ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

『かわいそうなぞう』を全世界に配布してもよいのではないか

ぐわぐわ団は常々『かわいそうなぞう』を取り上げています。戦争が悲劇しか生み出さないということを『かわいそうなぞう』はしみじみと伝えてくれるのです。

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上野動物園で大人気だった3頭の象、ジョン、レノン、ヨーコを戦争で空襲を受けて外に出たら暴れるから殺してしまえ!という日本軍に対して、ジョン、レノン、ヨーコが反戦を掲げて立ち上がるお話です。イマジンという歌で「想像してごらん、国境なんてないんだよ」と歌うジョン、レノン、ヨーコに世界が共感、平和を求めて立ち上がるシーンは涙なしには見ることはできません。

あまり知られていないかもしれませんが『かわいそうなぞう』はハリウッドにおいて『エレファントマン』というタイトルで映画化されました。内容はかわいそうではあるのですが、いろいろと内容が改ざんされており物議を醸しました。そのため、日本の映画会社が改めて映画化を目指して資金を集めているそうなのですが、残念ながら難航しているようです。リアルな象は使えないためCGを駆使した象を使うと言っているのですが、CGで象をこしらえるのはめちょんこお金がかかるようで、クラウドファウンディングでの資金集めは目標額1000億円に対して4,000円しか集まっていないようです。

とはいえ、そもそもは絵本なのです。絵本の版権を政府が買い取りマックスして、全世界に翻訳して配布すれば「戦争はあかん!平和が一番や!」とみんなが涙するのではなかろうかと思うのです。わけのわからん国際社会への資金援助や給食の提供なんてせず、日本の財産である『かわいそうなぞう』を世界に向けて配ることこそ、日本がするべき平和への活動ではないのでしょうか。

その際は『かわいそうなぞう』をとにかく推して推して推しまくっていたぐわぐわ団もついでに表彰してもらいたいと考えています。国民栄養賞ぐらいは欲しいものです。最近は健康に気を使って毎日野菜ジュースを飲んでいるのです。頑張りましょう。合掌。

徹子の部屋にデーモン閣下が出ていた

先日、徹子の部屋にデーモン閣下が出ておられました。

人間年齢62歳の閣下は昨年大病を患われて大変だったというお話でした。悪魔ではあるのですが人間の身体を使っている以上、病気もするということで、今は健康に気をつかわれているそうです、悪魔なのに。

そもそも広島県で「広島県がん検診啓発特使」を務められておられますので健康に関してお話をされるのも当然のことです。悪魔でも健康に気をつかわないといけないというのもわかっているのですが、どうしても「いたたまれない」という気持ちが拭えません。そんなことを言うなら悪魔が相撲の話をガッツリするのはどうなんだというご意見もあるかもしれませんが、まぁそれは私も相撲好きなのでヨシとします。

ていうか、年齢を重ねれば重ねるほど、知り合いと会ったときにする会話が健康の話になるのはなぜでしょうか。和泉元彌のダブルブッキングのお話をしたり、佐村河内守のゴーストライターのお話をすることなんてまずありません。10年ぶりに会った友達に対していきなり「和泉元彌のダブルブッキングはすごかったよな!」と息巻くのはさすがに失礼というものです。礼節尽くして何とかを待つみたいな言い回しがありますが、親しき仲にも礼儀あり、久しぶりに会う友に対して和泉元彌の空中元彌チョップの話をするのもよくありません。初対面の人に対しても同じですのでぐわぐわ団の読者の皆様におかれましては注意してもらえたら幸いです。

徹子の部屋ですが、延々と徹子と閣下の健康よもやま話が続いていたたまれなくなりまくってしまったので途中で見るのをやめたのですが、健康が大切であることは言うまでもありません。若かりし頃の聖飢魔Ⅱメンバーの映像なんかも見れたので嬉しかったのですが、徹子の「みなさんもお元気?」という問いかけに「まぁいろいろあるようですよ」みたいな閣下の返答が地味にもんにょりしてしまいました(私の記憶違いだったら申し訳ありません)。

とりあえず、健康以外の話題もいろいろと用意しておきたいと思うのでした。頑張りましょう。合掌。

関税とは何か?

アメリカ大統領トランプの皮をかぶったオチョンチョンが関税引き上げでやいのやいのと騒いでいますが、そもそも関税というのは何か?きちんと知っておかねばなりません。

※イラストはイメージです。

関税とはもともと江戸時代にあった関所が語源となっています。摂津国で100文で売っているお菓子が河内国では200文出さないと作れないとすると、摂津国でお菓子を買って河内国で売ればウハウハと考える人が出てくることでしょう。しかし、そんなことを許せば河内国のお菓子職人のお仕事がなくなってしまいます。

それを重く見た河内国当主の佐村河内守(さむらかわちのかみ)が摂津国で買ったお菓子を河内国に持ち込むときに100文税金として関所でお金をむしり取ることにしたのです。そうすれば仕入れ値が200文になって河内国のお菓子職人も摂津国のお菓子と勝負することができるのです。自分の国の産業を守るために税金をむしり取るわけです。

しかしながら、世の中はなぜか自由貿易こそ正義!みたいな雰囲気になってしまい、気が付けば安くモノが作れる国から買うことが正しいという世の中になってしまって、人件費が高い国はモノが作ることができなくなってしまいました。これはさすがにまずいと気が付いたのがオチョンチョンの皮をかぶったトランプ大統領……ではなく、トランプ大統領の皮をかぶったオチョンチョンなのです。

例のウイルスが流行ったときにマスクがなくてマスクド・ニシオカさんが何をかぶればよいのか!と激怒したということがありましたが、自分の国でモノが作れるというのは安全保障とか難しい言葉を使わずとも素晴らしいことであることがわかるかと思います。

アメリカも気が付けばIT産業は成長したものの、モノ作りを軽視しちゃった結果しっちゃかめっちゃかになってしまったのです。ですので、関税の仕組みをしっかりと使って自国の産業をどうにかこうにかしようとしているのです。

ちなみに、自由貿易でとことん儲けたのが中国で、アメリカは中国ふざけんな!という立場ですので、これからアメリカと中国との関係はますます悪くなっていくことでしょう。鳥取や島根の人は気を付けましょう。合掌。