
ポロト湖の天然氷を使ったリンクで、室内ホッケーの「ユニホック」を楽しむ子どもたち=2002年度、白老町体育協会提供
真冬の風物詩だった屋外スケート場が全国各地で姿を消しつつある。1980年代に全国で700以上あった施設は、直近の統計で109まで減少した。温暖化などの影響でリンクの維持が難しくなっているためで、北海道内でも施設の閉鎖や営業期間の短縮が相次ぐ。このまま温暖化が進めば、道内も2090年代には「スケートは屋内が当たり前」の時代が訪れるとの予測がある。
「年明けに家族と行くのが恒例だった」。天然リンクがあった胆振管内白老町のポロト湖で、約50年前に町役場職員としてリンク整備に携わった岩城達己さん(70)は懐かしむ。
ポロト湖のリンクは歴史が古い。少なくとも1962年に記録会が開かれた資料が残っており、子どもの遊び場としても長年親しまれてきた。...
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