残りの数少ないから気をつけてー!
アップルストア店舗のジーニアスたちに向け、コロナウイルスの影響でiPhone修理用代替機が不足しているとApple本社から通達があったと、Bloombergが報じました。
ジーニアスというのは、ジーニアスバーにいる修理担当スタッフ。iPhoneやMacの様子がおかしいとき、涙ながらにストアに駆け込みジーニアスの優しさに包まれた経験がある人は多いはず。
iPhone修理は即日パターンもありますが、故障の程度によっては1週間ほど預かりとなることも。その場合、預かり期間は代替機を貸してくれます。が、コロナウイルスの影響により、今、このiPhone代替機が不足しているというのです。Apple本社からのお達しには、今後2週間から4週間は代替機供給が滞る可能性があること、ストアですぐに代替機を準備できない場合、ユーザーには代替機郵送待ちを提案することなどが書かれています。また、Bloombergへの情報提供者いわく、各ストアでは修理をするための部品自体の在庫も品薄になってきているといいます。
Appleのサプライチェーンは中国の工場に大きく依存しているため、今回のコロナウイルス騒動では大打撃を受けています。米国、オーストラリア、ヨーロッパでは、iPad Pro、AirPods、Apple Watchの在庫も少ないという報道もでています。Appleはハードに重きを置いた企業だけに、FacebookやTwitterなどよりも影響が大きいですね。とはいえ、FacebookもヘッドセットOculus Questが品薄だって話ですけれど。
Source: Bloomberg