JR東日本「値上げ」は都心に近いほど割高感大きく 山手線の通勤定期1か月「東京-新宿」1550円アップ

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   ã‚³ãƒ­ãƒŠç¦ãŒçµ‚わって鉄道利用者が増えても、物価高騰などの影響を強く受ける鉄道業界。近年は、バリアフリー対応やホームドア設置など、利便性や安全に対する投資も必要になってきた。また、従業員の給与も上昇させなければならない。

   ãã†ãªã‚‹ã¨ã€é‹è³ƒãƒ»æ–™é‡‘を値上げするしか解決策はない。運賃の値上げは、所轄官庁の認可が必要である。

   ã“れまでさまざまな鉄道会社が値上げをしてきた。そんな中で、消費税増税時以外値上げをしてこなかったのが、JR東日本である。

   ã—かし、JR東日本は2024å¹´12月6日、運賃改定の申請を国土交通大臣に対して行ったと発表した。改定の発表内容を見ると、かなり気になるものである。

  • 通勤定期代の値上げが気になる
    通勤定期代の値上げが気になる
  • 都心を走る山手線
    都心を走る山手線
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首都圏の運賃が高くなる

   ä»Šå›žã®é‹è³ƒæ”¹å®šã§ã¯ã€æ±äº¬åœã«ã‚る「電車特定区間」「山手線内」の運賃区分を、「幹線」に統合する。一部区間で交通系ICカードよりも紙のきっぷのほうが安いところがあったが、それをやめ同額か、交通系ICカードのほうが安いようにする。

   ã€Œå¹¹ç·šã€ã¨ã¯ã€å›½é‰„末期の1981年に国鉄の路線を2種類に分け、その際の過去の輸送実績に基づいて分けた区分で、主要な路線として位置付けられたものである。JR移行後に新設された路線は、輸送予測で「幹線」かどうかを決めた。そうではない路線を「地方交通線」と呼ぶ。

   ã•ã‚‰ã«ã€ã€Œå¹¹ç·šã€ã€Œåœ°æ–¹äº¤é€šç·šã€ã®é‹è³ƒã‚’値上げする。普通旅客運賃と、通勤定期旅客運賃を値上げし、6か月の通勤定期旅客運賃の割引率を見直すというものだ。通学定期旅客運賃は据え置くという(ただし首都圏の電車特定区間は「幹線」の料金となる)。

   æ™®é€šé‹è³ƒã®æ”¹å®šçŽ‡ã¯å¹¹ç·šãŒ4.4%、地方交通線が5.2%、通勤定期は幹線が7.2%、地方交通線は10.1%である。この両者では通学定期の運賃改定はない。

   æ™®é€šé‹è³ƒã‚ˆã‚Šã‚‚通勤定期のほうが値上げ率は高く、定期券の割安さが薄らいでいる。

   ã ãŒã€Œé›»è»Šç‰¹å®šåŒºé–“」「山手線内」が幹線に統合される影響は、非常に大きなものとなっている。普通運賃の改定率は電車特定区間で10.4%、山手線内で16.4%、通勤定期は電車特定区間が13.3%、山手線内は22.9%、通学定期は電車特定区間で8.0%、山手線内で16.8%。都心に近ければ近いほど値上げ率が高く、通勤定期の値上げはすごいことになっている。

   ã€Œé›»è»Šç‰¹å®šåŒºé–“」「山手線内」の値上げ状況を詳しく見てみよう。

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