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IIJ.news vol.182

June 2024

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表紙の言葉

特集

IIJのサービスインテグレーション

通常、SIは「システムインテグレーション」の略称とされるが、本特集では「サービスインテグレーション」の“SI”である。この捉え直しの詳細については各論をお読みいただくとして、ここでは大意のみお伝えするなら、IIJがラインナップしているITサービスはもちろん、“利用者”にとってのITサービスまでを包括的にインテグレーションして提供することに込められた想い・メッセージとなる。

インフォメーション

1

「IIJグループ 中期計画 FY2024-FY2026」および中長期ビジョンを公開

IIJは、2024年度からの3カ年を対象とする中期計画とその先のビジョンを策定・公開しました。策定した計画・ビジョンをもとに、IIJグループはこれからも成長を続けてまいります。

経営理念および中期計画
2

IIJの白井DCキャンパス、
空気調和・衛生工学会賞技術賞を受賞

第62回空気調和・衛生工学会賞技術賞を「白井データセンターキャンパスの全体計画と運用検証」の業績が受賞しました。
本業績は、デジタル社会に不可欠なデータセンターにおけるエネルギー多消費という課題に対し、郊外型データセンター建物における空調エネルギーの最少化を追求したもので、サーバ室に外気冷房併用の壁吹出し空調方式を採用したことやAIを活用した運転制御などにより、国内トップレベルの省エネルギー性を実現したことが評価されました。
本賞は高砂熱学工業㈱東京本店、㈱IIJエンジニアリング、大岡龍三さまと弊社が共同受賞しました。

第62回学会賞技術賞および同奨励賞受賞者一覧
第62回学会賞技術賞審査結果についての講評

編集後記

2年ほど前から保護猫を飼っています。すごくビビりで、飼い始めた頃はベッドの下に隠れて息を殺していました。心を開き、撫でさせてくれるようになるまでかなり時間がかかりましたが、今ではすっかり家ネコに落ち着いています。知らない人が家に来るとまだダッシュでベッドの下に逃げ込みますが、家族だけを信頼してくれていると思うと、可愛さが倍増です。(T)

歩くことが好きです。正確に言うとザックを背負って前に進むことが好きです。趣味の登山で疲れた時も、ザックを背負えば「よし、進むか」と力が湧いて何kmだって歩くことができます。私にとってのザックは、小学生1年生にとってのランドセルのようなものでしょうか。今年もたくさんの山を歩く季節がやってきます。(Y)

中学1年の息子の体育大会がありました。小学校の時のような一大イベント感はなく、至って簡素。競技している姿がチラッとでも見られればいいやと期待せずに行ったのですが、予想外にも、クラス対抗リレーで走っている姿に(これまでで一番!)胸が熱くなりました。一生懸命な姿は他人の心を動かす大きな力があると体感しました。(M)

友人からもう使わないから安くすると言われてミラーレス一眼を購入しました。本体のみだったのでレンズを探しているのですが、知り合いのカメラ好き数人に聞いたら本体よりも遥かに高い値段のレンズの提案しかされず、震えています。(S)

発行/株式会社インターネットイニシアティブ 広報部
お問い合わせ/株式会社インターネットイニシアティブ 広報部内「IIJ.news」編集室
〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム
TEL: 03-5205-6310 E-mail: [email protected]
編集/村田茉莉、増田倫子、笹島貴明、中島優
編集協力/合同会社 Passacaglia
表紙イラスト/末房志野
デザイン/榊原健祐、榊原吏海(Iroha Design)
印刷/株式会社興陽館 印刷事業部
表紙の言葉
雨、風といった自然界の現象を描くのはとてもむずかしい。雨が描かれた絵で多くの人が思い浮かべるのは、歌川広重の「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」ではないだろうか。木版画であることが信じられないほど繊細な線で雨を表現している。今号の表紙は、点(円)と線(長方形)で、降り注ぐ雨のイメージを描くことに挑戦した。
末房志野

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