「小さくても侮れない」なんてレベルじゃないっ。
音楽制作用モニタースピーカーで知られる「ADAM Audio」。先日、そのラインナップの中で最も小さな最新スピーカー「D3V」の発表イベントに遊びに行ったのですが、このスピーカーには本気で驚かされました。
1999年にベルリンで設立されたADAM Audioは主に欧州のアーティストからの評価が高く、プライベートスタジオにセットされているのを見かけたりもしていたので、「ADAM Audioが下手な製品を出すわけない」という信頼がありました。「小さいけど凄い音が出るんだろうな」と予想はしていたのですが、その期待と想像を遥かに上回る出音だったんです。
この小ささで総合出力は240Wってのもすごいですが、DSP補正も搭載していて、とにかく緻密なサウンド。
音を聴いた瞬間に「いま最も欲しいスピーカー」になりました。
僕はこれよりサイズも価格も大きなスピーカーをメインで利用していますが、ゲーム機のオーディオ出力用とか、ビートマシンのモニター用なんかにも良さそう。もちろんメインでも全然イケるクオリティーです。この円安の時代に、約4万円でこのサウンドが手に入るのはちょっと衝撃です。
D3Vはブラックとホワイトの2色展開で、デスクの上にちょこんと置くだけで、プロ仕様のオーディオ環境が実現。しかも、USB-C入力とバランス型TRSフォン入力に対応していて、アイディア次第でいろんな使い方ができそう。
これはじっくり試してみたいスピーカーです。
Source: ADAM Audio