研究開発に携わる皆様へのメッセージ公正な研究活動をめざして
近年の相次ぐ研究不正行為や不誠実な研究活動は、科学と社会の信頼関係を揺るがし、科学技術の健全な発展を阻害するといった憂慮すべき事態を生み出しています。
研究不正の防止のために、科学コミュニティの自律的な自浄作用が機能することが求められています。
研究者一人ひとりは自らを厳しく律し、崇高な倫理観のもとに新たな知の創造や社会に有用な発明に取り組み、社会の期待にこたえていく必要があります。
科学技術振興機構(JST)は、研究資金の配分機関として、研究不正を深刻に重く受け止め、関連機関とも協力して、社会の信頼回復のために不正防止対策について全力で取り組みます。
- JSTは研究活動の公正性が、科学技術立国を目指すわが国にとって極めて重要であると考えます。
- JSTは誠実で責任ある研究活動を支援します。
- JSTは研究不正に厳正に対処します。
- JSTは関係機関と連携し、不正防止に向けて研究倫理教育の推進や研究資金配分制度の改革などに取り組みます。
私たちは、夢と希望に満ちた明るい未来社会を実現するために、社会の信頼のもとで健全な科学文化を育まねばなりません。
引き続き、研究コミュニティや関連機関のご理解とご協力をお願いします。
国立研究開発法人科学技術振興機構
お知らせ
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令和6年3月29日
文部科学省が事務連絡「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」に基づく取組状況に係るチェックリスト(令和6年度版)の提出について」を各研究機関に依頼しました。
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令和6年2月6日
令和6年度以降のJST委託研究事業参画者に義務付ける研究倫理教育プログラムの拡充について、運用方針及びQ&Aを掲載しました。
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令和5年11月14日
文部科学省が「査読における不適切な行為の防止について(通知)」を各研究機関に通知しました。
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令和5年10月30日
研究倫理e-learning教材(eAPRIN)の旧システムのサービス提供終了に伴うJSTの対応について、お知らせを掲載しました。
研究倫理教育教材等
教材・講習/研究倫理教育教材について指針・規範等
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ダウンロード1.2MB
文部科学省 研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン
(平成26年8月決定) -
外部リンク
文部科学省 研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)(令和3年2月1日改正)
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ダウンロード267KB
日本学術会議 声明
科学者の行動規範-改訂版- -
ダウンロード395KB
総合科学技術・イノベーション会議 研究不正行為への実効性ある対応に向けて
(平成26年9月) -
ダウンロード149KB
「科学研究の健全性向上のための共同声明」
(平成26年12月11日)(日本学術会議、一般社団法人国立大学協会、一般社団法人公立大学協会、日本私立大学団体連合会)