「Claude 3.5 Sonnet」でWordの企画書をブラッシュアップしてみた

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「Claude 3.5 Sonnet」でWordの企画書をブラッシュアップしてみた


Lifehacker 2024年7月26日掲載の記事より転載

Claude 3.5 Sonnet(クロード)」が発表されて特に話題になった機能が「Artifacts」です。

Claudeが生成したコンテンツを、画面を2分割して表示し、ウィンドウを切り替えることなく、シームレスに編集できるようになりました。

本記事では、Artifactsの具体的な活用法と設定方法をご紹介します。

Artifactsで生成と修正を1画面で

今回は、Wordで作成した企画書をブラッシュアップするために、Artifactsを活用していきます。

1. 企画書をClaudeに読みこませる

1_sonnet_word

チャット画面で、企画書をClaudeに読み込ませて、「ブラッシュアップしたい」ことを伝えます。そうすると、改善点を箇条書きで教えてくれました。

2. 改善点を反映していく

2_sonnet_word

加筆する内容が多岐に渡ったので、1つずつ反映させるように指示を出しました。

AIが投げかける質問に答えていくと、チャット欄の右側に新しい企画書の生成がはじまります。これが「Artifacts」です。

ChatGPTやGeminiには、この2画面で見る機能がありません。

ただし、WordやGoogleドキュメントで出力できないので、完成したらコピペで対応しましょう。

マインドマップもすぐ作成

3_sonnet_word

手書きのマインドマップをスキャンしてアップロードすれば、整理された図やチャートを生成してくれます。

ChatGPTでは日本語の言葉が図に正しく表示されませんでしたが、Claudeなら日本語でも生成されます。

ブレインストーミングやアイデアをまとめる時にも活用できるでしょう。

Artifactsを使うには最初に設定を

Artifactsを使用するには、最初に設定が必要です。

まず、Claudeのホーム画面のプロフィールアイコンをクリックし、「Feature Preview」を選択します。

4_sonnet_word

表示されたウィンドウで「Artifacts機能」をオンにします。

5_sonnet_word

あとは、対話を続ける中で必要に応じてArtifactsが立ち上がります。

ただし、Claude 3.5 sonnetは4〜5時間の間に約6回程度のプロンプトしか入力できません。無料の範囲で活用する場合はなるべく具体的なプロンプトを入力するようにしましょう。

Microsoft OfficeやGoogleアプリとの連携ができないのがネックになるかもしれませんが、それをしのぐ編集のしやすさがArtifactsの魅力です。ぜひその自由度の高さを体感してみてください。

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Photo: 重田信