安倍 誠
研究歴
入所以来、旧経済協力研究部などで韓国企業・産業の調査に従事してきました。重点的に研究してきた分野は、韓国主要財閥の所有・経営構造の特質とその変化、韓国鉄鋼業の先進国へのキャッチアップ過程、日韓経済関係の歴史的展開などです。
現在取り組んでいるテーマ
現在の研究テーマのひとつは、キャッチアップをほぼ終了するとともに急速な少子高齢化に直面する韓国経済の課題について、広く政治経済学的にアプローチすることです。もうひとつのテーマは、資本市場がグローバル化する一方で韓国の家族のあり方も大きく変化するなかで、ファミリービジネスとしての韓国財閥の持続可能性を明らかにすることです。