札幌市の繁華街ススキノで26日、男女4人が負傷した雑居ビル火災で、ビルから直接外へ出られる階段が1カ所しかなく、十分な避難経路が確保されていなかったことが29日、分かった。1974年の改正建築基準法施行令で、6階以上の建物は2カ所以上の非常階段を設けると定められたものの、ビルは改正前に建てられたため、適用の対象外だった。出火時に逃げ場が限られ、避難者が重傷となる事態につながった可能性もあり、札幌市消防局などは当時の状況を詳しく調べている。...
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