ドジャースにおにぎり参上! ロサンゼルス発 コメを米国へ
2024年07月25日
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大谷翔平選手も活躍するドジャースの本拠地、米国・ロサンゼルスにあるドジャー・スタジアムでおにぎりが大人気!? 米国人シェフこだわりの日本産米を使った意外なメニューとは? 今、米国ではご飯食が拡大し、日本産米の輸出額は増えている。ロサンゼルスで日本産米の米国進出に迫る!
(10分17秒)
テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。
映像説明: 青い空の下に建つ、水色の外壁の野球場。壁には、英文字で「Dodgers(ドジャース)」のロゴと白いウエアに青い野球帽やヘルメットを身につけた6人の野球選手の絵が描かれている。
テロップ: ロサンゼルス
映像説明: 大勢の人で埋め尽くされたスタジアムの観客席。青い野球帽をかぶった売り子の男性がポップコーンの入ったビニール袋を掲げながら売り歩いている。
テロップ: ドジャー・スタジアム
ナレーション: アメリカ、ロサンゼルスにあるドジャー・スタジアムで、
映像説明: ドジャー・スタジアムの観客席の一角。丸刈りの男性や白いキャップをかぶった女性が、三角形のおにぎりを口に運んでいる。
テロップ: おにぎりが大人気(だいにんき)?
ナレーション: おにぎりが大人気(だいにんき)?
映像説明: 観客席。ペイズリー柄のキャミソールを着た女性が、茶色いおにぎりを手にインタビューに答える。
ペイズリー柄のキャミソールを着た女性・英語: 大好き!
映像説明: 日の当たる観客席。ベージュの野球帽をかぶった女性が、茶色いおにぎりを手にインタビューに答える。隣に座っているドジャースのベースボールシャツを着た男性も、おにぎりを食べている。女性のコメントのあと、2人で右手の親指を立てたグッドサインをする。
ベージュの野球帽をかぶった女性: オイシイ!
映像説明: 冷蔵ショーケースが設置された食品売り場。おにぎりや弁当が並んだ棚の上部には、「ONIGIRI(オニギリ)」と書かれたパネルが掲げられている。 何人かのお客が、「ONIGIRI」と書かれたパネルが掲げられた冷蔵ショーケースに並べられた商品を眺めている。
テロップ: ご飯食が米国で拡大!
ナレーション: ご飯食がアメリカで拡大中!
映像説明: コメが陳列された棚の前で、グレーのTシャツを着た女性が小さい袋に入ったコメの商品を手に持ちながらインタビューに答える。
グレーのTシャツを着た女性・英語: 私はスペイン系だけど、日本のコメが大好き。 食感がよくて、おいしい。 いつも炊飯器で炊いている。
撮影スタッフ(声のみ)・英語: 炊飯器で!?
グレーのTシャツを着た女性・英語: はい。
映像説明: ちゅう房。ガスコンロのまわりに大小さまざまな鍋が整理されて置かれている。白いコックコートを着た男性が、透明のカップに入ったコメをコンロの上に置いた小さな丸い鉄鍋に入れている。 小さな丸い鉄鍋で炊き上げたご飯を、しゃもじでよそっている手元。白地に青い模様の茶わんに入った、艶のあるご飯にズームアップする。
テロップ: 日本産米(にほんさんまい)にこだわるシェフ
テロップ: コメの常識を変える!?
ナレーション: そして、日本産米(にほんさんまい)にこだわるアメリカ人シェフが、世界のコメの常識を変える!?
映像説明: ちゅう房。大きな鍋が置かれたガスコンロの前で、白いコックコートを着た男性がインタビューに答える。
白いコックコートを着た男性・英語: あまり語られないけど、コメはとても重要なんだ。 お客はコメの違いを感じとっている。
映像説明: ドジャー・スタジアムの観客席。ウェーブヘアーの女性が、透明のパックに入った茶色いおにぎりを持ち、カメラに向かってポーズを取る。 青い野球帽をかぶった2人の男の子が、おにぎりを両手でほおばり、カメラに笑顔を向ける。 透明のパックに入った茶色い三角形のおにぎりのアップ。後ろに、ドジャー・スタジアムのグラウンドや広い観客席が見える。
テロップ: ドジャースにおにぎり参上! ロサンゼルス発 コメを米国へ
ナレーション: ロサンゼルスで今、コメがアツい? 日本産米(にほんさんまい)のアメリカ進出に迫る。
映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。各国のさまざまな人々の笑顔や、農作物(のうさくぶつ)を収穫している様子、ガントリークレーンが並んでいる港、緑色(みどりいろ)の仏像、小型飛行機や新幹線、バイクなどの乗り物や生き物など、世界中のいろいろな写真が現れて白い画面を埋めていく。連なった写真に重なるように世界地図のCGが浮かび上がり、中央に紺色の文字で「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」と書かれたタイトルテロップが表示される。
映像説明: 澄んだ青い空の下、ガラス張りの近代的なビルが建ち並ぶ、緑豊かな町並み。
テロップ: 米国 ロサンゼルス
ナレーション: アメリカ、ロサンゼルス。
映像説明: 瓦屋根の2階建ての建物など、日本風(にほんふう)の建物が並ぶ通り。コンクリート製のモダンな建物の壁面にドジャースのヘルメットをかぶり、バットを持った日本人選手(にほんじんせんしゅ)が描かれている。
テロップ: 大谷 翔平(おおたに しょうへい) 選手
映像説明: 白や青のベースボールシャツを着た人々でにぎわうスタジアムのメインゲート。水色のゲートの上には、青い英字で「Dodgers(ドジャース)」と書かれたチームロゴと赤い野球のボールをかたどった看板が掲げられている。手前にはスライディングのフォームをした野球選手の銅像がある。
ナレーション: 大谷(おおたに)選手も活躍するドジャースの本拠地、ドジャー・スタジアム。
映像説明: スタジアムの敷地内にある売店。白や青のベースボールシャツを着た男性や女性が行列を作って並んでいる。
サイドテロップ(画面右上に常時表示): ホットドッグに たこ焼き! ドジャー・スタジアムのグルメ
ナレーション: 球場内の売店は、いつも大混雑。
映像説明: 青い野球帽をかぶった男性2人が、バットの形をしたプラスチックカップに入った飲み物を飲む。
ナレーション: バット型のジョッキーでビール!
映像説明: 切れ込みの入ったパンに細長いウインナーソーセージを挟み、ケチャップをかけたホットドッグ。ポンプ式のソースディスペンサーでマスタードをかけていく手元。 髪を後ろで束ねた女性が、銀色の紙に包まれたホットドッグを5個から6個、トレーに載せて持っている。
ナレーション: 多くの人が手にしているのは、定番のホットドッグ。
映像説明: スタジアムの観客席。大勢の人が通路を行き交っている。グレーのジャンパーを着た男性が料理の入ったヘルメット型の器を手に持って階段を下りていく。
ナレーション: スタジアムでの食事も野球観戦の楽しみだ。
映像説明: 売店が並ぶスタジアムの中。どの店も買い物する客でにぎわっている。日本語で「築地銀だこ(つきじぎんだこ)」と書かれた薄茶色(うすちゃいろ)の看板がある店舗にも、多くの人が並んでいる。
テロップ: 築地銀だこ(つきじぎんだこ) ドジャー・スタジアム店
ナレーション: なんと、ことし、日本のたこ焼きがメニューに加わった。
映像説明: 屋外。コメや稲穂の写真と「Let's try Onigiri!(レッツ トライ オニギリ!)」の文字がある垂れ幕の前で、黒いジャケットを着た日本人男性(にほんじんだんせい)がインタビューに答える。 銀色のカウンターの上に、紙のトレーに盛られた2種類のたこ焼きが置かれている。たこ焼きの上にソースやカツオ節などがトッピングされたものと、ワカモレやフライドオニオンがトッピングされたもの。
テロップ: 築地銀だこ(つきじぎんだこ)の運営会社 ホットランド 佐瀬 守男(させ もりお) 社長
佐瀬社長: 日本(にほん)の食文化のいいものをですね、えー、世界中、えー、全米中に(ぜんべいじゅうに)、 ここから発信していけるように努力していきたいと思いますので…。
映像説明: 売店のカウンターで、白いベースボールシャツを着た女性が紙のトレーに盛られた2つのたこ焼きを受け取る。 2種類のたこ焼きがアップになる。たこ焼きの上にソースやカツオ節などがトッピングされたものと、チーズやトマトとタマネギなどのソースがかけられたもの。
ナレーション: この企業では、たこ焼きだけでなく、今後、日本産(にほんさん)の食品をアメリカで販売しようと計画している。
映像説明: スタジアムの敷地内。コメや稲穂、おにぎりの写真の垂れ幕が掛かるテントの中で、白いTシャツを着た男性が水色のプラスチック製のケースを運んでいる。 トレーに並んだ三角形のおにぎりが映し出される。透明のパックに入った、ふりかけがかかったおにぎりと、透明のフィルムに包まれた、のりを巻いたおにぎり。 黒いクロスが掛けられた台の上に、トレーに並んだ2種類のおにぎりが、ずらりと並んでいる。そばに、漢字で「日本」と書かれ、山や桜のイラストが入ったバナースタンドが置かれている。
サイドテロップ(画面右上に常時表示): おにぎり人気の衝撃! ドジャースの名物へ?
テロップ: 日本産米(にほんさんまい)のおにぎり
ナレーション: そうしたなか、7月初旬。ジェトロと連携して開催したのが、日本産米(にほんさんまい)を使った、おにぎりの無料配布。
映像説明: トレーに並んだおにぎりを、1つずつ、次々と取っていく人々の手元。
テロップ: 3,000個を無料配布
ナレーション: 用意されたのは3,000個。
映像説明: おにぎりの無料配布のブースに出来た長蛇の列を、カメラが前方から後方へと映していく。
テロップ: 今夏の販売開始を目指す
ナレーション: この夏の販売開始を目指し、企画された。そこには、おにぎりを求める人の行列が。
映像説明: おにぎりの無料配布のブースの前で、黒いロングヘアーの女性がインタビューに答える。隣に立つ白いTシャツを着た短髪の男性が話を聞きながらうなずいている。
黒いロングヘアーの女性・英語: おにぎりは、私のお気に入りのスナックの1つ。
撮影スタッフ(声のみ)・英語: おにぎりは球場で人気になる?
黒いロングヘアーの女性・英語: もちろん。おにぎりは、みんな大好きだから! 私の友達も全員おにぎりが好き!
映像説明: 肩から袖のあたりに波や鯉が描かれた、和柄のベースボールシャツを着た女性が、おにぎりを手にインタビューに答える。
和柄のベースボールシャツを着た女性・英語: とてもおいしそうなので、早く食べたい。 試合観戦にぴったり。
映像説明: おにぎりの無料配布のブース。並んでいた人々が、1つずつ、次々とおにぎりを手に取っていく。 ブース横に立つポールには、おにぎりや稲穂のイラストと、英語で「Onigiri is coming soon...」と書かれたポスターが貼られている。
ナレーション: このイベントは、おにぎりを広く知ってもらい、お客の反応を見るテストを兼ねている。
映像説明: おにぎりの無料配布のブース。サングラスをかけた女性スタッフがおにぎりを渡すと、並んでいた人々が笑顔で受け取り、前へ進んでいく。
ナレーション: そして、重要なのが販売の決定権を持つドジャース側の意向だ。担当者に聞いてみると…。
映像説明: スタジアムの観客席。グラウンドが見える通路で、黒いシャツを着た女性がインタビューに答える。 観客席で無料配布のおにぎりを食べる人々が、次々と映し出される。青い野球帽をかぶった女性2人組(ふたりぐみ)、白いあごひげを生やした男性、笑顔でおにぎりにかぶりつくカップル。
テロップ: ドジャー・スタジアム クリスティーン・ゲレッツ エグゼクティブシェフ
ゲレッツエグゼクティブシェフ・英語: ファンの皆さんに、おにぎりを食べてもらえるのが楽しみ。 ファンのお気に入りになるのは間違いないでしょう。 皆さんはスタジアムで日本食(にほんしょく)を楽しんでいる。 おにぎりがあれば、スタジアムの日本食(にほんしょく)のレベルが上がるし、楽しんでもらえると思う。
映像説明: 青空の下、交通量の多い通りに面して、低層の店舗が建ち並んでいる。 通り沿いにある白い外壁の店舗。出入り口の前にはテラス席が設けられ、大勢の人々でにぎわっている。
テロップ: Erewhon Market(エラワン マーケット)
ナレーション: アメリカでおにぎりの認知度は、ますます高まっている。
映像説明: 屋外。テーブルの上に置かれた、のりが巻かれた三角形のおにぎり。透明のフィルムに包まれ、商品名が書かれた白いラベルが貼られている。
テロップ: Spicy Salmon Onigiri(スパイシー サーモン オニギリ) 5.99ドル(約970円)
ナレーション: 日系の店だけでなく、現地のスーパーマーケットで目にすることも。
映像説明: 黒いテーブルの上に、「KEEP FROZEN」などの文字がある白い箱に入った冷凍のおにぎり2つと、透明フィルムに包まれた三角形のおにぎりが2つ並んでいる。 白い長方形の皿に、のりが巻かれた三角形のおにぎりが2つ、のっている。
テロップ: オックスフォード英語辞典 2024年改訂で「onigiri」を追加
ナレーション: そうしたなか、ことし、「onigiri」が、オックスフォード英語辞典に新たな単語としてデビューを飾った。
映像説明: ベージュを基調とした外壁の建物の外観。青い英文字で「Mitsuwa(ミツワ)」、その下に黒い英文字で「MARKETPLACE(マーケットプレイス)」と書かれた看板が掲げられている。建物の手前にある広々とした駐車場には多くの車が止まっている。 店内。冷蔵ショーケースが設置された食品売り場。おにぎりや弁当が並んだ棚の上部には、「ONIGIRI」と書かれたパネルが掲げられている。迷彩柄のキャップをかぶった男性や薄黄色(うすきいろ)のTシャツを着た女性が、冷蔵ショーケースに入ったおにぎりを手に取る。
サイドテロップ(画面右上に常時表示): 日本産米(にほんさんまい)は売れている? LAで調査した結果…
テロップ: ミツワマーケットプレイス
ナレーション: こうしたおにぎりの普及は、アメリカでのコメの消費拡大に貢献している。
映像説明: 半透明の大きなビニールの袋に入った数種類の銘柄のコメが積まれている売り場。 赤い丸と稲穂が描かれた英語表示の袋と、雪山や木々(きぎ)が描かれた日本語表示の袋が、パレットに積んで陳列されている。
ナレーション: ロサンゼルスのあるカリフォルニア州では、家庭でコメを炊いて食べる人も少なくない。
映像説明: 家電製品の売り場。白い棚に日本のメーカーの炊飯器が陳列されている。丸みのある銀色のモデルや、角張った黒いモデルなどの炊飯器のアップ。
ナレーション: 日系のスーパーマーケットには、炊飯器が、ずらり。
映像説明: さまざまなパッケージのコメが、数多く陳列された棚。青いタンクトップを着た男性とグレーの長袖Tシャツを着た女性が、薄茶色(うすちゃいろ)のコメの袋を手に取ってパッケージの表示を見たあと、棚に戻す。
ナレーション: カリフォルニアで作られた、日本の品種のコメも売られている。
映像説明: さまざまなパッケージのコメが陳列された棚の前で、青いタンクトップを着た男性がインタビューに答える。
青いタンクトップを着た男性・英語: 「NISHIKI(ニシキ)」(カリフォルニア産)を買っていて、とても気に入っている。
テロップ(撮影スタッフからの質問・音声なし): 日本産米(にほんさんまい)を買うことはある?
青いタンクトップを着た男性・英語: 場合によるし銘柄にもよる。 今は何でも(なんでも)価格が高いから値段にもよる。
映像説明: 赤い英文字で「NISHIKI」、赤い丸の中に漢字で「錦(にしき)」と書かれ、その文字の下に稲穂が描かれた白いコメの袋が映し出される。
テロップ: NISHIKI(カリフォルニア産) 6.8kg 14.99ドル(約2,400円) ※セール価格(取材当時)
ナレーション: カリフォルニア産の「錦」は、6.8キロで、およそ2,400円。
映像説明: 帽子をかぶった男性の写真があり、黒い英文字で「KOKUHO ROSE(コクホウ ローズ)」などの文字が入った水色のコメの袋のアップ。
テロップ: KOKUHO ROSE Organic(コクホウ ローズ オーガニック)(カリフォルニア産) 6.8kg 59.99ドル(約9,700円)
映像説明: 中央に、深緑(ふかみふどり)の背景に金色の文字で「田牧米(たまきまい)」と縦で書かれたラベルがプリントされた白いコメの袋のアップ。「田牧米(たまきまい)の上部に金色の英文字で「TAMAKI GOLD(タマキ ゴールド)」と書かれている。
テロップ: TAMAKI GOLD(カリフォルニア産) 6.8kg 44.99ドル(約7,300円)
ナレーション: カリフォルニア産の中には、錦(にしき)の3倍から4倍もする高級なコメもある。
映像説明: 茶色いロングヘアーの女性が、TAMAKI GOLDの袋を持ってカメラに見せながら話をしている。
ナレーション: その品質を支持する地元客も…。
映像説明: 茶色いロングヘアーの女性が、TAMAKI GOLDの袋を抱えながらインタビューに答える。
茶色いロングヘアーの女性・英語: いろいろ試したけど、味や食感(しょっかん)もいいので、このブランド(カリフォルニア産)を選んでいる。 値段は高いけど味がいいので、結局これを買ってしまう。
映像説明: 金色の富士山や桜が描かれたコメの袋。中央に大きく「日本産米(にほんさんまい)」と書かれている。
テロップ: コシヒカリ(滋賀県産) 5kg 19.99ドル(約3,200円)※セール価格(取材当時)
ナレーション: 一方、こちらの滋賀県産のコシヒカリは、5キロで、およそ3,200円。
映像説明: 黒縁(くろぶち)のメガネをかけた男性が、滋賀県産のコシヒカリの袋を持ちながら話している。
ナレーション: このコメを買った男性は…。
映像説明: 黒縁(くろぶち)のメガネをかけた男性が、滋賀県産のコシヒカリの袋を持ちながらインタビューに答える。
黒縁(くろぶち)のメガネをかけた男性・英語: カリフォルニア産もあるけど、あまり好きではない。日本産(にほんさん)が好き。
撮影スタッフ(声のみ)・英語: 値段はどう思う?
黒縁(くろぶち)のメガネをかけた男性・英語: 値段はちょっと高いけど、品質がいいからOK。
映像説明: さまざまなパッケージのコメの袋が、数多く陳列された棚。黒いワンピースを着た女性が、棚の上部にあるコメの袋を手に取り、カートに入れる。
ナレーション: こちらの女性は、すしパーティー用にコメを探していた。
映像説明: さまざまなパッケージのコメの袋が陳列された棚の前で、黒いワンピースを着た女性がインタビューに答える。
黒いワンピースを着た女性・英語: いつも日本産(にほんさん)で、値段がそれほど高くないコメを探している。
映像説明: 棚に陳列された数種類のコメの袋が次々と映し出される。ボタンの花のイラストが描かれたパッケージや、桜のイラストと漢字のロゴが入ったパッケージ、KOKUHO ROSE Organic(コクホウ ローズ オーガニック)のパッケージなど、さまざまな種類がある。
テロップ: カリフォルニア産
ナレーション: 一般的なカリフォルニア産のコメは、かつては日本産米(にほんさんまい)と比べると、はるかに安価だったが、その価格差が縮まってきている。
映像説明: 売り場に陳列された3種類の日本産(にほんさん)のコメの袋が映し出される。 コメ粒をモチーフにした絵の中に「天のつぶ(てんのつぶ)」と書かれているもの、雪山や木々(木々)と「ひとめぼれ」の文字があるもの、白い袋の中央に黒地に「魚沼産(うおぬまさん)」と書かれたラベルと稲穂が描かれたもの。
テロップ: 日本産(にほんさん)
ナレーション: このスーパーマーケットでは、日本産米(にほんさんまい)を、直輸入などで、より手ごろな価格で販売していることもあり、日系人以外にもよく売れているという。
映像説明: 別の食品売り場。髪を後ろに束ねた男性と2人の子どもが、冷蔵ショーケースに並んだすしのパックを眺めている。 まぐろやサーモン、エビなどの握りずしをパックに詰めた商品やアボカドとまぐろを巻いた手巻きずしのパックなどのアップ。
テロップ: 米国へのコメの輸出額(2024年1~(から)5月) 前年同期比で27%増
ナレーション: 今、小売りだけでなく、飲食店などでも日本産米(にほんさんまい)のニーズが高まり、日本からアメリカへのコメの輸出は伸びている。
映像説明: 通り沿いにあるレンガ調の建物の外観。建物の前には白いセミトレーラーが止まっている。
テロップ: California Rice Center(カリフォルニア ライス センター)
映像説明: 製造工場内。四角い鍋の中で水に浸したコメをといでいる手元や炊き上がったご飯を透明なビニールをかけた水色のコンテナの中に入れ、しゃもじでほぐしている手元が映る。
テロップ: レストラン スーパーマーケット 社員食堂 航空会社(機内食用)などにコメを炊飯して販売
ナレーション: こちらの企業は、コメを炊飯して、レストランやスーパーマーケットなどに販売している。
映像説明: 壁面に貼られた地図の前で、ストライプ柄のシャツにグレーのジャケットを着た日本人男性(にほんじんだんせい)がインタビューに答える。 黒い盆の上に、透明のフィルムに包まれた三角形のおにぎりや手巻きずし、透明のパックに入った三角形のおにぎりが置かれている。 木目調のテーブルに、冷凍の丼や弁当が7種類並んでいる。パッケージには、ミートボールや照り焼きチキンなど、さまざまな料理の写真がプリントされ、英字で商品名が書かれている。
テロップ: California Rice Center 藤沢 大輔(ふじさわ だいすけ) 社長
藤沢(ふじさわ)社長: 2.5トンから3トンぐらいの、炊き上がりのものを毎日炊いていて、 それは、ご飯として出ていくものもあるし、冷凍米飯になるものもあるし、あー、冷凍の丼とか、弁当になって出ていくものもあると。
映像説明: 照明が明るい製造工場内。ステンレス製の調理台で、衛生帽子をかぶったスタッフたちが、おかずを弁当に詰める作業をしている。 別の一角。ベルトコンベヤーで流れてきた三角形の白いおにぎりを、銀色のトレーに並べている手元。 白いおにぎりの上に、黒い細切りの具材をフォークでのせている手元。
テロップ: 1981年 ロサンゼルスで創業
ナレーション: ロサンゼルスで40年余り前に創業し、主に顧客指定の銘柄のコメを炊飯してきた。
映像説明: のりがセットされた透明フィルムでおにぎりを包み、セロハンテープで止めている手元の様子。 倉庫の中。白とオレンジ色(いろ)の日本産(にほんさん)のコメの袋が、パレットの上に何段にも積まれている。
テロップ: 2022年 カリフォルニアの大干ばつで 日本産米(にほんさんまい)の取扱量 増加
ナレーション: 2022年のカリフォルニアの大干ばつをきっかけに、日本産米(にほんさんまい)を多く取り扱うようになったという。
映像説明: 製造工場内。四角い鍋のフタを開けると、炊き上がったご飯から湯気が立ちのぼる。 壁面に貼られた地図の前で、藤沢(ふじさわ)社長がインタビューに答える。
テロップ: California Rice Center 藤沢 大輔(ふじさわ だいすけ) 社長
藤沢(ふじさわ)社長: 使ってみると、やはり品質面で優れていたので、えー、今年は十分、カリフォルニアのお米(おこめ)は出来てるんですけれども、そのまま日本のお米を使ってくださってるお客様が多いように思います。
映像説明: 倉庫内。白とオレンジ色(いろ)のコメの袋が積まれた隣に、米袋何十個分もある大型の袋が2つ置かれている。 製造工場内。水色のプラスチック製のケースに入った、炊きたてのご飯から湯気が上がっている。ケースの側面には、英文字で「C.R.C.(シーアールシー)」と書かれている。
テロップ: 仕入れ値 一般的な短粒米(たんりゅうまい)の銘柄で カリフォルニア産米は日本産米(にほんさんまい)より2割程度安い
ナレーション: 現在の仕入れ値は、一般的な銘柄ではカリフォルニア産のほうが日本産(にほんさん)より2割ほど安いという。
映像説明: 調理台に置かれた銀色のトレーが2つ映し出される。四角く平らな形状のご飯が、ずらりと並んだトレーと、太巻きの巻きずしが10本並んだトレー。 四角い鍋に入った炊きたてのご飯を、しゃもじでほぐしている手元。 壁面に貼られた地図の前で、藤沢(ふじさわ)社長がインタビューに答える。
テロップ: California Rice Center 藤沢 大輔(ふじさわ だいすけ) 社長
藤沢(ふじさわ)社長: (カリフォルニア産と比べ)精米とか保管、輸送も含めて、えー、品質が高くて、えー、安定していると、いうことは、明らかに日本産米(にほんさんまい)の優位かなと思います。コスト差というのを、品質優位によって、えー、埋めていけるかどうか、それを、しっかりお客様に説明して、理解していただけるかどうかっていうのが、これからの課題かなと思います。
映像説明: テーブルの上に、冷凍の弁当が3つ並んでいる。パッケージには、唐揚げやサーモンのおにぎり、高菜のおにぎりなど、それぞれの料理の写真がプリントされ、英字で商品名が書かれている。 木目調のテーブルの上に、半透明の真空パックに入った、三角形や俵型、平らな長方形の冷凍ご飯が並んでいる。
ナレーション: 最近は冷凍の食品が、オハイオ州やアリゾナ州など、内陸部の日系以外のスーパーマーケットなどから多くの引き合いがあるという。
映像説明: 冷蔵ショーケースが設置された、スーパーマーケットの食品売り場。黒いセットアップスーツを着た女性が、冷蔵ショーケースのおにぎりを眺めている。 透明のフィルムに包まれた三角形のおにぎりが陳列された棚。フィルムには、それぞれの具材の写真がプリントされている。 木目調のテーブルの上に、透明のフィルムに包まれた三角形のおにぎりや、透明のパックに入った三角形のおにぎりが並んでいる。 壁面に貼られた地図の前で、藤沢(ふじさわ)社長がインタビューに答える。
テロップ: California Rice Center 藤沢 大輔(ふじさわ だいすけ) 社長
藤沢(ふじさわ)社長: (ご飯食は)今では、(スーパー)マーケットに置いてある、UCLA(ユーシーエルエー)等、アメリカの大学のカフェテリアにも置いてある、社員食堂なんかにもあるというようなことで、一般の人たちが普通に食べる食事になってきた、というふうに思います。リーズナブルな値段で、だけれども、しっかりした品質のもの、というのを作っていくということが、われわれ(当社)の使命かなと思っています。
映像説明: 近代的な建物が並ぶ通り。通りに面した一角に、伝統的な和風建築をイメージした白い外壁のレストランが建っている。壁に、雲のような形状にくり抜かれた黒い窓枠があり、格子状のガラスが入っている。建物前の歩道には、「SHIBUMI(シブミ)」と書かれた白い看板が立てられている。
サイドテロップ(画面右上に常時表示): 米国人シェフが見た 日本産米(にほんさんまい)にしかない魅力
テロップ: SHIBUMI(シブミ)
ナレーション: ロサンゼルスで、日本産米(にほんさんまい)のおいしさを伝えているアメリカ人のシェフがいる。
映像説明: 店内の調理場。白いコックコートを着た男性が、調理台の下の扉を開け、緑色(みどりいろ)のフタのついた容器を取り出す。 男性が、箸を使って、白い小鉢に料理を盛りつける。
テロップ: SHIBUMI(シブミ) デビット・シュロッサー オーナーシェフ
ナレーション: 日本の伝統料理を提供する、「SHIBUMI(シブミ)」のオーナーシェフ、シュロッサーさん。
映像説明: シュロッサー オーナーシェフが、透明のカップに入ったコメを、コンロの上に置いた小さな丸い鉄鍋に入れている。
ナレーション: 注文が入ると1人分ずつご飯を炊く。
映像説明: 大きな鍋が置かれたガスコンロの前で、シュロッサー オーナーシェフがインタビューに答える。
テロップ: SHIBUMI(シブミ) デビット・シュロッサー オーナーシェフ
シュロッサーオーナーシェフ・英語: 岩手県産のこだわりのコメ「銀河のしずく(ぎんがのしずく)」を、あらかじめ、といでおいて、鉄鍋を使って炊く。
映像説明: シュロッサーオーナーシェフが、木製の調理台で作業をしている。台の上には、緑色(みどりいろ)の野菜が入った四角い容器や包丁などが置かれている。背後の棚には、日本産(にほんさん)のウイスキーや焼酎などのボトルが数多く並んでいる。
テロップ: かつてはフランス料理のシェフだった
ナレーション: シュロッサーさん、かつてはフランス料理のシェフだった。
映像説明: 日本産(にほんさん)のウイスキーや焼酎のボトルが数多く並んだ棚の前で、シュロッサー オーナーシェフがインタビューに答える。
テロップ: SHIBUMI(シブミ) デビット・シュロッサー オーナーシェフ
シュロッサー オーナーシェフ・英語: 2000年に初めて日本を旅行して、人、食べ物、文化、清潔さ、整頓ぶりに、和食に転向せざるえないほど圧倒されたんだ。
映像説明: 大きな鍋が置かれた調理場。シュロッサーオーナーシェフが、コメが入った小さな丸い鉄鍋に水を入れ、強い火にかける。シェフが、鉄鍋をかき混ぜたスプーンを手に、話をしている様子。
テロップ: 2016年 SHIBUMI(シブミ)オープン
ナレーション: 京都や東京などの日本料理店(にほんりょうりてん)での修業を経て、伝統的な和食を提供したいと2016年にSHIBUMI(シブミ)をオープンした。
映像説明: ざるに入ったコメを、ゆっくり混ぜている手元。 白地に9色の八角形の模様が描かれた、日本産(にほんさん)のコメの袋。模様の下に「銀河のしずく(ぎんがのしずく)」と書かれている。
ナレーション: その後、訪問した岩手県で巡り合ったコメが「銀河のしずく(ぎんがのしずく)」だった。
映像説明: 木製の調理台に置かれた小さな丸い鉄鍋。木のフタを開けると、炊き上がったご飯から湯気が上がる。
ナレーション: それまでオーガニックのカリフォルニア産米を使っていたが、切り替えたという。
映像説明: ふっくらとしたご飯にしゃもじを入れ、ほぐすようにかき混ぜる手元。 大きな鍋が置かれたガスコンロの前で、シュロッサー オーナーシェフがインタビューに答える。
テロップ: SHIBUMI(シブミ) デビット・シュロッサー オーナーシェフ
シュロッサー オーナーシェフ・英語: 品質が全然違うし、粒がとても柔らかく味わいがある。香りもずっといいし、お客から毎日たくさんのお褒めの言葉をもらっている。
映像説明: 小さな丸い鉄鍋で炊き上げたご飯を、しゃもじでよそっている手元。 木製のテーブルの上に、白地に青い模様の茶わんに入った炊きたてのご飯と、おわんに入ったみそ汁、白い小鉢に入った漬物が置かれている。
ナレーション: お客のほとんどは日系以外の人たちで、初めて白いご飯を口にすると、皆(みな)、驚くという。お店では、コースのシメとして、みそ汁と自家製の漬物と一緒に提供している。
映像説明: 緑色(みどりいろ)の野菜が入ったみそ汁と、艶のある白いご飯がアップになる。 日本産(にほんさん)のウイスキーや焼酎のボトルが数多く並んだ棚の前で、シュロッサー オーナーシェフがインタビューに答える。
テロップ: SHIBUMI(シブミ) デビット・シュロッサー オーナーシェフ
シュロッサー オーナーシェフ・英語: もちろん完璧にマッチするんだ。最高だと思う。
映像説明: シュロッサー オーナーシェフが、しゃもじを使い、ご飯をよそっている。 木製のテーブルの上に置かれた、白地に青い模様の茶わんに入った艶のあるご飯がアップになる。
ナレーション: シュロッサーさんは、日本産米(にほんさんまい)のおいしさは、まだ十分に伝わっていない、もっとPRする必要があると感じている。
映像説明: 日本産(にほんさん)のウイスキーや焼酎のボトルが数多く並んだ棚の前で、シュロッサー オーナーシェフがインタビューに答える。
テロップ: SHIBUMI(シブミ) デビット・シュロッサー オーナーシェフ
シュロッサー オーナーシェフ・英語: 日本産米(にほんさんまい)のポテンシャルは、非常に高いと思う。コメには違いがあることを伝えなければならない。どのコメにも、それぞれ個性がある。本当に質の高いものが食べたければ、日本産米(にほんさんまい)を食べてみるべきだ。
映像説明: ドジャー・スタジアム内。青い野球帽をかぶった4人の家族がカメラに笑顔を向ける。2人の男の子は、手におにぎりを持っている。 無料配布用のおにぎりを作っている調理場。トレーの上には、具材がのった三角形の白いおにぎりが並んでいる。紺色(こんいろ)エプロンを着けた男性スタッフが、おにぎりを透明のフィルムに包む作業をしている。 おにぎりの無料配布のブース。並んでいた人々が次々と、おにぎりを手に取っていく。 透明のパックに入った三角形のおにぎりがアップになる。背後には、ドジャー・スタジアムのグラウンドや、広い観客席が見える。
ナレーション: アメリカで着実にご飯食が広がるなか、今、日本産米(にほんさんまい)のさらなる輸出拡大が期待されている。
映像説明: 水色のグラデーション背景画。画面の右側で地球の陸地部分だけが点描され、中が空洞になった地球儀のグラフィックイメージが回転している。
次の番組も併せてご覧ください:
- ロサンゼルスでおにぎりブームのワケ ‐パックご飯とのりを米国で売る‐ (2023年3月2日)
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