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出版者情報
ラオス料理を知る、つくる
- 初版年月日
- 2024年3月25日
- 書店発売日
- 2024年3月8日
- 登録日
- 2024年2月16日
- 最終更新日
- 2024年2月29日
紹介
タイ、ベトナム、カンボジア、中国、ミャンマーに囲まれた、東南アジア唯一の内陸国であるラオス。その食文化や料理は日本ではいまだ知る人が少ないものの、米を中心とした食事であること、発酵調味料のうま味を多用することなどは日本とも共通する部分であり、「食べたことがないのに懐かしい味がする」と感じる日本人が少なくないと言います。また、多彩かつ鮮やかな香りを駆使する料理手法や、日本とは異なる食材の使い方、そして食べられるものは無駄にせずなんでも使う姿勢には、ジャンル問わず多くの料理人が興味を惹かれることでしょう。
本書では、ラオス現地で料理と食文化を学んだ日本の料理人2氏による、ラオス定番の料理約60品分のレシピと解説を収録しました。ラオスでよく使われる食材、基本調味料、発酵食品、調理道具なども一挙に紹介します。
著者2氏に加え、文化地理学/東南アジア地域研究者、ラオスの少数民族の村に暮らした染織技術者など、ラオスに精通する4氏が執筆する食にまつわる多彩なテーマのコラムも読みごたえばつぐん。
ラオスの食の魅力を全方位から総合的に伝える一冊です。
目次
●ラオスの基礎データ
●ラオスの食文化概説
●ラオスの基本食材と調理道具紹介
●ラオスの定番料理約60品のレシピと解説
ディップ/和え物/サラダ/煮物・スープ/蒸し物/焼き物/炒め物/揚げ物/麺料理/菓子/デザート
●ラオスの食にまつわるコラム
Column 1 ラオスの“タマサート”な食材について(小松聖児)
Column 2 ラオス北部のレアな発酵食品(横山智)
Column 3 主食がもち米であるということ(岡田尚也)
Column 4 ラオスの飲み物と、料理との合わせ方(岡田綾)
Column 5 ラオスにおける「祭りや儀式での食」と「日常の食」(森卓)
Column 6 山に暮らす少数民族の食(前川佐知)
Column 7 ラオス料理を日本でつくるときに意識していること( Vol.1岡田尚也、Vol.2小松聖児)
●あとがきに代えて「ラオス料理における近隣諸国からの影響と、ラオスの食の今」
上記内容は本書刊行時のものです。