動かすだけなら、Kaby Lake世代のノートPCでもOKだってさ!
今年のホリデーシーズンに発売されるといわれている、マイクロソフトのWindows MRヘッドセット。お手軽にVR、そしてMR(複合現実)が楽しめるギアとして注目している方も多いのではないでしょうか。Steamのゲームも対応するっていいますし!
手持ちのPCでWindows MRヘッドセットが動かせるかどうか知りたい方は、Windowsストアから「Windows Mixed Reality PC Check」をダウンドードして使ってみましょう。GPU、グラフィックドライバー、CPU、メモリ、ストレージの空き容量、USBバージョン、OS、Bluetoothの有無といった8つの項目から、対応しているかどうかをチェックできます。
まだ Windows 10 (RS3) Fall Creators Update がリリースされていないので、OS欄にはまず間違いなくバツマークがつきますが。
マイクロソフトが発表した、具体的な動作要件も見てみましょう。
Mixed Reality PC・必要動作環境 | Mixed Reality Ultra・推奨動作環境 | |
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OS | Windows 10 (RS3) Fall Creators Update - Home, Pro, Business, Education | |
CPU | Core i5 (第4世代以降)/AMD FX-4350以上 | Core i5(第7世代以降)以上 |
メモリ | 8GB DDR3 Dual Channel | 8GB DDR3 |
ストレージ空き容量 | 10GB以上 | |
GPU | Intel HD Graphics 620以上(DX12対応) | NVidia GTX 965M/AMD RX 460以上(DX12対応) |
ドライバー | Windows Display Driver Model (WDDM) 2.2 | |
ディスプレイ解像度 | 800x600以上 | |
映像出力規格 | HDMI 1.4/DisplayPort 1.2 | |
USBバージョン | USB 3.0 Type-A/Type-C | |
Bluetooth | 4.0 |
必要動作環境のMixed Reality PCの場合、フレームレートは60Hzとなるとのこと。それでも、Intel HD Graphics 620を積んだノートパソコンでもOKという仕様はうれしいものです。
推奨動作環境のMixed Reality Ultra PCのフレームレートは90Hzになります。ゲーミングノート、ないしがグラフィックボードを積んだデスクトップを対象とした環境といえます。
従来のVRヘッドセットより安く、外部センサーなしでもトラッキングOKなWindows MRヘッドセットを遊び倒すために、いまのうちからPCのスペックアップ、してみませんか。
Source: Windowsストア,Windows Dev Center
(武者良太)