なお会場はメタバース空間内となっております。
Perfumeや、きゃりーぱみゅぱみゅの音楽世界を支えている音楽プロデューサーの中田ヤスタカさん。彼はボーカルのこしじまとしこさんと共に、CAPSULE(カプセル)という音楽ユニットでエレクトロ・ポップを発表し続けているのはみなさまご存知でしょう。
そのCAPSULEが無料ライブを開催します。やったー! ライブタイトルは2022年12月に発売されたアルバム名を含めた「CAPSULE Live in VRChat “メトロパルス”」です。
開催日は2023年8月5日。時間は20時から。場所は世界のどこかのコンサートホール...ではなく、VRChat内に作られる仮想空間ワールドです。
制作にはキズナアイのXRライブを手掛けたReeeznDさんや、VRライブの先端を行くクリエイターのキヌさんをはじめ、錚々たるメンバーが関わっているとのこと。期待x期待のイベントとなりそうじゃないですか。
いい感じのGPUを積んだWindows PCが必要
なお、VRChatは無料です。ですが、安価なビジネスノートPCやMac、スマートフォンでは「CAPSULE Live in VRChat “メトロパルス”」にアクセスできません。いわゆるゲーミングPCと呼ばれるWindows PCが必要になります。
また仮想空間のなかにダイブしたようなVRビューを求めるのであれば、Meta Quest 2やPico 4などのVRヘッドセットが必要になります。アカウントの作成方法を含めて、詳しくはこちらをご覧あれ。
エントランスとなる「CAPSULE HOUSE」部分は公開中なので行ってみた
ティザーとして、でしょうか。ライブ会場手前にあるCAPSULE HOUSE部分は現時点でもアクセスすることができます。初代バーチャファイターや初代リッジレーサーなど、90年代初期のポリゴンゲームっぽいビジュアルがたまりません。
玄関はドアもなく開かれた雰囲気。
CAPSULE HOUSEの中に入ると、メトロパルスのジャケットで使われたビジュアルのポスターが貼られていますね。見事にカクカク、ポリポリしています。←→→ P+Kと鉄山靠のコマンドを入れたくなってきます。
スタジオエリアは待ち合わせスペースにぴったり。メトロパルスに収録されている『ギヴ・ミー・ア・ライド』『バーチャル・フリーダム』『フューチャー・ウェイヴ』『ひかりのディスコ』のオフィシャルMVや2021年公開のリマスター曲を見て、聴けるようになっているんですよ。
またピアノが置かれているテラスにいくと、ピアノアレンジされた『ひかりのディスコ』が流れてくる。これは気持ちがアガってくる仕掛けですね。
ライブ会場は山の中にある様子。CAPSULE HOUSEとは一本の橋で繋がっています。きっとここから別のワールド、別のインスタンスにワープするのでしょう。当日はここに多くのオーディエンスが思い思いのアバター姿となって集まるのかな。
...いや、いま思い込みでライブ会場手前にある、と記したけど、キヌさんが演出監修ということはこの家部分がそのままライブステージにトランスフォームする可能性もあるな...。
参考までに、キヌさんのライブ映像をごらんください。
開催日時は2023年8月5日の20時です
改めて記しましょう。「CAPSULE Live in VRChat “メトロパルス”」の開催日時は2023年8月5日、20時です。何人まで入れるのか、複数のインスタンスが作られるのかといった情報はまだ公開されていません。当日ぴったりの時間にアクセスしたら入れなかった、というケースも考えられるので注意しましょう。
なおスタジオエリアにあった、ULTIMATEのキーボードスタンド(きっと旧モデルのAX-48B)に置かれたヤマハDX7がいい。エロい。メトロパルスのレコーディングで使われたのでしょうか。
シンセサイザー好きにとってもワクワクする空間のCAPSULE HOUSE。VRChatにログインできる方は、ぜひ訪れてみてください。
Source: CAPSULE