まるで未来を見てきたかのようなご意見。
発売が秒読み段階に入っている(と噂の)、TESLA(テスラ)の近未来EV「Cybertruck(サイバートラック)」。
ギンギラギンにさりげないステンレスの車体は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのタイムマシーン「デロリアン」を想起させます。
伝説のデザイナーがコメント
デロリアンこと「DMC-12」をデザインしたのは、イタリア人の工業デザイナーとして世界的に知られるジョルジェット・ジウジアーロ氏。イタリアのデザイン会社・イタルデザインの創設者でもあり、日本の折り紙に触発されたカーデザインも多く手掛けてきました。
このたびnprが85歳のジウジアーロ氏に、サイバートラックについてインタヴューを行いました。
すると「サイバートラックは成功するだろう」とのこと。少なからず自分の遺伝子を感じる車という点でも、親近感があるでしょうか?
ハミダシ者には好まれる
ジウジアーロ氏は、他にもこう話しています。
基準の外にハミ出すと、ほとんどの場合は挑発として見られます。これは家具や料理など、どんな分野でも起こることです。人はみな自分を特別な存在だと思っており、市場に必要なことなんです。
そしてサイバートラックは確実に成功するでしょう。私は確信しています。(サイバートラックは)ファンを見つけ出すでしょう
確かにサイバートラックは、デビューから衝撃的で革新的でした。出過ぎた釘は打たれないどころか、歓迎する人たちがいるってことなんでしょうね。
サイバートラックの遺伝子はイタリア?
以前にお伝えしましたが、サイバートラックはスポーツカーメーカー・ロータスの名車「エスプリS1」から影響を受けています。そのエスプリも、デロリアンも、デザインしたのはジウジアーロ氏なんです。
挑戦的なサイバートラックは、特に自分を特別視するハミダシ者ほど好むようです。実際に発売されたら、乗っている人たちにも注目してみたいですね。