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治療薬マニュアル 2025

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圧倒的な添付文書情報量! 副作用、重要な基本的注意、併用禁忌・注意、作用機序、投与期間上限など、必要な情報を網羅。専門医による「臨床解説」(適応外使用など)や妊婦・授乳婦リスク分類など添付文書以外の情報も充実。後発医薬品や2024年収載の新薬を含む、ほぼすべての医療用医薬品を収録。PC・スマホで利用できる「Web電子版」付き。


※電子版の利用期限:2026年1月末
※Web電子版が2025年版のコンテンツに更新されるのは2025年3月末の予定です。2025年1月~3月は2024年版コンテンツをご利用いただけます。


*「治療薬マニュアル」は株式会社医学書院の登録商標です。

監修 矢﨑 義雄
編集 上野 文昭 / 越前 宏俊
発行 2025年01月判型:B6頁:2912
ISBN 978-4-260-05747-9
定価 5,610円 (本体5,100円+税)

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  • 序文
  • 目次
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2025年版の序

 30年以上の歴史を有する治療薬マニュアルは,臨床現場で使用可能な医薬品を網羅し,薬物治療に関する最も質の高い情報源として,あらゆる職種の医療提供者に役立てていただくことを目指してきた.その間,新規に開発され臨床使用できるようになった薬剤は膨大な数に上る.その一方で市場から撤退していった薬剤はそれほど多いわけではない.結果として掲載しなければならない医薬品の数は飛躍的に増加したが,それら多岐にわたって適正な情報を提供することが本書の使命である.すなわち広さと深さと正確さの全てを追求し続けている.
 本書では薬剤に関する直接的な情報のみに終始せず,実際の薬物治療に役立つように配慮した記載も少なくなかった.しかしながら膨れ上がり続ける内容量を鑑み,若干の縮小化を図った部分もある.重要薬の臨床解説は必要にして十分な簡潔な記載とし,電子版にあった重要処方は割愛した.元々これらは執筆者の個人的意見が介入する余地が多く,今の時代に必要な情報の科学性を維持するためにも,むしろ適切な改良点と考えられる.個々の医療用医薬品に関する信頼できる記載は添付文書であるが,その様式が改訂される運びとなり,製薬企業各社は過去5年にわたり新様式化を図り2024年3月までに作業を終えている.本書でもこれに応じた修正作業に取り組み,2025年版では新様式添付文書の反映をほぼ完了している.この点も本書の信頼性を担保する上で,重要な改訂であったと考えている.
 2025年版の出版は,膨大な改訂作業に取り組まれてきたご執筆担当の先生方や医学書院の編集室の方々のご尽力の賜物であり,大きな達成感と満足感が得られる一区切りであろう.心より感謝すると同時に,間もなく始まる翌年に向けた新たな改訂へのご協力をお願いする次第である.全国の医療提供者の皆さまには,この治療薬マニュアル2025年版を現在わが国で使用される治療薬に関する最も信頼できる情報源として日々活用していただければ幸いである.

 2024年12月
 上野文昭

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薬物療法の基本的注意
 肝障害時の薬物療法
 腎障害時の薬物療法
 心不全時の薬物療法
 妊婦・授乳婦の薬物療法
 高齢者の薬物療法
 小児の薬物療法
 薬疹の診方と対応

図解 薬理作用
 関節リウマチ,統合失調症,うつ病,てんかん,パーキンソン病,高血圧,不整脈,心不全,気管支喘息,消化性潰瘍,脂質異常症,糖尿病,貧血,静脈血栓症,動脈血栓症

薬剤便覧と臨床解説
 1 解熱・鎮痛・抗炎症薬
 2 抗リウマチ薬
 3 催眠・鎮静薬
 4 抗不安薬
 5 抗精神病薬
 6 抗うつ薬・気分安定薬・精神刺激薬
 7 抗てんかん薬
 8 パーキンソン病/症候群治療薬
 9 脳循環代謝改善薬
 10 筋弛緩薬
 11 自律神経系作用薬
 12 抗めまい薬
 13 片頭痛治療薬
 14 その他の神経系用薬
 15 降圧薬
 16 Ca拮抗薬
 17 利尿薬
 18 β遮断薬
 19 抗狭心症薬
 20 抗不整脈薬
 21 心不全治療薬
 22 その他の循環器用薬
 23 アレルギー治療薬
 24 気管支拡張薬・喘息治療薬
 25 鎮咳薬
 26 去痰薬
 27 その他の呼吸器用薬
 28 消化性潰瘍治療薬
 29 健胃・消化薬
 30 下剤
 31 止痢・整腸薬
 32 その他の消化器用薬
 33 痛風・高尿酸血症治療薬
 34 脂質異常症用薬
 35 糖尿病用薬
 36 下垂体ホルモン製剤
 37 副腎皮質ホルモン製剤
 38 性ホルモン製剤
 39 その他のホルモン製剤
 40 子宮用薬
 41 骨粗鬆症・骨代謝改善薬
 42 ビタミン製剤
 43 輸液・栄養製剤
 44 電解質製剤
 45 灌流用剤
 46 解毒薬・中毒治療薬
 47 抗菌薬
 48 抗真菌薬
 49 抗ウイルス薬
 50 寄生虫・原虫用薬
 51 抗癌剤
 52 免疫抑制薬
 53 眼科用薬
 54 耳鼻咽喉科用薬
 55 口腔用薬
 56 泌尿・生殖器用薬
 57 痔治療薬
 58 皮膚用薬
 59 血液製剤類
 60 造血と血液凝固関係製剤
 61 ワクチン・トキソイド
 62 麻薬
 63 麻酔薬
 64 生活改善薬
 65 その他の治療薬
 66 検査・診断用薬
 67 造影剤
 68 放射性医薬品
 69 消毒剤
 70 歯科用薬
 71 再生医療等製品
 72 漢方薬
 73 新薬

付録
 重大な有害反応(副作用)の症状と,原因となる代表的な医薬品
 後発医薬品に関する情報と選択の留意点
 医薬品リスク管理計画(RMP)と薬剤師の責務
 「医薬品の安全使用のための業務手順書作成マニュアル」について
 ハイリスク薬投与患者の薬学的管理
 処方箋の書き方
 疾患別禁忌薬・注意薬一覧
 薬物血中濃度モニタリング(TDM)の対象となる薬物とその有効・中毒濃度範囲
 基本的薬物動態用語
 製剤の風味一覧
 薬剤の影響を受ける臨床検査一覧
 投薬期間に上限が設けられている医薬品

索引
 識別コード索引
 欧文索引
 和文索引
 薬剤欧文略語一覧
 薬効分類番号一覧

電子版
 薬物と飲食物・嗜好品との相互作用
 薬効分類番号一覧(4桁)

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