Webの管理画面を利用してYAMAHA RTX1200にポートフォワーディングを設定する
Webの管理画面からYAMAHA RTX1200のポートフォワーディングの設定をします。
前提
※初期設定ウィザードで設定をした状態から始めます。(NATの設定が完了した状態になっています。)
設定手順
管理画面を表示し[管理者向けトップページ]を表示します。左側の管理支援メニューの[ルーター機能]カテゴリの[NAT]メニューをクリックします。右側にインターフェースが表示されますので、接続インターフェイスになっている[PPPoE] [PP1/LAN2]の[設定]ボタンをクリックします。
NATの設定ウィンドウが表示されます。すでにIPマスカレードが設定されているので1000番にIPマスカレードの設定が表示されています。右側の[設定]ボタンをクリックします。
変換ルールの設定ウィンドウが表示されます。
ウィンドウの下部の静的IPマスカレードにポートフォワーディングするIPアドレスとプロトコル、ポート番号を記載します。今回はルーターのIPアドレスにアクセスしたポート80を192.168.64.128にフォワードする設定を追加します。内側のIPアドレスに"192.168.64.128"を入力します。プロトコルはhttpを想定していますので"tcp"を入力します。ポート番号は"80"を入力します。入力ができたら右側の[追加]ボタンをクリックします。
設定内容の確認ウィンドウが表示されます。[登録]ボタンをクリックして設定を追加します。
設定が追加されました。戻るボタンをクリックして戻ります。
静的IPマスカレードの欄に先ほど追加した内容が追加されていることが確認できます。
続いて、httpsも192.168.64.128にフォワーディングする設定を追加します。内側のIPアドレスに"192.168.64.128"、プロトコルに"tcp"、ポート番号に"443"を入力し[追加]ボタンを押します。
#design(style="color:red"){※注意:今回は設定のために設定を2つに分けています。ポート番号は複数指定することができます。実際の設定では内側のIPアドレスに"192.168.64.128"、プロトコルには"tcp,udp"、ポート番号には"80,443"と入力します。}
設定内容の確認ウィンドウが表示されます。[登録]ボタンを押します。
設定内容が登録されました。[戻る]ボタンを押して戻ります。
設定ができたら、画面下部の[確認]ボタンをクリックします。
設定内容の確認ウィンドウが表示されます。[登録]ボタンをクリックして設定内容を登録します。
設定内容が登録されました。
IPフィルタの設定
上記設定をしただけでは動作しない場合があります。ウィザードによる標準の設定ではルーターのポートが閉じているため、ポートの開放をする必要があります。
こちらの記事を参照して必要なポートの穴あけをします。
ポート変換もする場合
ポートフォワーディングの際にポート番号の変換をする場合はポートの欄に
と記入します。
下図の設定例ではルーターにアクセスした8080ポートを192.168.64.74のポート80にフォワーディングします。
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- RTX1200
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著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。