ローマ教皇のロシアを非難するコメントが原因?
バチカンの公式サイトが先日、一時的にダウンしてしまいました。サイトに行くと「404」のメッセージが表示される自体に。どうやらこれはサイバー攻撃が原因だったようです。ロイター通信によると4時間ほどダウン状態が続いたとのこと。
今回のサイトダウンは、ロシアのウクライナ侵攻についてのローマ教皇の発言が雑誌に載った翌日に起こったのですが、タイミング的になにか関係があるのかもしれないですね。教皇はカトリック系雑誌「America」のインタビューで、「ロシアの少数民族部隊のチェチェン人とブリヤート人が最も残酷な行為をしている」と発言しています。
バチカンのサイトがサイバー攻撃によってダウンしてしまったのは、今回が初めてではありません。2年前にも中国のハッカーチームがバチカンのネットワークに不正アクセスしていたとNew York Timesが報じています。2019年には、バチカンがリリースしたお祈り用のアプリ「Rosary」が、ローンチからたった15分でハッキングされるという事件も。アプリをインストールした信者たちの個人情報が流出してしまいました。結構標的にされてますね…頑張れバチカンのセキュリティ!