J-SHISの地図をGoogle Earthで見てみよう
J-SHIS MapのKMLを使うと、Google Earth等の地図上にさまざまな情報をのせて表示することができます。
KMLとは
KMLは、Google EarthやGoogleマップの地図上で、位置の情報をもったデータを表示するためのファイル形式です。KMLを使うと、3次元的な位置に任意の情報を付け加えて表示することができます。例えば、旅行先で撮影した写真に自分の感想をつけて地図上の撮影地点に表示することができます。
J-SHIS MapのKMLを表示してみましょう!
J-SHIS Mapでは、大きく分けて三種類の地図をKMLファイルとして提供しています。
- 確率論的地震動予測地図
- 影響度地図
- 表層地盤地図
ここでは、J-SHIS Mapの表層地盤地図のうち、微地形区分のKMLファイルをGoogle Earthで表示する方法をご紹介します。
- KMLファイルのダウンロード
- Google Earthの起動
- 探索開始!
J-SHIS MapのKMLファイルは、J-SHIS MapのKMLダウンロードページよりダウンロードできます。ページ最下部の「表層地盤(V2)」から「微地形区分」のリンクをクリックしてファイルを保存してください。
ダウンロードしたKMLファイルをダブルクリックすると、Google Earthが起動し、地球が表示されます。Google Earthが起動しない場合は、ファイルを右クリックし、「プログラムから開く」を選択してGoogle Earthを指定してください。
※お使いのパソコンにGoogle Earthをインストールしていない場合は、こちらからダウンロードすることができます。
地球が表示されたら、好きな場所にズームしてみましょう!Google Earthでは、右上のコントロールで地球を回転させ、鳥瞰図表示で見ることができます。また、左サイドバーの「Earthギャラリー」ボタンをクリックすると、世界中で公開されているKMLファイルを検索することができます。
下の図は、茨城県つくば市にある筑波山付近をダブルクリックし、ズームした状態です。色の凡例は左上に表示されています。J-SHIS Mapでも同じ地図を見ることができますが、Google Earthの3D標高画像と微地形区分地図を重ねると、平地と山地の対比がはっきりし、筑波山が浮きあがって見えます。
今度は、浜松町の世界貿易センタービル付近にズームしてみます。微地形区分の画像を重ねることによって、この付近は干拓地や埋立地であることが分かります。なお、微地形区分地図は約250m四方のメッシュ毎に区分が決定されているため、海上にも色がはみだしているところがあります。
みなさんも、ぜひKMLを使って家や職場、学校の近くを調べてみてください。