箱入り嫁さん
レビュアー:
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腸内の細菌たちは、人間が食べたものをエサにして、
互いに競い合い、助け合いながら生きる“生態系”を作っています。
その細菌たちの生態系のことを「腸内フローラ」と呼びます。
2015年9月7日発行・・・2016年1月9日読みました
・ 私たちが今まで「個性」と呼んでいたもののなかには、
じつは「腸内フローラの個性」が含まれています
・ 腸内細菌を「善玉菌」「悪玉菌」と分けることは、じつは難しいのです
重篤な病気を引き起こす菌の親戚が、病気を防ぐ重要な役割も果たしています
・ 健康な人のうんち(腸内細菌)を、
抗生物質が効かない重症患者に移植する治療法「便微生物移植」
効果は絶大で、成功率は92%にもなります
・ 腸内フローラは、これまでの医学が見落としてきた私たちの「新たな臓器」です
人体の仕組みは、見直されるべき時代に入っています
・ 私たちは、腸内細菌と共に生きています
「私」とは、じつは「腸内細菌と私」なのです
★フローラ
・ 「エクオール」の原料は大豆!
エクオールを作る細菌は日本人の2人に1人が持っている
・ アレルギー改善が期待される細菌たちのエサは食物繊維
・ 腸のバリアを守っているのは腸内細菌が作る「短鎖脂肪酸」
・ 動物は腸内細菌なしには健康に生きていけない
・ 生物の進化の歴史を考えると、
腸が“考えている”としても少しもおかしくありません
・ 私たちは、どの腸内細菌を住み着かせるかチョイスしている!
・ 無用の長物じゃない!“盲腸”は腸内細菌のための重要な臓器
・ 地球上のありとあらゆる動物は、
単独で生きるようには進化せず、腸内細菌と「共進化」しています
・ 「昔ながらの生活が健康にいい」のは、腸内細菌と共進化してきたから
・ 理想の腸内フローラは、人によって違うかもしれない
・ 万人に通用する「理想の腸内フローラ」が存在するかどうかはわからない
・ 現代の医学で原因不明と思われていることのうち、
かなりのものが腸内細菌と関係している可能性があります
・ この先、より多くの研究者が興味を持ち、
腸内フローラの解明に取り組めば、
もっともっと面白いことがわかってくるはずです
≪箱入り嫁のつぶやき≫
私はテレビを見ていなかったので知らないことが多く、
腸内ですごいことが起こっているんだとびっくり!
腸内にも宇宙を見た気がしました。
これから もっともっと面白いことがわかってくるらしい腸内フローラ、
あちこちにアンテナをのばしながら、楽しみに待ちたいと思います。
「腸内フローラ」ブームを巻き起こした
話題沸騰のNHKスペシャル、ついに書籍化!
ダイエット、美容、糖尿病、うつ、アレルギー・・・
あらゆるものが「腸内フローラ」に影響されていた!?
日々の暮らしに役立つお得情報から
私たちと細菌の深~い関係まで、
腸内フローラを徹底解説!
――内容紹介より――
【私の心に残ったこと】
★腸内の細菌たちは、人間が食べたものをエサにして、
互いに競い合い、助け合いながら生きる“生態系”を作っています
その細菌たちの生態系のことを「腸内フローラ」と呼びます
・ 私たちが今まで「個性」と呼んでいたもののなかには、
じつは「腸内フローラの個性」が含まれています
・ 腸内細菌を「善玉菌」「悪玉菌」と分けることは、じつは難しいのです
重篤な病気を引き起こす菌の親戚が、病気を防ぐ重要な役割も果たしています
・ 健康な人のうんち(腸内細菌)を、
抗生物質が効かない重症患者に移植する治療法「便微生物移植」
効果は絶大で、成功率は92%にもなります
・ 腸内フローラは、これまでの医学が見落としてきた私たちの「新たな臓器」です
人体の仕組みは、見直されるべき時代に入っています
・ 私たちは、腸内細菌と共に生きています
「私」とは、じつは「腸内細菌と私」なのです
★フローラ
・ 「エクオール」の原料は大豆!
エクオールを作る細菌は日本人の2人に1人が持っている
・ アレルギー改善が期待される細菌たちのエサは食物繊維
・ 腸のバリアを守っているのは腸内細菌が作る「短鎖脂肪酸」
・ 動物は腸内細菌なしには健康に生きていけない
・ 生物の進化の歴史を考えると、
腸が“考えている”としても少しもおかしくありません
・ 私たちは、どの腸内細菌を住み着かせるかチョイスしている!
・ 無用の長物じゃない!“盲腸”は腸内細菌のための重要な臓器
・ 地球上のありとあらゆる動物は、
単独で生きるようには進化せず、腸内細菌と「共進化」しています
・ 「昔ながらの生活が健康にいい」のは、腸内細菌と共進化してきたから
・ 理想の腸内フローラは、人によって違うかもしれない
・ 万人に通用する「理想の腸内フローラ」が存在するかどうかはわからない
・ 現代の医学で原因不明と思われていることのうち、
かなりのものが腸内細菌と関係している可能性があります
・ この先、より多くの研究者が興味を持ち、
腸内フローラの解明に取り組めば、
もっともっと面白いことがわかってくるはずです
1.腸内フローラしだいで“やせ”にも“肥満”にもなる?
2.糖尿病は“腸内フローラに効く薬”で治せる?
3.腸内細菌が作る物質「エクオール」は、お肌を“若返らせる”?
4.腸内細菌には、がんを“防ぐ菌”と“引き起こす菌”、どちらもいる?
5.腸内細菌が“謎の動脈硬化”を引き起こす?
6.花粉症やアトピーなどのアレルギーを腸内細菌が防いでくれる?
7.腸から細菌の毒素が“漏れる”と万病のもとになる?
8.あなたの性格はあなたの腸内フローラが決めている?
9.腸内細菌が脳に“話しかける”ことで、うつ症状が改善する?
10.自閉症にも腸内細菌が関わっている?
≪箱入り嫁のつぶやき≫
私はテレビを見ていなかったので知らないことが多く、
腸内ですごいことが起こっているんだとびっくり!
腸内にも宇宙を見た気がしました。
これから もっともっと面白いことがわかってくるらしい腸内フローラ、
あちこちにアンテナをのばしながら、楽しみに待ちたいと思います。
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格闘技のつもりで本を読もう!たった一言に出会うために本を読もう!という言葉が好きです。ビジネス書、元気をもらえる本が多いです。
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- 出版社:主婦と生活社
- ページ数:245
- ISBN:9784391146561
- 発売日:2015年08月28日
- 価格:1393円
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