ライフサイエンス領域に特化したシステムインテグレーター・Nextrove(ネクストローブ)が東京都に日本法人を設立
2023年12月26日
Nextroveは、米国・ニュージャージー州に拠点を置く、医療情報の電子化や医薬品の安全性管理を支援するグローバルカンパニー。今後益々重要性が高まる医薬品安全性監視(PV・ファーマコヴィジランス)、品質マネジメントシステム(EQMS)、医療情報のシステム統合、医薬品規制への準拠・管理に係るサービスを提供している。
- 拠点設立
- 2020/08
- 進出先
- 東京都
- デジタル・AI
- 米国
インドに開発拠点を有し、米国、カナダ、EU、中国、日本で事業を展開。160名を超えるグローバルかつ豊富な業界経験を持つチームメンバーが、ライフサイエンス企業のビジネスニーズを満たすソリューションを提案する。合言葉は「グローバルに考え、ローカルで実装する」。
Nextroveは世界有数のシステムを開発するOracle社(米国)やArisGlobal社(米国)とパートナーシップを締結し、世界中で多くのプロジェクトを進めている。また独自のクラウドサービス「Next Cloud」上にOracle社Argus(医薬品安全性情報管理システム)をホスティングし、中小規模の企業に最適なソリューションも提供する。
独自の製品ポートフォリオとしては、Salesforceベースの「Progressive Suite」の開発を行っており、クライアントの効率を最大化する。臨床研究機関向けに設計された医療情報コンタクトセンターソリューションである「Progressive MICC」、副作用や製品クレームのデータ処理・入力作業を最適化、簡便化する「Progressive Intake」、安全性定期報告書の作成、スケジューリング、追跡を自動化する「Progressive COMPLIANCE」、安全性に関する文書の配信プラットフォーム「Progressive CONVEY」など幅広い製品を展開している。
同社は、既存のパートナーと顧客へのサポートの充実と新規パートナー・顧客開拓のため、2020年8月にネクストローブジャパン合同会社を設立している。今後は、医薬品医療機器総合機構(PMDA)申請手続きに精通したコンサルタントが、多くの課題を持つ日本の製薬企業向けに、医薬品の安全性管理等を支援するコンサルティングサービスを提供する。
DIA 日本年会2023にて
同社の日本拠点設立に際し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター(IBSC)は、市場情報、規制・制度情報の提供、コンサルテーション(登記、ビザ、税務)を行った。
日本での拠点設立をサポートします
ジェトロIBSCでは、外国企業・在日外資系企業向けに、拠点設立に伴う登記手続やビザ申請等のサポートなど、企業のニーズやビジネスフェーズに合せた各種支援メニューを用意しています。
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