チップチューンに打ち込む女子高生たちを描くノベルゲーム『西武ロードリスト蘭のチップチューン地獄』の開発が進められています。本作は『ロックマン9』や『エスカ&ロジーのアトリエ』の楽曲を手がけた下田祐氏(ハンドルネーム:YS)率いるプログレッシブゲームズの作品で、2017年8月に開催される「コミックマーケット92」で完成版を配布予定。公式サイトにてゲーム冒頭がプレイできる体験版の配信も行われています。
ジャンルは“チップチューンバトルノベルゲーム”となっており、公式ブログによると「紆余曲折を経てチップチューンな音楽で競い合う、ミスター味っ子や頭文字Dみたいな熱い話」が展開され、最強のチップチューンの刺客たちが主人公の前に立ちふさがるとのこと。
またユニークな点として、本作はNES形式ROMによる配布を予定しており、11月13日に開催された「デジゲー博2016」ではファミコンやファミコン互換機の実機を使った体験版を出展。さらにファミコン側はゲームギアに接続されており、カオスな空間が広がっていました。
■西武ロードリスト蘭本作の主人公。身長165cm、体重48kg。16歳。秋葉原高校1年生。ゲー△ボーイを使ったDJをしている。父親はプレグレッシブゲームズの社長でイラン人の天才プログラマ、ナジャ・ロードリスト。母親はイラストレーターの西武凛。赤子の頃からゲーム会社の中で育ち、3歳でメガデモを作る英才教育を施された。得意技はマシンガン・エムエムエル。曲を再生するよりも打ち込みの速度の方が早く、リアルタイムで頭の中で鳴っている音を再生出来る。使っているヘッドホンはSONY MDR-CD900ST 。
■長谷川ひまわり身長148cm、体重39kg。16歳。秋葉原高校1年生で蘭と同じクラス。父親は戦場カメラマン。母親は登山漫画家。中学生までを長野の山奥で過ごし、都会での生活に憧れていた。育った環境もあってかストイックな性格で、努力でカバーするタイプ。蘭がDJしている姿を偶然見かけて、ゲー△ギアでDJを始めたいと思い、蘭に教えを請う。使っているヘッドホンはB&W P-5。 「私にチップチューンをおしえてください!」
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なお、イラストはshirakaba氏、プログラムは門真なむ氏、下田氏が担当しており、音楽はNSD.Libを使用。ゲーム以外の展開も検討されています。