中小企業海外ビジネス人材育成塾のご利用株式会社あ印

育成塾の成果を受け、他の社員も入塾
社をあげて海外ビジネスの人材育成に取り組む

受講年度・コース
2020年・食品
会社所在地
茨城県ひたちなか市
展開国・地域
米国、オーストラリア、シンガポール、UAE等
主な輸出商品
蒸したこ、たこスライス、たこ惣菜等

海外営業兼採用担当 主任 菅野 和樹 氏

受講動機

2020年4月に新卒入社し、海外営業担当に任命された。しかし、社会人経験・海外営業の経験が全くない中で、どのように海外ビジネスに取り組んでいけばよいか不安だった。自ら海外ビジネスに関する情報収集に努めるなか、ジェトロの育成塾に出会った。

育成塾で得られたもの、向上したスキル

全ての課程が役に立った。なかでも、育成塾を通じて充実した英語の商談資料を作ることができたほか、商談ロールプレイにより、想定問答を含めた実践的なスキルを学ぶと共に、実際の商談イメージを掴むことができた。食品分野で海外を目指す他の参加者とともに取組むことで、海外営業に関する課題を共有したり、一企業のなかでは得られない情報と刺激を得たりすることができた。

あなたの受講をきっかけに変わった社内の方針・体制

自身の働きかけにより2023年度育成塾に他の社員が参加するなど、社内で海外ビジネス人材の育成と人員体制の整備が進んでいる。

育成塾参加後の主なビジネス成果

商談に自信を持つことができるようになった。ジェトロの展示会等イベントに積極的に参加するようになり、商談機会が増えた。

受講を検討している方へメッセージ

育成塾では知識やスキルを学ぶだけでなく、自身のビジネスにどのように適用できるかを常に考えることが重要です。異なる文化や市場に柔軟に対応すること、また、資料作成では対象国の市場や自社製品の分析結果を、相手の課題解決に結びつけることが成功への伴だと考えています。

同社製品

スーパーマーケットトレードショー出展の様子

ジェトロ茨城からコメント

2019年度から2022年度では輸出国数7から12、取引社数8から20と販路拡大も実現。2019年度より輸出プロモーター事業(注)を活用しつつ、育成塾によるスキルアップなどによりコロナ禍を乗り切り、今後は輸出に携わる人員の拡大が見込まれます。

(注)農林水産、食品分野の専門家(プロモーター)による個別支援サービス

「中小企業海外ビジネス人材育成塾」とは?

中小企業海外ビジネス人材育成塾(以下:育成塾)とは、海外ビジネスを担う社内人材の不足に悩む中小企業の人材育成を支援すべく2019年に始まったサービスです。海外戦略の立て方や商談用のプレゼン資料の作成方法を学び、模擬商談演習を通じて、海外バイヤーとの商談への準備を行っていきます。
「中小企業海外ビジネス人材育成塾」の詳細ページへ

もっと育成塾の活用事例をご覧になりたい方は

サービス開始から5年を経て累計受講者が1,000名を超えたジェトロの育成塾。この度、2024年3月に初の活用事例集を発行しました。総勢45名の修了者にインタビューし、育成塾受講のきっかけ、育成塾で得られたもの、その後のビジネス状況をお聞きしました。各社のインタビューは、下記リンクから冊子版でもご覧いただけます(ダウンロード・閲覧は無料)。
中小企業海外ビジネス人材育成塾 活用事例集PDFファイル(38.3MB)

2024年4月

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