金沢美術工芸大学

手で考え、心でつくること。

学問を好み、伝統を愛してその歴史を紡いできたまち、金沢。
工芸が今も生活のなかに息づくこの地は、ものづくりのまちでもあります。
金沢美術工芸大学は、戦後の困難な時代のなか、
人のつくる力を信じる金沢の市民が、その心でつくった大学です。
この大学には、「手で考え、心でつくる」ということばがあります。
ここで教鞭をとったある教員が残したこのことばは、ものをつくることが
「つくりながら、試み、考える」ことであること、
「心をこめて」行うことであることを教えてくれます。
この大学で、たくさんの先輩たちが
「つくりながら、試み、考える」ことを繰り返し、
「心をこめて」作品をつくりあげ、世界へ飛び立っていきました。

「手で考え、心でつくる」。
今日も金沢美術工芸大学では、このことばのもとで、
学生たちが学び、鍛錬を重ねています。
ものをつくること、そして
ものをつくることについて真剣に考えること。
それを志すあなたの豊かな力になる時間が、ここにある。
私たちは、そう信じています。

ようこそ私たちの新しいキャンパスへ。「開かれた美と創造のコミュニティ」をコンセプトとする新キャンパスには門も壁もありません。内と外の境界には桜並木の遊歩道があり、江戸時代から金沢城下へ水を運ぶ辰巳用水が流れています。敷地中央を通り抜けるアートプロムナードに配置したアートコモンズでは、学生が作品を展示し、教員による講評が行われ、さまざまな人が作品を目にするでしょう。その上で、学びに集中できる適切に閉じられた教育研究施設として、美術・工芸・デザインの領域ごとの実習室や演習室、領域を越えて自由に活用できる共通工房などの充実を図りました。私たちは大学憲章に基づき、「芸術が社会に果たす役割を自ら探し行動する人材を育成する」ために、そして、これからも地域に愛される大学であるために、新キャンパスでの更なる飛躍を誓います。ともに学びましょう。みなさんとの出会いを楽しみにしています。

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