close

2024.10.01

【全国】美味しいモンブラン13選!和栗専門店や秋限定ケーキを楽しめるお店など

モンブランは、メレンゲやタルトといった土台に、絞ったマロンペーストや生クリームなどを載せたケーキ。栗を使用することが多いですが、栗以外の素材を使ったものもあります。

今回は、美味しいモンブランが楽しめるケーキ店やカフェ、和栗のモンブランを提供する菓子店も紹介します。栗が旬を迎えるこの時期に、ぜひ美味しいモンブランを食べに出かけてみてくださいね。

モンブランとは

(画像提供:スナップマート)
(画像提供:スナップマート)

モンブランとは、栗などを原料とするクリームを細く絞り、メレンゲやタルトの生地に載せたケーキです。栗を使ったケーキを思い浮かべる人が多いですが、必ずしも栗である必要はありません。土台の上に、絞ったクリームをらせん状にデコレーションしたものをモンブランと呼びます。

もともとモンブランという名称は、フランスとイタリアの国境にある山「Mont Blanc(モンブラン)」から来ていると言われています。フランス語でMontは「山」、Blancは「白」を意味し、直訳すると「白い山」となります。この形を模して作られたのがケーキのモンブランで、栗がルーツではないのです。

では、なぜ「モンブラン=栗」というイメージが定着したのでしょうか?諸説ありますが、東京の洋菓子店「MONT-BLANC」がマロンクリームを使ったモンブランを開発し、それが日本で広く親しまれるようになったからと言われています。

最近ではさつまいもやかぼちゃ、抹茶など、各店のオリジナルメニューも増えてきました。ここからは、美味しいモンブランが自慢の店を紹介します。

【東京都】パティスリーSATSUKI

どこを食べても栗を感じられるモンブラン

パティスリーSATSUKI
スーパーモンブラン

東京都千代田区のホテルニューオータニ内にある「パティスリーSATSUKI」のモンブランは、どこを食べても栗を感じられる、素材・製法にこだわったシェフパティシエの逸品。

中でも、毎年秋の季節商品として発売されるのが、旬の和栗を贅沢に使用した「スーパーモンブラン」(3780円)。和栗のマロンペーストにチョコレートをコーディングした黒糖メレンゲや黒蜜あんこ、イタリア産マロングラッセ入りのアーモンドタルトで仕上げています。2024年は9月1日(日)より発売予定です。

(画像提供:株式会社ニュー・オータニ)

ショーケースには、モンブラン以外にも彩りあるスイーツがずらりと並んでいます。隣接するコーヒーショップ「SATSUKI」でイートインもできますよ。

■パティスリーSATSUKI
東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ ザ・メイン ロビィ階
11時~20時
なし
永田町駅・赤坂見附駅より徒歩3分/四ツ谷駅より徒歩8分/首都高速道路霞ヶ関出口より10分
あり(有料)
「パティスリーSATSUKI」の詳細はこちら

(画像提供:ホテルニューオータニ(東京))

【東京都】銀座みゆき館 銀座本店<6丁目店>

年間20万個売れている和栗のモンブラン

(画像提供:銀座みゆき館)
和栗のモンブラン

熊本県産の和栗100%で作られている「和栗のモンブラン」(1100円)は、銀座で長年親しまれており、年間で20万個も販売されています。

土台のメレンゲは、銀座の直営工場で毎日2時間かけて焼き上げるのが特徴。無糖の生クリームを載せて、素材の美味しさがつまった和栗100%ペーストをたっぷりと絞り、仕上げていきます。メレンゲのサクサク感が失われないように、店の中で毎日2回作るのがこだわりなのだとか。

(画像提供:銀座みゆき館)

店内は、喫茶店ならではのレトロな雰囲気があり、優雅な時間を過ごせます。

■銀座みゆき館 銀座本店<6丁目店>
東京都中央区銀座6-5-17 みゆき館ビル1階
【日~火・祝】11時~22時【水~土】11時~23時
なし
銀座駅より徒歩3分
なし
「銀座みゆき館 銀座本店<6丁目店>」の詳細はこちら

(画像提供:銀座みゆき館)

【東京都】銀座ウエスト 本店

特注で作る国産栗の甘露煮と、自家製のマロンペーストが相性抜群

銀座ウエスト 本店
モンブラン

1947年より銀座でお店を構える「銀座ウエスト」は、リーフパイやドライケーキで知られる洋菓子店ですが、「モンブラン」(702円)も隠れた名品として愛されています。

くちどけの良いしっとりしたスポンジ生地と、特注で作ってもらっているという国産栗100%の甘露煮や自家製のマロンペーストが絶妙にマッチ。ロールケーキのような見た目も特徴的です。

(画像提供:銀座ウエスト)

お店は、歴史の深さを感じさせるクラシカルな雰囲気。奥の喫茶スペースで、ゆっくりと寛ぎながら美味しいモンブランを味わってください。

■銀座ウエスト 本店
東京都中央区銀座7-3-6
【平日】9時~22時【土・日・祝】11時~20時※変更となる場合あり
なし
銀座駅より徒歩5分
なし
「銀座ウエスト 本店」の詳細はこちら

(画像提供:銀座ウエスト)

【東京都】和栗や 谷中店

茨城県・笠間産の厳選和栗のみを使用した絞りたてモンブラン

和栗や 谷中店
モンブランデセル

東京の谷中にある和栗専門店「和栗や」のモンブランは、注文を受けてから作りはじめるため、できたてを味わえるのが魅力。上質なほうじ茶と一緒に楽しめる、「モンブランデセル&厳選茎ほうじ茶セット」(1600円)が人気のメニューです。

和栗や 谷中店

絞りたてのモンブランは、空気をたくさん含むため軽い食感になり、和栗本来の風味が口の中に広がります。また、茨城県に広大な自社農園を保有し、モンブランに適した栗をオーナー自らが栽培しているほど、素材にもこだわっているのだとか。

(画像提供:和栗や)

「和栗や」は、和栗関連商品のみを扱う専門店。栗菓子、甘露煮、栗おこわ、栗アイスなども販売しています。

■和栗や 谷中店
東京都台東区谷中3-9-14(谷中銀座商店街内)
11時~18時(LO17時30分)
月※春期・秋期の繁忙期は休みなく営業
日暮里駅より徒歩5分/千駄木駅より徒歩3分
なし
「和栗や 谷中店」の詳細はこちら

(画像提供:和栗や)

【東京都】MONT-BLANC 東京自由が丘モンブラン

昭和初期に誕生した、日本独自のモンブラン

MONT-BLANC 東京自由が丘モンブラン
モンブラン

「MONT-BLANC」という店名からもわかるとおり、日本におけるモンブランの老舗。初代店主がヨーロッパで、モンブランの語源になったといわれる山「モンブラン」に感銘を受け、その名を冠した洋菓子店が1933年に創業されました。当時の日本人の生活に合わせて、“持ち帰りができるケーキ”として開発されたのが看板商品の「モンブラン」(880円)です。

使用する栗は、味と香りが強い中山栗を主とした愛媛県産の栗。土台のカステラをくり抜いて、カスタードクリームと栗の甘露煮を丸ごと一粒入れ、その上に北海道産生クリームとバタークリーム、愛媛県産栗のクリームなどを載せています。このレシピは、創業当時のまま大切に受け継がれているのだとか。

MONT-BLANC 東京自由が丘モンブラン
(撮影:SATOSHI SHIGETA)

自由が丘にある店舗は、駅前再開発のため2026年夏ごろまで仮店舗にて営業中。工事終了後は、新しいビルの1階で営業再開予定です。

■MONT-BLANC 東京自由が丘モンブラン
【仮店舗(2026年夏まで予定)】東京都目黒区自由が丘1-25-13 岩立ビル1階【実店舗(2026年夏以降再開予定)】東京都目黒区自由が丘1-29地区 再開発ビル内1階
【仮店舗】10時~18時(売店のみ)※実店舗は未定
【仮店舗】火※その他不定休あり※実店舗は未定
【仮店舗】自由が丘駅より徒歩4分【実店舗】自由が丘駅より徒歩1分
なし
「MONT-BLANC 東京自由が丘モンブラン」の詳細はこちら

(画像提供:MONT-BLANC)

【東京都】ダロワイヨ自由が丘本店

欧州産の西洋栗を使ったマロンペーストが深みのある味わい

ダロワイヨ自由が丘本店
モンブラン

1802年創業、フランス食文化に名を残す美食の名店「ダロワイヨ」。同店の「モンブラン」(756円)は、名前の由来といわれる白い山を表現した三角形型が特徴です。

クリームには欧州産の西洋栗を使用し、なめらかで深みのある味わい。ふんわりと効かせたラム酒の香りも上品です。クリームの中にはローストしたヘーゼルナッツが入っており、食感にアクセントを加えています。

■ダロワイヨ自由が丘本店
東京都目黒区自由が丘2-11-2
【マガザン(テイクアウト)】10時~21時【サロン・ド・テ(イートイン)】11時~19時(LO18時30分)
なし
自由が丘駅より徒歩1分/首都高速道路目黒出口より約15分
なし
「ダロワイヨ自由が丘本店」の詳細はこちら

(画像提供:ダロワイヨ)

【東京都】TOKYOチューリップローズ 羽田空港第2ターミナル店

花びらを重ねたバラのような形をしたモンブラン

(画像提供:TOKYOチューリップローズ)
バラボックリ・モンブラン 和栗&マロン

パリで腕を磨いたパティシエ・金井理仁氏が立ち上げた「TOKYOチューリップローズ」のモンブランは、まつぼっくりのように濃密に花びらを重ねた「バラボックリ・モンブラン 和栗&マロン」(810円)。

栗本来の美味しさがつまった和栗モンブランクリームと、欧州マロンがベースのスタンダードモンブランクリームを、贅沢にも5層に重ねています。さらに、その中には香り高い渋皮をまとった韓国マロンが丸ごと一粒入っており、世界各地の栗を味わうことができますよ。

「バラボックリ・モンブラン 和栗&マロン」は、羽田空港第2ターミナル店とそごう横浜店の限定商品です。

■TOKYOチューリップローズ 羽田空港第2ターミナル店
東京都大田区羽田空港3-4-2 羽田空港国内線 第2ターミナルビル2階 東京食賓館(時計台3番前)
6時~20時30分※施設に準じる
不定※施設に準じる
羽田空港第1・第2ターミナル駅直結
あり(有料)
「TOKYOチューリップローズ 羽田空港第2ターミナル店」の詳細はこちら

(画像提供:TOKYOチューリップローズ)

【東京都】アンジェリーナ 東急プラザ原宿「ハラカド」店

パリで120年以上愛される、上質なマロンを使ったモンブラン

アンジェリーナ
モンブラン

1903年にパリで創業した「アンジェリーナ」のアイコン的な存在である「モンブラン」(イートイン:オリジナル1400円、デミサイズ900円/テイクアウト:オリジナル1300円、デミサイズ790円)。サクサクのメレンゲの上にたっぷりのクリームと、パリから直輸入したマロンぺーストで仕上げています。フランス産マロンの濃厚な甘さと、上品な口どけが魅力です。

店頭では、テイクアウト用のモンブランも販売。120年以上、世界中の人々から愛され続けた逸品をぜひ味わってみてください。

■アンジェリーナ 東急プラザ原宿「ハラカド」店
東京都渋谷区神宮前6-31-21 東急プラザ原宿「ハラカド」2階
11時~21時(LO20時)
施設に準じる
明治神宮前駅より徒歩1分/原宿駅より徒歩4分/首都高速道路代々木出口より約15分
あり(有料)
「アンジェリーナ 東急プラザ原宿「ハラカド」店」の詳細はこちら

(画像提供:アンジェリーナ)

【岐阜県】恵那川上屋 恵那峡店

和栗を贅沢に使用した季節限定のモンブラン

(画像提供:恵那川上屋)
栗一筋

古くから栗や果物を使った郷土菓子が受け継がれてきた岐阜県東濃地方で、文化を守りながら新しい栗菓子を作り続けている菓子店「恵那川上屋」。

その名物の一つが、併設のカフェで提供されるモンブラン「栗一筋」(1650円)です。定番の和菓子「栗きんとん」(6個入り1728円)約5個分もの和栗ペーストを使用し、こんもりと盛り付けられた迫力満点のモンブラン。例年9月上旬~1月上旬までの季節限定商品です。

■恵那川上屋 恵那峡店
岐阜県恵那市大井町2632-105
【喫茶】平日9時~17時(LO16時30分)、土・日・祝9時~17時30分(LO17時)【物販】9時~18時※季節により異なる
1月1日
恵那駅よりタクシーで約10分/中央自動車道恵那ICより10分
あり(無料)
「恵那川上屋 恵那峡店」の詳細はこちら

(画像提供:恵那川上屋)

【愛知県】栗りん 本店

五感で楽しめる、モンブラン専門店のこだわりの味

(画像提供:栗りん)
黄金モンブラン

愛知県にあるモンブラン専門店「栗りん」が提供するのは、熊本県産・球磨栗と高知県産・四万十栗を独自の配合でブレンドした、素材にこだわったモンブラン。

店内は、食べることだけに集中できるよう、環境音も考え抜かれた作りなのだとか。一つひとつ手作りする様子を目で見て、特別な手法でギュッと閉じ込めた栗の香りを感じて、メレンゲのサクサクの触感を楽しみ、和栗の美味を堪能する。そんな、五感で楽しめるモンブランです。

メニューは看板商品の「黄金モンブラン」(1980円)をはじめ、「栗三昧」(1850円)、「季節の贅沢果実モンブラン」(2200円)、「黄金モンブランソフト」(800円)とバラエティ豊かに揃っています。

■栗りん 本店愛知県名古屋市中区大須3-37-40 カノン大須1階
11時~19時
不定
上前津駅より徒歩7分
なし
「栗りん 本店」の詳細はこちら

(画像提供:栗りん)

【京都府】和栗専門 紗織

1mmのマロンペーストが折り重なった、芸術品のようなモンブラン

(画像提供:和栗専門 紗織)
錦糸モンブラン「紗-しゃ-」

2019年に京都・河原町エリアにオープンして以来、行列の絶えない「和栗専門 紗織」。数量限定の錦糸モンブラン「紗-しゃ-」(ペアリングドリンク付き3080円)は、希少な丹波くりだけを使用しています。1mmの細さで絞り出されたマロンペーストが繊細に織り重ねられており、口に入れた瞬間、栗の芳醇な香りが広がります。

(画像提供:和栗専門 紗織)

店舗1階のカウンター席では、目の前でペーストを絞り出すパフォーマンスが楽しめるのだそう。また、前日までの予約なしで訪れる場合は、当日の朝9時頃から配布される整理券を受け取らないと、入れない可能性があるので注意が必要です。

■和栗専門 紗織
京都府京都市下京区和泉屋町170-1
【イートイン】10時~18時(LO17時30分)【テイクアウト】11時~17時
不定
河原町駅より徒歩5分/第二京阪道路鴨川東ICより約10分
なし
「和栗専門 紗織」の詳細はこちら

(画像提供:和栗専門 紗織)

【京都府】Sweets Cafe KYOTO KEIZO 三条本店

賞味期限はたったの10分!できたてを味わうモンブラン

(画像提供:Sweets Cafe KYOTO KEIZO)
栗の10分モンブラン

京都にある築100年以上の町家をリノベーションしたカフェ「Sweets Cafe KYOTO KEIZO 三条本店」の定番メニューは「栗の10分モンブラン」(単品1210円、ドリンクセット1760円)です。“10分”の名前のとおり、賞味期限はなんとテーブルに置いてからたったの10分。時間が経つと食感が変わってしまうため、イートインのみで提供し、注文後に一つずつ作られます。

(画像提供:Sweets Cafe KYOTO KEIZO)

カフェと中庭でつながっている菓子工房もあり、オーダーしたスイーツをパティシエが作る様子をガラス越しに覗くことができるのも魅力です。

■Sweets Cafe KYOTO KEIZO 三条本店
京都府京都市中京区御供町293
10時~19時(LO18時15分)
なし
二条城前駅より徒歩6分/大宮駅より徒歩9分/第二京阪道路鴨川東ICより約20分
なし
「Sweets Cafe KYOTO KEIZO 三条本店」の詳細はこちら

(画像提供:Sweets Cafe KYOTO KEIZO)

【京都府】マールブランシュ 京都北山本店

フランス産マロンペーストとラム酒を使用した上質な味わい

(画像提供:京都北山マールブランシュ)
モンブラン

創業者が本場パリで出会った、こっくりとした栗の風味とクリーミーでリッチな味わいのモンブランを、京都の上生菓子のように繊細な味覚と美しい仕上がりを目指して作り上げた「モンブラン」(638円)。

栗本来の深い味を感じられるマロンペーストは、栗の名産地、フランス・アルデッシュ地方にあるサバトン社から取り寄せています。香りづけには、大手洋酒メーカー・バーディネー社の名酒「ネグリタ・ラム」を使用。濃厚さと芳醇な香りが特徴です。

(画像提供:京都北山マールブランシュ)

モダンな佇まいの店舗には、イートインができるサロンもあります。優雅な空間でカフェタイムを楽しめますよ。

■マールブランシュ 京都北山本店
京都府京都市北区北山通植物園北山門前
【ショップ】9時~17時30分【サロン】10時~17時30分(LO17時)
なし
北山駅より徒歩2分/名神高速道路京都南ICより約40分
あり(無料)
「マールブランシュ 京都北山本店」の詳細はこちら

(画像提供:マールブランシュ)

※この記事は2024年9月12日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載の価格は全て税込価格です。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。