学校で、クラスメイトとうまくやれない子供は、「わがまま」、「協調性がない」、「親に甘やかされた」などと、散々なことを言われる。
そんな場合もあるかもしれないが、実は、その子はIQが非常に高いのかもしれない。
IQが140を超えていれば、かなり多くのクラスメイトと付き合えないだろうし、150を超えていると、ほとんど誰とも付き合えないだろう。
そして、IQが高過ぎる子供は、大抵、教師にも嫌われる。

だけど、皆と仲良く出来ないけど、勉強が出来ないから、別に頭が良い訳じゃない・・・と思われる子もいると思う。
確かに、IQが高いと、勉強が出来る可能性が高い。
だが、それがうまくいかない場合もある。
勉強そのものが分からないのではなく、学校の学習スタイルが、どうしても納得出来ずに戸惑っているような場合だ。
家庭や塾で、学校の学習スタイルを身につけていれば、さして頭が良くなくても、効率よく勉強が出来る。
しかし、頭が良いのに、学校のしきたりや決まりごとが奇妙に感じて従うことが出来なかったり、そもそも、学校の勉強や学校そのものにまるで興味がない場合は、どれほど頭が良くても勉強が出来ないこともある。
アインシュタインがそうだったはずだが、むしろ、IQが高過ぎると、周囲の状況に恵まれていないと、勉強が出来ない場合が非常に多いのかもしれない。

引きこもりの何割かは、単にIQが高過ぎることが原因なのだろうと思う。
IQが20も差があるような子供同士が仲良くなることはあり得ない。
表面上、仲良くしていたとしても、IQが高い方の子は、かなり辛い思いをしていることだろう。

では、周りと馴染めない子が、性格のせいか、頭が良過ぎるせいかは、どうすれば判断出来るだろう。
勉強が極端に出来れば分かり易いが、上にも述べた通り、そうなる場合は、むしろ少ないかもしれない。
だが、勉強以外のことで、単によく知っているなどというレベルではなく、もう異常に詳しいといった場合は、頭が良いのだろう。
また、勉強は出来ないといっても、やり方の分かっている計算問題だと、誰よりも早く解いてしまうという子も、高IQと思って間違いない。

きっと、世の中に不遇の天才は沢山いるだろう。
上のようjなことから、自分は本当は頭が良いと分かったら、それを生かすべきである。
好きなことに打ち込めとは、よく言われるが、それは多くの場合、知的な分野とは違うことについて言う場合がほとんどと思う。
だが、頭が良いなら、必ずその素晴らしい頭脳を生かせる分野を探さなければならない。
コンピュータープログラミングの中でも、特にこれからは、AI(人工知能)分野は有望である。
そして、IQが高ければ、ほとんどの分野のプログラミングを楽々とやれるだろう。
だが、いくら頭が良くても、世の中は甘くなく、道は自分で切り開かなくてはならない。









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