アバターチャット機能も! Magic Leapが計画する今後のロードマップ

  • author 岡本玄介
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アバターチャット機能も! Magic Leapが計画する今後のロードマップ
Image: Upload VR

複合現実がもっとリアルに面白くなりそう。

初めてL.A.で開催されたMagic Leapの開発者カンファレンスにて、ソフトウェア部門のヤニック・ペレットSVP(上級副社長)より、2019年の第1四半期のロードマップについて語られました。

Upload VRによれば、たとえば年末には3名のアバターが参加できるリモートチャット機能やユーザーがアバターをカスタマイズできる機能のリリースのほか、ウェブストリーミング用にMPEG-DASHをサポートする、と発表したとのこと。

開発環境や周辺機能の充実

そしてこの時期には、6DoF(6軸自由度)を持つコントローラーのSDK(ソフトウェア開発キット)をリリースすることにも言及。開発者はそれぞれのコンテンツに合わせてコントローラーを最適化することができ、基本的なハンド・オキュレーション・マスク(画面内に表示した手腕の下の画が遮られない機能)も導入されるとのこと。コントローラーを個別に購入することもできるようになります。

ほかにもスマートフォンで使うコンパニオン・アプリや、MagicScriptと呼ばれる開発環境、部屋より大きなマップを表示するラージ・スケール・マッピング機能なども登場予定と、あれば便利なものが続々と追加されるようになるのです。

それでもペレットSVPいわく、これらはまだ序の口といいます。そして「すべては開発者とクリエイターを念頭に置き、彼らと共に作ってきたことで、今後もそうします。皆さんと一緒に作り上げていきたいと思っています」と締めました。

MRゴーグルの「Magic Leap One」には全方向からパチンコを撃てるゲーム『アングリーバード』や、AIアシスタントの「Mica」(マイカ)もやってきます。いよいよもっておもしろくなってきますが……26万円近いハードル高めのお値段なんですよねぇ。どこかの四半期で値下げもお願いしたいものです。

Source: Upload VR