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ラオス料理を知る、つくる 岡田 尚也(著/文) - グラフィック社
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ラオス料理を知る、つくる (ラオスリョウリヲシル ツクル)

趣味・実用
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B5判
208ページ
定価 3,000円+税
ISBN
978-4-7661-3859-7   COPY
ISBN 13
9784766138597   COPY
ISBN 10h
4-7661-3859-7   COPY
ISBN 10
4766138597   COPY
出版者記号
7661   COPY
Cコード
C2077  
2:実用 0:単行本 77:家事
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年3月25日
書店発売日
登録日
2024年2月16日
最終更新日
2024年2月29日
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紹介

タイ、ベトナム、カンボジア、中国、ミャンマーに囲まれた、東南アジア唯一の内陸国であるラオス。その食文化や料理は日本ではいまだ知る人が少ないものの、米を中心とした食事であること、発酵調味料のうま味を多用することなどは日本とも共通する部分であり、「食べたことがないのに懐かしい味がする」と感じる日本人が少なくないと言います。また、多彩かつ鮮やかな香りを駆使する料理手法や、日本とは異なる食材の使い方、そして食べられるものは無駄にせずなんでも使う姿勢には、ジャンル問わず多くの料理人が興味を惹かれることでしょう。
本書では、ラオス現地で料理と食文化を学んだ日本の料理人2氏による、ラオス定番の料理約60品分のレシピと解説を収録しました。ラオスでよく使われる食材、基本調味料、発酵食品、調理道具なども一挙に紹介します。
著者2氏に加え、文化地理学/東南アジア地域研究者、ラオスの少数民族の村に暮らした染織技術者など、ラオスに精通する4氏が執筆する食にまつわる多彩なテーマのコラムも読みごたえばつぐん。
ラオスの食の魅力を全方位から総合的に伝える一冊です。

目次

●ラオスの基礎データ
●ラオスの食文化概説
●ラオスの基本食材と調理道具紹介
●ラオスの定番料理約60品のレシピと解説
ディップ/和え物/サラダ/煮物・スープ/蒸し物/焼き物/炒め物/揚げ物/麺料理/菓子/デザート
●ラオスの食にまつわるコラム
Column 1 ラオスの“タマサート”な食材について(小松聖児)
Column 2 ラオス北部のレアな発酵食品(横山智)
Column 3 主食がもち米であるということ(岡田尚也)
Column 4 ラオスの飲み物と、料理との合わせ方(岡田綾)
Column 5 ラオスにおける「祭りや儀式での食」と「日常の食」(森卓)
Column 6 山に暮らす少数民族の食(前川佐知)
Column 7 ラオス料理を日本でつくるときに意識していること( Vol.1岡田尚也、Vol.2小松聖児)
●あとがきに代えて「ラオス料理における近隣諸国からの影響と、ラオスの食の今」

著者プロフィール

岡田 尚也  (オカダ ヒサヤ)  (著/文

大学院時代の1999年、焼畑農業の研究のため初めてラオスを訪れる。
ラオスの自然とそこで暮らす人々に魅了され移住を決意。
2004年首都ヴィエンチャンで地元食材を取り入れた創作料理店を開業し、夫婦で10年間営む。
その間にラオス全土を精力的に巡り各地の料理や食文化を学ぶ。
2015年に帰国し京都にラオス料理店「YuLaLa」を開業。
現地の家庭料理をベースに旬の食材を織り交ぜ、ラオス料理の素朴さと滋味深さの表現に心を砕く。

小松 聖児  (コマ ツ セイジ)  (著/文

大学院でラオスの水産資源流通を研究し、現地で主に「雑魚の利用」に焦点を当てたフィールドワークを行う。
修了後は水産卸売会社に勤務。
その頃からラオス料理を独学し、「小松亭タマサート」という屋号でラオス料理をマルシェで販売するようになる。
ラオス現地にも通うなか、2023年に会社を退職し、現在は京都を拠点にラオス料理のポップアップレストランを出店。
琵琶湖の淡水魚などを用いてラオスの食材利用の多様性を伝える。

上記内容は本書刊行時のものです。