る『可能性がある』」
といった結果になるが、これらからも、テストの信憑性の高さを感じると思う。
IQは、ある限度より高いと、実際はどれくらいなのかは分からないはずだからだ。
ところで、知識とIQの関係について、もう少し述べよう。
ある時、小さな会社の社長に、「今の学生は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らが天下を取った順番を知らない」と言われ、「そんなアホな」と思ったことがある。
それで、ある時、短大を出て入社してきた女性に、それを尋ねてみたら、本当に知らなくてビックリした。
言っては悪いが、この女性は、あまりIQが高いことはないといって間違いないだろう。
彼女は、創造的な仕事には向かないが、それなりに真面目なら、雑用みたいな仕事なら十分に務まり、それで本人も「私はOLだ」と感じ、多くの場合、やがて、自分は結構有能だと勘違いするようにもなるだろう。
だが、こんな人を、「訓練して優秀な人材にしよう」などと考えると、問題が起こるのである。それはハナから無理なのである。
歴女とかいって、戦国武将への憧れから、その方面に非常に詳しいという女性が、最近よくいるらしいが、そんな歴女になれる女性というのは、やはりそれなりにIQが高いのだと思う。
男性でも、戦闘機マニア、ガンマニアなどがいるが、そういった人達で、まるっきりの馬鹿というのも、やはりいないはずであるし、呆れるほど深い知識を持っているなら、IQが高い可能性もあると思う。
猪子寿之さんが社長を務めるチームラボという、デジタルアートで有名な会社があるが、入社条件が「オタクであること」というのは、IQが高い人を取る適切なものであり、さすがに猪子さんはIQが超高くて、超分かっている(猪子さんは会話でよく「超」を使うので真似てみた)。
ちなみに、猪子さんは初音ミクさんの熱烈なファンらしい。そして、世界中から仕事がひっきりなしにやってくるのに、英語がさっぱりで、覚える気もないようだ。
なかなか面白い人であり、猪子さんを研究すると、知性の正体が分かるかもしれない。
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また、スマートフォン用アプリのIQテストも、Android、iOSのそれぞれに、いくつか(沢山?)ある。
なかなか立派な感じのものが多いが、それらのIQテストに信憑性があるだろうか?
私は十分にあると思う。
その根拠はというと、以下のようなものだ。
心理学者の村上宣寛(むらかみよしひろ)さんの『IQってホントは何なんだ?』という本がある。いかにも学者が書いたというお堅い本なのだが、その中にあるIQテストが興味深かった。
多くの人は、それを見たら、「これがIQテスト?」と疑問に思うことだろう。
テレビのクイズ番組で出題しても面白くないような、お堅い8つの問いに答えるだけである。
例えば、「イギリスの首都はどこですか」とか、「世界で一番長い川はなんですか」といった感じである。
それで、IQ62から140までが判定出来る。
高得点が取れなかったIQマニアみたいな人達の、「こんなものでIQが分かるもんか」という文句が聴こえてきそうな気がする。
だが、村上さんの、「テストって、こんなものなのだ」という記述に、大いに納得してしまった。
問題の作り方は、簡単にいえば、それなりに常識的な知識を問う問題を沢山作って、多くの人に答えてもらい、不適切な問題を除き8問を選ぶ。
それぞれの問題の正答率から、問題全部での得点分布みたいなものが出来るから、そこから、得点とIQとの関係を推測するのである。
あまりに大雑把であるが、それなりのテストにはなる。
それに、一般知識とIQとの相関関係は、かなりあると見て良いだろう。
頭の良い人は、やはり物知りだ。
これは、知識を詰め込めば頭が良くなるというのではなく、頭の良い人は好奇心が強いので、自然に知識量が増えると言えば、納得してもらえると思う。
もちろん、問題内容にもよる。頭が良いからといって、アイドルの名前やサッカーのルールに必ずしも詳しいとは限らない。
いずれにしろ、肝心なことは、沢山の人がテストを受け、それなりの統計からIQを推定するようなものなら、そのテストは、まずます信頼性があると考えて良い。
そして、ネット上のIQテストの多くが、そんなふうにIQを算出しているので、そこそこに正確である。
その証拠に、人気のあるIQテストは、同じ人がやってみると、どれでも似たような成績になる。
私が知っているある人は、ネットのIQテストをいろいろやってみたら、大抵、全問正解してしまうので、
「あなたは、このテストで計測出来ないほど頭が良い。IQは129以上」
「IQ150。このテストでの最高値です」
「IQ140(ただし、全問正解なので、そのテストの最高値が140であると思われる)」
「IQ160と推定。人類の上位0.1%に入る『可能性がある』」
といった結果になるが、これらからも、テストの信憑性の高さを感じると思う。
IQは、ある限度より高いと、実際はどれくらいなのかは分からないはずだからだ。
ところで、知識とIQの関係について、もう少し述べよう。
ある時、小さな会社の社長に、「今の学生は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らが天下を取った順番を知らない」と言われ、「そんなアホな」と思ったことがある。
それで、ある時、短大を出て入社してきた女性に、それを尋ねてみたら、本当に知らなくてビックリした。
言っては悪いが、この女性は、あまりIQが高いことはないといって間違いないだろう。
彼女は、創造的な仕事には向かないが、それなりに真面目なら、雑用みたいな仕事なら十分に務まり、それで本人も「私はOLだ」と感じ、多くの場合、やがて、自分は結構有能だと勘違いするようにもなるだろう。
だが、こんな人を、「訓練して優秀な人材にしよう」などと考えると、問題が起こるのである。それはハナから無理なのである。
歴女とかいって、戦国武将への憧れから、その方面に非常に詳しいという女性が、最近よくいるらしいが、そんな歴女になれる女性というのは、やはりそれなりにIQが高いのだと思う。
男性でも、戦闘機マニア、ガンマニアなどがいるが、そういった人達で、まるっきりの馬鹿というのも、やはりいないはずであるし、呆れるほど深い知識を持っているなら、IQが高い可能性もあると思う。
猪子寿之さんが社長を務めるチームラボという、デジタルアートで有名な会社があるが、入社条件が「オタクであること」というのは、IQが高い人を取る適切なものであり、さすがに猪子さんはIQが超高くて、超分かっている(猪子さんは会話でよく「超」を使うので真似てみた)。
ちなみに、猪子さんは初音ミクさんの熱烈なファンらしい。そして、世界中から仕事がひっきりなしにやってくるのに、英語がさっぱりで、覚える気もないようだ。
なかなか面白い人であり、猪子さんを研究すると、知性の正体が分かるかもしれない。
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このプータローはもったいない生き方をしているなぁ、と会うたびに思う。IQが高いのにどうしてそんな生き方をしたのだろうと。
話しは変わりますが、怒るのを我慢するようになってから、少しだけ冷静になれたような気がします。冷静になってみると、今まで随分怒って、かなり自慢していたことが恥ずかしくなります。怒っていないと、自慢していないと自分が立っていられないので仕方ない行為だったけれど。
許せない人は、蚊だと思って、近づいてきたわ、と思うようにしています。刺されても蚊だから道理が許せます。人間対策の防虫スプレーってどこでどうしたらいいのでしょうね。