tag:blogger.com,1999:blog-14187196329448244682024-09-14T00:45:57.804+09:00Talpa memorandumAnonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]Blogger291125tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-35820680722467181162017-01-14T18:04:00.003+09:002017-01-14T18:09:05.386+09:00『「読まなくてもいい本」の読書案内』によるブックガイド 橘玲の『「読まなくてもいい本」の読書案内』を読んだので、感想とメモをまとめておく。 この本、タイトルは『「読まなくてもいい本」の読書案内』だが、実際には「読まなくていい本」はほとんど紹介されていない。紹介されているのは、当たり前の話かもしれないが読むべき本だ。他の読書案内本と異なっているのは、”こういう本は読まなくて良い”と、ばっさり切り捨てているところ。読むべきか・読まなくてもよいかの基準は、20世紀後半に爆発的に進歩した科学研究の成果に置いている。著者は、この時期に起きた科学研究の大幅な進歩を”知のビッグバン”、”知のパラダイム転換”と呼び、これ以前に書かれた本は(とりあえず)読む必要がないと言い切る。古いパラダイムで書かれた本は捨てて、新しいパラダイムで書かれた本を読もうという話だ。ちょっと乱暴な分け方ではあるが、1980年代に大学生だった私には案外納得できるものだった。学生Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-72227254196243211502017-01-08T15:30:00.002+09:002017-01-08T15:30:38.161+09:00ドレの旧約聖書・新約聖書 幼いころ通っていた幼稚園がキリスト教系で、月曜日の朝には礼拝堂に集まって神父様のお話を聞いたり、先生が紙芝居で見せてくれるキリスト教のお話なんぞを聞いて育ったせいか、昔からキリスト教には興味があった。一度きちんと聖書を読んでおきたいと思って何度か挑戦したのだが、今までは毎回挫折して途中で放り出してしまっていた。聖書の翻訳の言葉遣いが古くてわかりにくいし、どうにもつまらなくて読んでいられなかったのだが、今回、ようやく最後まで読み通せる聖書に出会ったので紹介しておきたい。それが、『ドレの旧約聖書』と『ドレの新約聖書』だ。 楽園追放 この聖書の最大の特徴は、タイトルに「ドレの」とついているようにギュスターヴ・ドレのイラスト(版画)が前編にわたって掲載されていることだ。このイラスト(版画)が実にすばらしい! 生き生きとして、荘厳で、いつまでも眺めていたくなる。このイラストを見るだけでも、Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]1tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-23248512208890983392016-12-26T08:16:00.000+09:002016-12-26T09:15:45.376+09:00"ひとり出版社"という働き方 『"ひとり出版社"という働き方』という本を読んだので、少しばかり感想を。 今から30年ほど昔、私が駆け出しの編集者だった頃、当時勤めていた編集プロダクションの先輩から「渡り歩いた出版社の数が一桁のうちは半人前」とよく言われた。当時は今のように転職が一般的ではなく、会社を変わるというのはよほどのことがなければ行わないのが普通だった。しかしどういうわけか編集者だけは、当たり前のようにコロコロ会社を変わっていた。若造だった私にはこれが不思議でならず、先輩編集者になぜそんなに会社を変わるのかと訪ねたことがある。その際、先輩編集者からこんな話を聞かされた。 「いいかい嘉平くん、編集者は自分が作りたい本を作るために会社に勤めているんだよ。自分が作りたい本が作れなくなったら、そんな会社に要はないんだ。だから、そうなったら自分が作りたい本が作れる会社を探して移るんだよ。そうやって、編集者は会社Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-30751396382258795532016-12-03T17:36:00.000+09:002016-12-03T17:36:45.748+09:00フランクフルト・ブックフェア2016 昨年(フランクフルト・ブックフェア2015)に続き今年もフランクフルト・ブックフェアに行ってきたので、簡単にレポートをまとめておきたい(すでに1ヶ月以上たってるけど)。 フランクフルト・ブックフェア会場入口 フランクフルト・ブックフェアは世界最大のブックフェアなわけだが、昨年その規模を大きく縮小して驚かされた。今年はどうなることかと、ちょっとドキドキしながら会場へ向かったが、展示スペース自体は昨年と同規模で特に縮小などはなかった。ただ、来場者数が明らかに減っているように感じた。初日の午前中などは展示会場がガラガラで不安になるくらいだったし、最終日直前の土曜日の午後にはブースを畳んでしまう出展社が目立ち、人もまばらな感じだった。私自身は実際に顔を合わせて商談・情報共有を行う機会は貴重だと思うのだけど、インターネットで連絡が取れるのだから必要ないと考える人や会社が増えているのだろうなぁAnonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-8630050774824865942016-04-17T15:56:00.000+09:002016-04-17T16:06:17.334+09:0015世紀の印刷革命から考える21世紀の出版 先日TechLION vol.25に登壇して「15世紀の印刷革命から考える21世紀の出版」という大仰なタイトルで話をしてきたので、その時の動画・スライド・発表用のメモをまとめておく。 まずは、YouTubeにあがっているプレゼンの動画。私の発表は、29:30くらいから。 次がスライド。ドワンゴのサービスであるニコナレにアップしてある。 15世紀の印刷革命から考える21世紀の出版 / kahei さん - ニコナレ togetterのまとめ 最後に当日参照していた発表用のメモ。 ■前置き まず、印刷革命に関わる歴史はかなり複雑で、単純なものではない。さらに、資料が乏しく、よくわからないことも多い。文献によって意見がわかれているものもある。このため、今回お話するのは、あくまでも鈴木嘉平の視点から見た歴史の話でしかない。鈴木嘉平の主観で、枝葉を切り落とし、話を単純なAnonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-87471703863738172392016-04-04T09:11:00.004+09:002016-04-07T17:44:58.302+09:00仮面ライダー1号 映画「仮面ライダー1号」を観てきた。なんといっても、藤岡弘が本郷猛を演じるというのだから観ないわけにはいかない。 ストーリーとか、いろいろ意見のある人がいるのもわかるけど、 本郷猛が臭い説教をして 変身して ライダーパンチして ライダーキックして ノーヘルでサイクロンを乗り回して レッツゴー!!ライダーキックがかかったから すべてよし! というわけで堪能しました。特に、レッツゴー!!ライダーキックがかかるとは思ってもいなかったので、イントロが流れ始めたときには叫びそうになった。 やっぱり仮面ライダーは最初のシリーズがダントツでいいと思う。 で、今日、最近加入したamazonプライムを見ていたら、見放題のビデオに仮面ライダー1シーズンがあるじゃないか! まずい。いろいろやらなきゃいけないことが山積みなのに、観てしまいそうだ(笑)。 そういえば、ゴーストとかいうのも出ていたけど、あれAnonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]1tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-34174535339707134462015-11-03T14:19:00.001+09:002015-11-03T14:19:38.800+09:00Star Wars英和辞典は読める辞書 先日書店で棚のチェックをした際に、ちょっと気になってスター・ウォーズ英和辞典 ジェダイ入門者編 とスター・ウォーズ英和辞典 ジェダイ・ナイト編 を買ってきた。 どちらもStar Warsに出てくるセリフを例文にした英和辞典だ。ジェダイ入門者編が中学英語、ジェダイ・ナイト編が高校英語になっている。英和辞典なので、当然のことながら英単語がアルファベット順に並んでいて、意味の解説があり、例文が紹介されている。しかし、単語の意味の解説は最小限で、例文については、それがStar Warsのどのエピソードの誰のセリフか、また必要に応じてどんなシチュエーションで発言されたものかが解説されている。辞典というよりは例文集というべき本。 たとえば、areの解説には、下記のように「Are you all right? LUKE V だいじょうぶかい?(湖の怪物に吐き出されたR2を気づかって)」のようにAnonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-40860770428007438972015-10-25T15:12:00.000+09:002015-10-25T15:12:21.898+09:00フランクフルト・ブックフェア2015フランクフルト・ブックフェア会場 フランクフルト・ブックフェアは、毎年10月にドイツのフランクフルト・メッセで開催される世界最大のブックフェアだ。世界中の出版社が一同に集い、版権売買をはじめ、さまざまな情報交換などを行っている。 昨年は例のドタバタ騒ぎ(嘉平、編集やめるってよ)の影響で参加できなかったが、今年はドワンゴから参加できたので簡単なレポートをまとめておきたい。 二年ぶりにフランクフルト・ブックフェアに参加してなにより驚いたのが、ブックフェアの規模が縮小していたこと。アスキーに入って以来20年以上フランクフルトにかよっているが、ブックフェアの規模が縮小したのは初めてだ。正直、これには衝撃を受けた。IT関連の老舗の出版社も軒並みブースを縮小しているし、中にはブースを持つことをやめてしまった出版社まである。 最近では、出版市場の縮小が続いているのは日本だけで海外では持ち直してAnonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-69170350781667458852015-07-20T14:27:00.001+09:002015-07-20T14:28:29.880+09:00漫画の外道を突き進む世紀末シリーズ「北斗の拳 イチゴ味」を読んだ 一九九X年、世界は核の炎につつまれ、あらゆる生命体が絶滅したかにみえた。 だが意外とげんきだったし、現代の日本の若者に心配されるバイタリティに満ちあふれていた。 …… 本屋の店頭で「北斗の拳」と書かれた漫画と懐かしい絵を見て、あれ? 北斗の拳が今頃何で出てるんだと手にとったのが運の尽き。なんだか雰囲気が違うなと、よく見るとタイトルに「イチゴ味」とか書いてある。驚くなかれ、北斗の拳のパロディ版だそうな。北斗の拳30周年記念の1つとして企画されたらしい。 その昔、BSD magazineのパロディ版に北斗の拳のパロディを掲載した身としては、読まないわけにはいかないだろう。ということで、4巻すべてを大人買い。 連休中に読んでいたのだが、けっこう笑える。なんといっても、絵がオリジナルにそっくりなのがいい。ケンシロウではなく聖帝サウザーが主人公になっているのも斬新。出てくるキャラが皆おバカで最高Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-70398108155484284242015-07-01T09:15:00.001+09:002015-07-04T08:34:46.839+09:00The Art of Computer Programming Volume 1 Fundamental Algorithms 日本語版 2004年にアスキーから出した『The Art of Computer Programming Volume 1 Fundamental Algorithms Third Edition 日本語版』をようやく再刊できた。 この本は、アジソンウェスレイジャパンとの共同出版事業の一環として刊行したもので、上製本、本体価格9,800円と、アスキーの刊行物の中でもかなり高価なものだった。アスキーから出すことが決まった後、担当編集者がリストラにあって変わってしまったり、なんだかんだと苦労させられた本だ。刊行後に社長賞をもらったのは、いい思い出かな。 しかし、会社の収益が悪化し、このシリーズは採算が合わないと言われ、増刷ができない状態が長く続くことになる。海外でもアジソンウェスレイがピアソンに吸収合併され、アジソンウェスレイジャパンもピアソン・エデュケーションジャパンに変わった。そしてAnonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]2tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-60135189656588579642015-06-25T08:29:00.000+09:002015-07-04T08:35:35.819+09:00ブログをBloggerに移動このブログは、もともとは自宅サーバ上にZope/COREBlogをインストールして始めたものだったが、その後Plone/COREBlogに移行し、さらに自宅サーバからレンタルサーバに移設、さらにPlone/COREBlogからMovable Typeに変更するという紆余曲折を経てきている。 で、最近サーバのお守りをするのが面倒くさくなったので、既存のブログサービスに移動させることにした。どこにするか、ずいぶん迷ったけれども、結局はGoogleのBloggerに決めた。 データの移行もスムーズにできたし、よかったのだが、一つだけ問題が生じている。 以前のブログでは、エントリのURLが、http://www.kahei.org/blog/2015/06/hogehoge みたいになっていたのだが、これが、http://www.kahei.org/2015/06/hogehoge のように変更Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-80777779514640885022015-03-03T17:41:00.000+09:002015-06-21T17:48:17.073+09:00誕生日のヒットソングを教えてくれるサイト 自分の誕生日のNo.1ヒットソングを教えてくれるサイトがあるというので、やってみた。 http://playback.fm/birthday-song 私の誕生日である1961年1月30日のNo.1ヒットソングは、Will You Love Me Tomorrow by The Shirellesだそうな。 自分の誕生日を検索すると、ヒットソング以外にも生まれた日の曜日と生まれてから現在までの分数を教えてくれる。 私の誕生日は月曜日で、生まれてから28,447,722分たっているそうだ。 誕生日でなくても、1900年〜2014年の好きな日付のヒットソングを教えてくれるので、ちょっと気になる日付を入力して調べてみるのもおもしろい。暇な時などにやってみるといいかも。 Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-60367420358732817142015-02-26T15:55:00.000+09:002015-06-18T08:27:42.748+09:00元・宝塚総支配人が語る「タカラヅカ」の経営戦略『元・宝塚総支配人が語る「タカラヅカ」の経営戦略』を読んでみたのだが、なかなか興味深い内容だったので書評なんぞを。もともと宝塚に興味はなかったし、"ベルばら"とか、女性が男性を演じる男役とか、派手な衣装・濃いメイク・大げさな演技とか、正直あまりいい印象は持っていなかった。まぁ、宝塚を実際に観たことのない男性が抱く印象としては普通だと思う。ところが、数年前からハマっている日本のシンフォニックメタルバンドLIV MOONのリードボーカルを務めてるAKANE LIVが宝塚出身(宝塚時代の芸名は神月茜)ということで、がぜん興味を持つようになった。何冊か宝塚関連の本も読んでみたのだが、本書は宝塚出身の女優さんでもファンでもない、宝塚の経営メンバーが書いているという異色の本だ。LIV (通常盤)AKANE LIV さて、その宝塚とはどんなものかというと、兵庫県宝塚市に本拠地を置く、独身女性のみで構成Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]1tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-34614705232555489432015-02-23T15:51:00.000+09:002015-06-18T08:27:42.738+09:00ユニケージ原論数年前にLLカンファレンスの会場で購入したまま積ん読状態だった「ユニケージ原論」を読んだ。アスキー・メディアワークスから出した「フルスクラッチから1日でCMSを作る シェルスクリプト高速開発手法入門」で紹介した、シェルスクリプトを使って本格的なアプリケーションを作るという開発手法の原典ともいうべき本。具体的な開発手法を詳しく知りたいと思って読んだのだが、タイトルに"原論"とあるとおり、抽象的な議論が多くてちょっと私が読みたいと思っていたものとは違っていた。下記、章立てと簡単な内容紹介。第1章 ユニケージとはなにかユニケージ開発手法を考案した當仲寛哲氏によるユニケージの誕生から開発手法の概要の解説。この章を読めば、ユニケージ開発手法の全体像がつかめる。第2章 ユニケージは道具である株式会社良品計画(無印良品の会社)のシステム開発にユニケージ開発手法を適用した事例紹介。ずぶの素人が短期間にAnonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-20153830082813900502015-01-04T17:51:00.000+09:002015-06-18T08:27:42.722+09:00ASCII DWANGOスタートアップ!昨年10月に「嘉平、編集やめるってよ」というエントリを書いてから3ヶ月が過ぎ、ようやく身の振り方が確定したのでご報告しておきます。12月24日に正式なプレスリリースが出ましたが、私が編集長を務めていた株式会社KADOKAWA(アスキー・メディアワークスBC)ハイエンド書籍編集部の事業を株式会社ドワンゴが引き継ぎ、アスキードワンゴ編集部として事業を継続することが決まりました。これに伴い、私は12月15日付けで株式会社KADOKAWAを退職し、株式会社ドワンゴに転籍しました。今後はアスキードワンゴ編集部編集長として、編集職に復帰することになります。10月以降、人事本部付という中途半端な状態で無為な日々を過ごしてきましたが、ようやく自分が行うべき仕事に戻れてホッとしています。ハイエンド書籍編集部の事業継続のきっかけを作ってくれたドワンゴの清水さん、そして川上会長をはじめ事業の移転と私の転籍をAnonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-68264295300412805072014-10-02T07:09:00.000+09:002015-06-18T08:27:42.761+09:00嘉平、編集やめるってよタイトルはふざけていますが、ふざけた話ではありません。10月に入って情報公開制限が解けたので、書きます。株式会社KADOKAWAは、9月末をもってアスキーブランドの書籍を作っていたいくつかの編集部を廃止・解散しました。これに伴い、私(鈴木嘉平)が編集長を務めていたハイエンド書籍編集部も解散しました。この件について、株式会社KADOKAWAからは特にアナウンスなどは行わないということです。誤解しないでいただきたいのですが、これはアスキーの本がなくなるということではありません。週刊アスキーもASCII.jpも存続していますし、これからもアスキーの雑誌・書籍は発売されます。また、9月までに刊行された本は今後も継続して販売されます。ただ、これまでよりも刊行点数は少なくなるでしょうし、私が作ってきたような技術書が出版されるかどうかはわかりません。少なくとも、ハイエンド書籍編集部から10月以降に刊行Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]3tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-89998170516286472992014-09-30T17:01:00.000+09:002015-06-18T08:27:42.777+09:00プロフェッショナルのための実践Heroku入門すでに発売済みだが「プロフェッショナルのための 実践Heroku入門」という本を出したので、遅ればせながら紹介しておく。この本は、日本におけるHerokuのエバンジェリストである相澤歩さんを中心に、RailsGirlsの主催者でもある万葉の鳥井雪さん、Rubyのコミッターでありベテランのライターでもあるartonさん、さらにHerokuのテクニカルサポートエンジニアである織田敬子さんを加えた4人によって執筆されたHerokuの入門書である。執筆陣からもわかるとおり、ほぼ公式といってよい内容になっている。書評もいくつか出ていることもあり、詳しい内容については割愛するが、Herokuの概要からアプリケーション開発方法、本番環境への移行のやり方、トラブルシューティング、Herokuのアーキテクチャまでをギュッとコンパクトにまとめている。特に7章のトラブルシューティングは、実際にHerokuのAnonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-20172963487960354832014-08-20T17:29:00.000+09:002015-07-04T12:56:03.662+09:00魚のテリーヌ? 写真はイメージです(笑) 食品偽装とかそんな話をしていて、ちょっと昔の話を思い出したので。もう10年以上前の話だが、知人の結婚式に妻と二人で出席したことがある。会場は地方のホテルで、まぁそれなりに高級そうなところ。式も滞り無く終わり、宴席となった。フランス料理のフルコースというので、正直ちょっぴり期待していた。なにせ、そんな料理にはとんと縁がない人間なので。お品書きというのか、メニューというのか、これから出てくる料理が書かれた紙がテーブルに置かれていて、ますます期待が高まる。で、その前菜のところに「魚のテリーヌ」というのがあったわけだ。うん。で、出てきた魚のテリーヌなんだが、丸い大きめの白い皿の真ん中に慎ましやかなひとかけらが鎮座していて、皿の周りに野菜がちょっぴり乗っている。まぁ、フランス料理らしい飾り付けで、それはいい。問題は真ん中に鎮座している魚のテリーヌだ。これ、色といい、Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-67288051664408274802014-07-31T23:51:00.000+09:002015-06-18T08:27:42.759+09:00AWSを超える?!『Google Compute Engine入門』発売開始!「Google Compute Engine入門」本日発売開始。Googleが昨年末からサービスを開始したGoogle Compute Engineの日本最初の解説書! 本当は世界初を狙っていたのだけど、Packt Publishingから昨年9月に"Instant Google Compute Engine"という本が出版されているので、世界初にはならなかった。でも、Packtの本は60ページしかないものなので、まともな本としては世界最初と言ってもいいと思う。少なくともO'Reilllyの"Google Compute Engine"には勝ったな(発売時期だけは)。著者は吉積情報株式会社の吉積礼敏さん。吉積さんは、下記のGoogle Cloud Platformの資格(5種類)すべてを日本人として初めて取得したという人物。Google Compute Engine Qualified Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-62502871733870004782014-07-26T21:04:00.000+09:002015-06-18T08:27:42.750+09:00iPhoneアプリで稼ぐノウハウ本を読んでみた「プログラムもできない僕はこうしてアプリで月に1000万円稼いだ」という本を読んでみた。翻訳書で、原著は"App Empire: Make Money, Have a Life, and Let Technology Work for You"という本。原著は、amazon.comの読者レビューで105人が評価して星4つと好評化だが、翻訳版はamazon.co.jpで1人だけがレビューしていて、星3つ。翻訳書のレビューはあまりよくなくて、「さほど目新しい事はありません」とか「今のアプリマーケーットでは非現実だと思います」とか書かれてしまっている。内容としては、iPhone用アプリビジネスで成功するためのノウハウをまとめて伝授するというもの。若干自己啓発書的な匂いがするものの、まじめに書かれた良書だと思う。著者自身がプログラミングスキルをまったく持っていないため、ビジネスとしてiPhoneAnonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-40039787522647149002014-07-20T20:36:00.000+09:002015-06-18T08:27:42.740+09:00アナと雪の女王を見た注意! 若干ネタバレあり!世間で大いに話題になっているのは知っていたけど、人が騒げば騒ぐほど興味がなくなるというひねくれた性格なので見に行かなかったのだが、上映がそろそろ終わるという今になってやっぱり見ておかないと後悔するんじゃないかという気持ちになったので見てきた。2D字幕版。3Dにすればよかったかな、まぁ、よしとしよう。ところで、このアニメ、ミュージカルだったのね。大ヒットしているLet It Goはただの挿入歌だと思っていたので、本格的なミュージカルだったのにはびっくりした。Let It Go以外の曲もなかなかよかった。ストーリーは、まぁ安心なディズニークオリティ。たいして悪い人もでてこないし、悲劇もなし。両親が死んでしまうのは悲劇だけど、さらっと流して、悲劇として描かない。女性に受けたのは、自分の持つ力を恐れ、両親に言われたとおりに人を避け、城に閉じこもっていたエルサが、自分をAnonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-33531750544322027092014-07-07T15:47:00.000+09:002015-07-04T12:58:01.397+09:00ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版を見た オリジナルのゴジラがデジタルリマスター版として劇場公開されると知って、ぜひ見たいと思っていたのだが、いつのまにやら公開されていて気がついたら関東ではあとわずかで終了してしまうではないか。しかも品川プリンスシネマでは、1日に1回(12時15分〜)しか上映していない! というわけで、日曜日にあわてて見に行ってきた。オリジナルのゴジラは、たしか小学校1年生のときにテレビで放映されたのを見たはずだ。暗い部屋で一人でテレビを見ていて、おもしろいというよりも怖かったのを覚えている。50年近くを経て、再度見た感想を言うなら、第二次大戦直後の日本の世相を色濃く反映した映画だったんだなぁということ。セリフにも、「長崎の原爆を生き延びた大事な体なんだから」とか、倒壊するビルの下敷きになりそうになった母子が「お父さんのところに行くのよ」など、戦争を感じさせるものが少なくない。また、ゴジラの被害者が運びAnonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-21326766767727891302014-06-29T23:52:00.000+09:002015-06-18T08:27:42.730+09:00Founders at Work 33のスタートアップストーリー気づけば、すでに25年以上にわたって編集者をやっている。これまでかなりの数の本を出してきたわけだが、そんな本の中から思い出深い本を紹介していこうと思う。まずは1冊「Founders at Work 33のスタートアップストーリー」だ。Amazon絶賛品切れ中!この本の原著が出版されるのを知ったのが2006年の10月、すぐに版権を取得しようとしたのだが、他社も版権取得を申し出たため入札となり、アスキーはこの入札に敗れてしまった。自分としては限界まで前払い印税を積み上げたつもりだったのだが、他社はそれを越える金額を提案したのだろう。ということで、残念なことにアスキーからはFounders at Workを出せなくなってしまった。原著は無事に2008年に刊行され、私は他社から翻訳書が出版されるのを待ち続けた。しかし、どうしたものかいつまでたっても翻訳書が出版されない。いったいどうしちゃったんだAnonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-20061829361501721652014-06-24T16:31:00.000+09:002015-06-18T08:27:42.720+09:00「フルスクラッチから1日でCMSを作る シェルスクリプト高速開発手法入門」刊行!シェル芸の伝道者こと元USP研究所の上田隆一さん、FreeBSDの使い手であり和太鼓の演奏者でもある後藤大地さんの共著である「フルスクラッチから1日でCMSを作る シェルスクリプト高速開発手法入門」をついに刊行する。7月2日発売!Amazon絶賛予約受け付け中!この本は、私が今まで作ってきた本の中でもかなり異色な本といえる。なにせ著者の上田さんが謝辞に「このような掟破りなものを出版する機会を作っていただいた......」などと書いているくらいだ(笑)。簡単に内容を紹介すれば、シェルスクリプトを使ってCMS(Content Management System)を作っていく過程をステップバイステップで解説した本、ということになるが、単純にソースコードを掲載してその動きを説明したものではない。たとえば、CMSに必要なデータをテキストファイルとしてファイルシステム上にどのような形で構築するのか、Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-1418719632944824468.post-85052363296182335102014-06-19T18:53:00.000+09:002015-06-18T08:27:42.772+09:00改訂新版 コンピュータの名著・古典100冊昔インプレスから出ていた「改訂新版 コンピュータの名著・古典100冊」という本があるのだけど、達人出版会から電子書籍の配信が始まったらしい。facebookでこのお知らせを見て、ちょっと思い出したことがあるので書いておく。まぁ、つまらない自慢話なので、読まないほうがいいかも。この本は、すでに他界された東京大学名誉教授の石田晴久先生が中心となって、コンピュータ名著読書推進委員会のメンバーとともに、コンピュータ分野に興味を持つ若いエンジニア・大学院生・大学生・高校生の読書の指針となるよう、100冊の良書を選んで紹介したというものだ。紹介されている100冊のうち、21冊がアスキーの本で、これは他の出版社に大差をつけてのダントツトップ。まぁ、老舗の面目躍如というか、過去の栄光というか、嬉しいようなとっても哀しいような、複雑な気分になる。で、この21冊のうち8冊が私が企画して出した本だ。「なんだAnonymoushttp://www.blogger.com/profile/06086289857687310945[email protected]0